今回は私が近年ずっとはまり続けている、リカチ先生の作品を改めて紹介します。
星降る王国のニナは、BeLOVEにて、2019年11月号から連載中の王道ファンタジー漫画です!
読んで損はありません。読んだことがない人は是非。
あーネタバレ大体把握してから買うか決めるのよねー。って方。
簡単にまとめたのでご参考ください!
でもね、絶対に読んだ方が良いよ、漫画で!!!買って損ありません!
1巻は良く特別無料で読めるので、こちらも要チェックです!
星降る王国のニナ(1)ネタバレ
第一夜 罪のはじまり
フォルトナ国の城下に住み、瑠璃色の眼を持つ孤児のニナ。
サジとコリン兄弟と共に、物盗りなどをして生活していた。
ある日、体の弱いコリンが病に倒れ、治す術がないことで喧嘩し、家を飛び出すニナ。
ひとりぼっちの寂しさに涙を流したのだった。
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コリンが亡くなり、ニナはサジにとある場所に連れていかれる。
ニナはサジによって、人買いに売られてしまった。
人買いと思われる灰金目(きんめ)の男は、ニナの瑠璃色の目を確認し、これからは王女として生きろと言った。
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身なりを整えられたニナは、王宮の部屋の中で逃げ回っていた。
そこに、灰金目の男が現れ、不慮の事故で亡くなったフォルトナ国の姫巫女アリシャの代わりに、アリシャとして3ヶ月後に大国ガルガダの第一皇子に嫁ぐよう告げられる。
それに対してニナは、ニナに物事を頼む立場として正体を明かすように灰金目の男に迫る。
灰金目の男は、ニナの教育係兼主人のフォルトナ国第二王子アズール・セス・フォルトナだった。
第ニ夜 偽りの謁見
3日後の国王への謁見のために、厳しい教育を受けるニナ。
本物のアリシャは、亡き第三王妃の娘で、今まで星離宮(ほしりきゅう)奥で過ごしていたため、本当の姿を知る者が少なく、瑠璃色の目のお陰で身代わりはバレないという。
国王への謁見が無事に終わったら褒美がもらえることをモチベーションに頑張るニナだったが、疲れてしまった。
アズールが息抜きのために外に連れ出し、国のためにニナの協力が必要と告げた。
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国王への謁見の日、偽物だとバレたら全員打ち首という女官からのプレッシャーを受けつつ、場に赴くニナ。
途中、女王からの無茶振りもあったが、アズールが場を納め、ニナはアリシャ姫としてなんとか謁見をやり過ごした。
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謁見後、アリシャ姫の面倒を見る権限を主張して女王が押しかけてきた。
アズールへの嫌がらせとして、池に落ちた扇子を拾うように命じた女王に対し、建物の陰から見ていたニナが池に飛び込み、水をかけた。
怒る女王は世話係たちに引きずられて退散した。
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部屋の中に連れられ、謁見が済んだ褒美に、頭を撫でられながらしっかり褒めてもらったニナだった。
第三夜 灰金目王子の秘密
部屋から出ることを禁じられるも、窓から脱出を試みていたニナと、周辺をうろうろしていたフォルトナ国第一王子ムフルムが出会う。
2人は、アズールの弱みを握るために行動を共にし始める。
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翌日も剣術の稽古をしているアズールのもとに2人でこっそり訪れるが、一向に弱みが見つからない。
対して、ムフルムが剣術をサボっていることがわかった。
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さらに翌日、2人はアズールの私室へ潜入した。
しばらくすると、アズールが帰ってきたため、急いで隠れたがすぐに見つかってしまう。
忍び込んだことを注意され、反発して外に飛び出したムフルムを追いかけるニナだったが、2人一緒に使われていない井戸に落ちてしまう。
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助けが来るのを待つ中で、ムフルムが抱える劣等感とアズールへの憧れについて聞くニナ。
アズールに直接指導してもらえるようにお願いすることを提案した矢先、何故か井戸の水の水位が上がり始めた。
ムフルムを肩車し、冷たい水に体温を奪われながら耐えるニナの元に、アズールが助けに来る。
救出後、ムフルムがアズールに剣術の教えを乞い、2人の仲が少し良くなった。
ニナとアズールが部屋に帰る中、ニナの正体を探る影があった。
第四夜 失われた名前
アリシャ姫としての振る舞いが板についてきたニナ。
世間は“星祭り”の準備で賑わっていた。
そして、ニナがアリシャ姫としてガルガダ国へ嫁ぐ日がひと月半後に迫る。
隣国とはいえ、たどり着くのに数週間はかかることが判明し、アズールにもう会えなくなってしまうことに胸を痛めるニナ。
そこに、王様たちの側近らしき人物が現れ、ニナに星祭りの日に王宮から抜け出す道を教える。
*****
星祭り当日、教えてもらった通り、1人で王宮から抜け出したニナ。
過去に思いを巡らせ、かつての住処を訪れるが、何もない状態を見て、自分の存在も無くなるように感じ恐怖を覚える。
消えたニナを追い、アズールが駆けつける。
アズールに対し、“ニナ”が死ぬことに対する絶望と怒りをぶつけるニナ。
その姿を自身の過去に重ねるアズール。
すると突如、外から刺客が現れ、アズールが応戦する。
刺客の中には、ニナに抜け道を教えた者もいたが、容赦なく屠られた。
ニナは、アズールに八つ当たりしたことを謝り、改めて偽アリシャになることを決める。
アズールは、2人の時には“ニナ”と呼ぶことを約束した。
隣国に嫁ぐまで、残りひと月半であることを意識して、胸の痛みを覚えるニナだった。
星降る王国のニナ(1) 感想
孤児だった少女が、ある日突然お姫様の代わりとして生きることになるお話。
最初は混乱や戸惑いによって反発していたニナでしたが、アズールや王宮の人々と交流していくうちに使命感に駆られていきました。
そして、命を狙われるトラブルを通して、アズールとの関係が深まり始めましたね~~~
隣国に嫁ぐことが決まっているニナと、第二王子アズールが親密になっていく様を見ると、とても切ないです…
ファンタジーですが、設定も難しくなく、スッと理解できる世界観がとてもありがたいです。
これから、ニナとアズールの仲がどのように深まっていくのか、すごく楽しみな作品!!!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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