LINEマンガで連載中の『再婚承認を要求します』の原作、韓国小説の翻訳ネタバレを記載。
結論だけ書いたり、端折れる情景は端折って書いているため
全体的に伏線漏れあり。
83話はこちらから。
84話 ソビエシュの衝撃
近づいてきたソビエシュはこちらに話しかけた。
「皇后‥いやナビエ。これはどういうことだ?」
なぜ離婚と同時に再婚をしたい(できた)のか、
その相手がハインリなのか・・・・
聞きたいことがたくさんあるのだろう。
しかしナビエは
「前の夫に答える義理はない。」と言って話を遮った。
”前の夫”。
その単語はソビエシュを刺激したようで
額には怒りで血管が浮いて見えた。
「僕は未だ君が属する国の皇帝だ。
そして元妻の結婚を許していない!」
と、そこへ、大神官が割って入る。
「ソビエシュ皇帝、それは私の権限です。」
ソビエシュは怒って一旦立ち去った。
一部始終を聞いていた両親、侍女、パルアン侯爵は走ってこちらにやってきた。
「ナビエ様、これはどういうことですか?!」
矢継ぎ早に質問が飛んでくる。
事前に話ができなくて申し訳なかったと素直に謝ったナビエ。
そしてローラとジュベール伯爵夫人はナビエについて西王国へ行くと言った。
残念ながらイライザ侯爵夫人は難しいであろう。
ハインリは、ナビエの親に向かって
「あぁ!お義父さん、お義母さん!」といきなり挨拶をした。
両親はびっくりして互いに顔を見合わせるも、
ナビエの兄が既に西王国にいると話をすると安堵の表情になった。
彼がナビエや兄を迎え入れてくれると分かり、
少しは安心することができたのだった。
ラスタは、ナビエが本当に残酷な人だと思っていた。
離婚するとなったら別の国の皇后になるなんて!欲にまみれている!と怒っていた。
ラスタは、真っ直ぐ寝室に入ったソビエシュの後を追って
寝室へ行き、ソビエシュに話しかける。
しかし、今は1人にして欲しいと言われる。
そこでラスタは
・ラスタはハインリの手紙の相手がナビエであることを知っていた。
・ナビエを守るために、自分がハインリの文通相手だと嘘をついた
・ラスタが判断を誤った‥申し訳なかった
と伝える。
それを信じて、驚くソビエシュだった…。。
ナビエが、「ソビエシュと離婚、それと同時にハインリと再婚する」というニュースはすぐに町中に広まった。
そして町はその話でもちきりになった。
今までどの離婚した皇后も再婚はしなかった。
ましてや離婚と同時に再婚。そして他国の皇后になるなんて!
誰もがその話に驚いていた。
国への裏切りじゃないか。反対だ!
いや可哀そうなナビエに同情するし賛成だ!
…と、町の意見は分かれていた。
この話を聞いたナビエは
当然だわ、
皇后というのは国の一部であるから。
と苦笑いをする。
今ナビエの部屋にあるものは全て持って行こうと準備していた。
多分ラスタが捨ててしまうだろうし、置いていきたくもなかったから。
ナビエの両親も西王国に来ないかとハインリが誘ったが
両親は断りを入れた。
ナビエはハインリと西王国への出発時期を相談し半月後と約束した。
2人のやり取りの光景を見て笑っていたパルアン侯爵だったが、
扉を開けて正門を見るや否や、表情が固まる。
騎士たちが正門に立ちはばかっている様子が
見えたからだった…
ナビエはの振る舞いは最後まで素晴らしい一方で…ソビエシュが不憫で、少し可哀そうになる今回。
そしてラスタって本当に嘘うまいな!うまく嘘ついたな~と感心する今回。
ナビエは無事に西王国へ行けるのか?
もう再婚要求を承認し終わったので、今後のタイトルは再婚要求を承認してもらったその後…ですねw
この続きの85話はこちらから。
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