『拝啓「氷の騎士とはずれ姫」だったわたしたちへ』3巻を読みました。ネタバレと感想を書いていきます。
すれ違った過去の恋心。
今度こそ本当の貴方を知りたい。
王女リデルは子爵令嬢ジュリエットとして新たな人生を歩み始めたがあろうことか前世の夫オスカーと愛娘エミリアと再会をしてしまう。
さらに、エミリアの家庭教師となり、かつての自分の家で過ごすうち、オスカーがリデルを今も大切に想っているらしいと知るのだが……。
目を背けたい記憶と、信じたいという想いが交錯するなかジュリエットは過去の真実と向き合うことを決意する。
儚き願いは二人の希望となる……はずだった。
過去を乗り越えようとするはずれ姫と、過去に縛られ続ける氷の騎士。
これは、すれ違う二人の想いが時を越えて紡ぐ恋の物語、第三幕。
これまでのあらすじと感想はこちらから♬
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ではここからはネタバレです。
拝啓「氷の騎士とはずれ姫」だった私たちへ ネタバレ
エミリアの家庭教師としての生活を始めたジュリエット。
少しわがままな性格のエミリアですが、ジュリエットの言うことは素直に聞くようです。
オスカーは、王宮から客人が来るため、エミリアを教育してほしいと話しました。
王宮との事情については言葉を濁すオスカー。
ジュリエットは、リデルとして死んだあとの12年間に思いを馳せます。
*****
母をよく知る人がいると言うエミリア。
紹介されたのは、リデルだった頃の侍女ミーナでした。
ジュリエットは、心のうちでミーナの無事を喜びます。
リデルの代わりにエミリアの傍にいるためアッシェンに残ったと話すミーナに、ジュリエットはついありがとうと呟くのでした。
会話の流れで、リデルの墓参りをすることに。
お墓には、オスカーによって新しい花が供えられていました。
オスカーはリデルを大切に想っているとミーナが言います。
ジュリットは、オスカー、エミリアとともに食事をするのが日課になっていました。
食事の作法が身についたエミリアに、オスカーは微笑みます。
*****
中庭を眺めるジュリエットに声をかけたのは、マデリーン。
間違ってもオスカーの後妻を狙うなと言います。
オスカーの心には今も昔もリデルしかいないと。
*****
ジュリエットはとあるシスターに会います。
聞き覚えのある声に、なぜだか気分が悪くなってしまいました。
*****
ジュリエットの部屋を訪れるミーナ。
ミーナは、視察に来るのはイーサンだと話します。
そして、かつてオスカーの片目を奪ったのはイーサンなのだと。
ミーナはイーサンの怒りがエミリアに向かうことを心配していました。
時は、リデルの死の直後です。
リデルの死の責を問われ、どんな罰も受けると言ったオスカーに、イーサンは剣を振るいました。
*****
視察の来る日が訪れました。
ミーナとの約束通り、ジュリエットはエミリアの傍についています。
現れたイーサンは、面立ちが冷たく変わっていました。
*****
ジュリエットとエミリアは、ライオネルに会います。
ライオネルは、イーサンは王家を代表してリデルの墓参りに来ているのだと言いました。
明日はリデルの命日だったのです。
イーサンを交え、食事会が始まりました。
エミリアの成長を褒め、イーサンはリデルとの思い出を語ります。
リデルの肖像画を持ってこようと席を立つエミリア。
エミリアの目がなくなった途端、イーサンはオスカーに痛烈な皮肉を浴びせます。
*****
リデルの追悼の儀が始まりました。
式のさなか、花を飾った支柱がシスターに向かって倒れてしまいます。
助けに飛び込んだのは、オスカー。
シスターのベールが外れて見えたのは、シャーロットの顔でした。
拝啓「氷の騎士とはずれ姫」だった私たちへ 感想
リデル、オスカーにめちゃめちゃ愛されていますね……!!
オスカーとリデル、もっと上手に関係を築けていたら……と切ない気持ちになります。
それにしても、エミリアがとてもかわいい!さすが二人の娘!(笑)
エミリアの成長に関わることができたジュリエットですが、家庭教師という形で……これもまた切ないような、あたたかいような。
オスカーとシャーロットの関係、イーサンの動向、気になることがたくさんありますね!
次巻が楽しみです!
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