LINEマンガで連載中の『再婚承認を要求します』の原作、韓国小説の翻訳ネタバレを記載。
端折ってまとめて書いているので、全体的に伏線漏れあり。ご了承ください。
このところ、1話更新です。
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151話
ラスタはお腹が痛くなったのでソビエシュを呼びつけていたが、ソビエシュはまたか、と思い今回は訪問しなかった。毎度ながら、なぜ同じ嘘をつくのかと疑問におもいながら。
彼の今の平穏なひとときは、ラスタが青い羽抜いてしまった鳥に餌やりをする時間だった。皮肉な話である。しかし、このようなか弱い鳥にどうしてそんなことができるのかと不思議に思った。
ソビエシュは秘書であるカルル侯爵に、子供が生まれたら乳母をつけるように言う。
加えて、自分がいない時間は赤ちゃんの面倒を見る人が必要だから、とも言った。ソビエシュは育児書を読んでいると言う。
カルル侯爵は不思議に思った。ラスタには面倒を見させないのか、と。陛下が自分で見るつもりなのですか、と。しかし、カルル侯爵はその言葉を飲み込んだ。
ソビエシュからは奴隷文書は見つかったのかと質問もあったが、まだ見つかっていないとカルル侯爵は回答。ソビエシュは早く見つけるように指示した。
なんとしても文書を見つけ、破棄したかった。
また、ルベティを捕らえた目的は、もちろんラスタの罪の証人としてでもあるが、ロテシュ子爵の口を塞ぐ目的もあった。
そこへ突然侍女が現れて「ラスタ皇后が早産しました!」と言った。
急いでソビエシュは西宮に向かうことにした。
ラスタは出産は2回目であった。
しかも環境は前回より格段に良くなったが、お産の痛みは何も変わらなかった。
出産で汗だくになったラスタは、どうか息子であって欲しい…と願った。
しかし、生まれた子供は娘だった。
ラスタとソビエシュの今の関係では、2度目のチャンスがないことはよくわかっている。娘であることへの絶望感から呆然とするラスタ。
赤ちゃんへの愛情と、絶望感の板挟みになり涙が溢れた。
その絶望感から、赤ちゃんを抱っこすることもできなかった。
そこへソビエシュが現れたので、急いで侍女から赤ちゃんを取り上げた。
綺麗な娘です…と言ってソビエシュに見せる。
ソビエシュはぎこちなくも抱きかかえるのだった。
一方、ラスタが赤ちゃんを出産した知らせは西大帝国にも届いた。
ナビエはサンシチェオンから戻ってきた兄のために、一家で祝賀会の最中という、最悪のタイミングでこのニュースを聞いた。
そして祝いの席を抜け出して、ハインリと2人でその知らせを確認した。ハインリもナビエも、早産に驚いていた。
烏滸がましいことに、子の出産を祝うパーティーの招待まで届いているという。
そして、この事情を知るニアンによれば、ラスタの早産の理由は悪いニュースを聞いたことによる動揺だと言う。
意図せずだがナビエが放った手形の問題がもう攻撃となり彼女に届いたようだ。
また早産であっても赤ちゃんは健康ではあると言う。
きっとソビエシュは心から喜んでいるであろう。残念ながらナビエは赤ちゃんへの祝意は感じられず、ただソビエシュが憎く思えた。
ナビエは赤ちゃんのことをぼんやり考えながら、部屋で侍女たちが騒いでいるのを聞いてたいると、眠くなってきた。
最近眠くなるのが異様に早かった。
目を覚ますと侍女の姿が見えない。変わりにそこには金色の羽が見えた。
クイーンだ!と思い話しかけるが、返事がない。
ナビエは鬼ごっこか!と思い捕まえようとする。なんとか王座のところまで来て捕まえられた。
しかし抱きかかえると、どんどん小さくなり、丸くてお尻がぷりっとした小鳥になった。首を傾げた姿が、とても可愛い。赤ちゃんのようだ。
抱き上げて頬ずりをしようとしてくる。猫かぶりのハインリの仕業か?と思い抱き上げようとしたら突然、「陛下?」とニアンに話しかけられた。
ナビエは「赤ちゃんの鳥は?」と聞くも、ニアンは何のことか?という様子。
どうやら眠っていたらしい。
赤ちゃんには罪はないので、元気で良かった…!それにしても、子供だけは可愛がるだろうと思っていたラスタが、娘だと分かった瞬間、落胆。そして可愛がれないなんて、本当に悲しい。
母親としてどうなの?いや、その前に人間として…だけど。
それが正解だと思いますね。
ナビエたちを早速祝賀会に誘ってくるなんて。これもラスタの仕業なんでしょうか?ありえない。
ナビエは初めてラスタを攻撃しましたが、それがついにラスタに効いたことを認識しました。赤ちゃんの早産は残念だけど、それだけラスタは痛いところを突かれたってことね。ナビエ良かったね!
ナビエとハインリの赤ちゃんかな?予知夢?
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