LINEマンガで連載中の『再婚承認を要求します』の原作、韓国小説の翻訳ネタバレを記載。
なるべく忠実に書いているのですが、英語で翻訳読みしているので、間違いや全体的に伏線漏れあり。
90話 同じ戦略
「マッケナ?何をしようとしている?私がやります。」
とハインリが言う。
マッケナはそういうと思いましたよ…と言い、
「陛下が準備するなら同じことですよ。陛下が準備したら愛と贅を尽くしたものになるでしょうよ。」
と続けたが、それに対してハインリは「結婚式を”称号を授与する場”にしようと思っている」と伝えた。
※称号を授与する場を戴冠式としておきます…
驚き凍るマッケナ。
そうすればいくら贅をつくしても文句は出ないだろうとハインリは続けた。
時期早々感は否めないが、戴冠式をすることには確かに多くの利点がある。
二人の結婚のニュースは各所に広がり祝福に包まれる。
その中で行われる結婚式は祝福ムードにつつまれ、
ナビエの肩書を『外国人』というものから『名誉ある皇后』というものへ上書きできるものになるだろう。
しかしこの話をしながらも、ハインリの顔は渋かった。
彼は自分の兄のことを考えていた。
元々西王国は封建主義の国ではなく、兵士の数は制限されていた。
にもかかわらず西王国が東大帝国に匹敵する軍隊を集めることができたのは、王室が裕福で王が軍隊を指揮できたため、であった。
しかし先王である兄ウォートン3世は違った。
彼は精神面も弱く病弱で、病床に伏してからが長かった。
自分が彼の傍でずっと診て居られたらよかったと思ったが、それはそれで毒殺説が高まったであろう。
幸いなことに、東大帝国の魔法使いの数が減った。
そのため、先々代(父)よりも王権は弱まったにせよ、こちらの魔法使いの数は変わっていないが。軍事力を強化する必要はなかった。
ふと、ハインリはマッケナに魔法学校の生徒であったエベリーについて魔力が戻ったのかどうか尋ねた。
マッケナは時間はかかるであろうが魔力は戻るであろう‥と答えるが、彼女にだけ魔力を戻すように指示したのだった。
かなり不満げなマッケナは無視で…。
一方、ソビエシュはナビエを捜索している隊からよい話が聞こえず終始イライラしていた。
ラスタは彼を心配そうに見つめていた。
離婚したくせにナビエを探し続けるソビエシュに対し、胎教に良くないと思いつつも不安は増していった。
ラスタはエルギ公爵から聞いた話として、
「ナビエは西王国に行った。皇后の評判は地に落ちました。皆、あなたの味方ですよ…」
と伝えた。
この時ソビエシュは悟った。
エルギ公爵は外国の王族でもある。彼はハインリの側についたのだ。
そして怒りの表情でラスタにも「もうエルギと付き合うな」と伝えた。
ラスタはなぜそのように言うのか理解できず ”ソビエシュがエルギ公爵に嫉妬しているのだ” と理解。
ラスタは陛下だけを愛していますよ、と伝える。
ソビエシュはラスタが理解していないことをわかりながら、胎教に良くないな、と言って話を切り上げたのだった。
↑ソビエシュのこういうところが今の状況を招いてますよね。無駄に優しい
西王国の近衛隊長のユニムは、久々に自宅に戻り
妹・ローズと会っていた。
そして、彼女にナビエの侍女として働くようにと伝えた。
ローズは不服ながらも、
国に役立つような王妃なのか、どんな人なのか観察してみようじゃないの…
と、侍女になることを決めたのだった。
ユニムの妹ローズがナビエのいる離宮を訪れたのは、翌日11時頃だった。
表面上は丁寧に挨拶をしたが、その目は警戒心にあふれていた。
ナビエは挨拶も早々に、衣装室に案内するように依頼。
そこで、6着の衣装を仕立てるようローズに依頼した。
ローズはどのようなものが良いか聞くも、この国のしきたりが分からないから、と一任した。
二人は衣装室を出て長い廊下を渡って遊歩道に出た。
西王国は東大帝国と比べて全体的に明るいトーンで、あちこちが宝石でキラキラとしている。
おもわずクイーンの羽の色を思い出した。
そして、ふと”そういえばマッケナが青い鳥という話は本当なのだろうか…”と考えた。
さらに二人で歩いていると、
「王宮に許可された記者です!お話よろしいですか?」
と唐突に記者?と思われる男性から話しかけられる。
ローズが静止をするも、話を始める記者。
「どうやってこんなに早く再婚したのか?みんな知りたがっていますよ!」と続けたのだった。
時同じくして、エルギ公爵はラスタといた。
偶然にもラスタに、記者を使って自分の価値を高める方法を教えていた。
ソビエシュにエルギと接触するなと言われたものの、彼女には彼より信頼できる人がいなかった。
お腹の子を守るのは自分、と心に決め、エルギの話に耳を傾けたのだった。
東大帝国の力を弱めるには確かに素晴らしい良い手段ですね。
よく分からない。
エルギ公爵がどちらの味方なのかはともかく、東大帝国の破滅?(笑)
いつかその真相も分かるのかな、伏線が多すぎるけど楽しみです!
この続きの91話はこちらから。
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