5/13発売の「私たちはどうかしている」を読みました。
いよいよクライマックス!ざっくりネタバレしていきます。
端折りまくるので、詳細は買って読んでください📕
正真正銘クライマックス!! 女将の過去を聞いた七桜と椿は、事件の真相を探るために母の手紙を検め、山奥にひっそりと住んでいた多喜川の父・秀幸と会うことに。死んだと思っていた秀幸の口から語られる母の秘密に驚愕する二人。真犯人はまさか…!? 一方、何かを察知した女将は栞が持っている「あるもの」を手に入れて七桜のもとへ向かう。七桜のことを想い続ける多喜川もまた光月庵を訪ねて……!! 本編(あとがき含む)200超の大増ページ!
ebookjapan
いよいよ女将さんの過去や物語の革新に迫ってきたよ!
今回は色々そうだったんだーって解決できる一巻だよ!
まだ「私たちはどうかしている」を読んだことが無い方!
ebookjapanさんで今なら1・2巻が無料ですよー!
この機会にぜひ!
ここからはネタバレで!注意!
ネタバレ
第66話 手がかり ネタバレ
女将さん(椿の母、今日子)は
死んだと話をされていた多喜川の父・秀幸に会いに、ひっそりと暮らす山小屋へ。
秀幸は家庭を壊して多喜川家に泥を塗ったからという理由で、ここで1人静かに暮らしていた。
女将さんは
「花岡七桜が邪魔だから消して欲しい」
と秀幸に頼む。
秀幸は拒否。
君には家族がいる、椿のがいるじゃないか、いつまでこんなことするのかと嗜める。
女将さんは
「椿は道具でしかない。自分を取り戻したい。」
と一蹴して、山小屋を出た。
*****
七桜は、父親を実は自分が殺したのかもしれない、と苦しむ椿を案じていた。
真実は知らないほうがいいかもしれない。
部屋に行くと椿は七桜の母からの手紙を読み返していた。
思わず椿を止めてしまう。
「お前は本当にそれでいいのか?
俺はこれからも美しい御菓子を作りたいから真実を知りたい」
と椿は、七桜に諭す。
******
時変わって
園遊会のお菓子の確認に行った七桜は、
椿が作ろうとしていた御菓子は
桜を模したお菓子だと知る。
春の始まり。希望の御菓子。
※ここの絵がカラーでしたよ
とても綺麗だったので(なんとも惹かれました、食べてみたい)
気になる方はぜひ見て下さいネ
椿が作るはずだった園遊会の御菓子。
同じものを自分が作らせてほしいと申し出る――――
******
家に帰って真実を知りたい、と決心した七桜は椿にそれを告げる。
そして二人で手紙を見返していると…
1通だけ母の差出元住所が違う手紙があることに気づく!
そこに行ってみることに。
そして二人は秀幸と会うのだった。
第67話 母の真実 ネタバレ
口を閉ざす秀幸だったが、どうして生きているのか、ここにいるのか。
二人は必死に彼を引き留めて聞き出そうとする。
そこで、七桜の母の手紙の住所を頼りに来たことを伝える。
そしてついに秀幸は母・百合子が導いたのなら…と思い口を開いた。
*****
秀幸と百合子の出会いは光月庵に入るずっと前。
多喜川が贔屓にしている茶菓子屋で働いていて、腕の良い職人だった。
話をして、百合子が樹(椿の父)に恋をしていることを知る。
しかしその際すでに樹には親の決めた許嫁がいた。
その許嫁こそ、今日子だった。
ある日、大旦那(椿の祖父)は友人に騙され多額の借金を背負うことになった。
資金繰りに困った光月庵。
そこで光月庵に手を差し伸べたのが今日子だった。
家宝を売ってください、と光月庵を訪ねた。
それで覚悟を決めた樹は破談にするつもりだった今日子との縁談を遂行。
百合子のことは諦め、結婚をしたのだった。
―――が、樹は百合子のことが諦めきれず、
今日子に指一本触れることができなかった。
そしてある日、樹と百合子は再開。
もちろん、勘の良い今日子はそれに気づいた。
そこで、復讐に…と秀幸を訪れ、一夜を共にする。
※つまり、樹は椿が息子ではないことは始めから知っていた。
百合子も時同じくして身重となっていた。
責任を感じた秀幸は彼女を泊めていたが、
心苦しくなったのか、ある日赤子の七桜を連れて出て行ったそうだ。
その後昼夜なく働く百合子は体を壊して入院。
そこで、樹と再開。
結局、百合子は樹のいる光月庵で働くことになる。
(なお、その際は今日子は百合子が樹の元恋人と知らず。)
百合子は光月庵で働いていたある日、
実は大旦那の友人による借金被害は、
今日子が仕組んだことだったと知ってしまう。
怒った百合子はあなたのせいで…!と
今日子に詰め寄る。
それにより今日子は、
樹の当時の恋人というのは百合子だったのだ!
と気づく。
そして後ろで樹もその話をきいてしまっていた。
これで今日子と別れることを決心。
―――結果、樹殺害事件に繋がった。
*****
どうしてこの話を知っていたのに秀幸は黙っていたのか。
誰をかばっていたのか?秀幸が犯人では?と勘繰る七桜。
問いただすと、秀幸は
「薫(七桜が慕う多喜川さんのこと)がやったんじゃないかと思う…・」
と告げた。
第68話 愛する人よ ネタバレ
秀幸は薫がやったのではないか?と疑ったが、彼には問いただせなかった。
それに責任を感じて8年前から、この山小屋で隠居生活をしていると言う。
「百合子さんの無実を隠したのは自分の罪で
本当に申し訳ない」
とこれまで事実を話さなかったことをわびた。
また自分ができることがあれば何でも言って欲しいと言う。
七桜はそれに対し、
「本当の家族に向き合って欲しい」
とだけ告げた。
*****
光月庵では栞が一人で作業をしていた。
そこを訪れた城島。
外熨斗と聞いていたものが内熨斗だったから、
作り変えているのだと言う。
新規でこんな時期にそんな注文珍しいね?と話ながらも
手伝いを買って出る城島だった。
作業のふたりが留守の光月庵の屋敷に現れる黒い影
そう、今日子だった―――
*****
多喜川(薫)が恨んでいたのは、今日子のはず。
なのに、なぜ樹を殺したのか。
そして、なぜ母の手紙を自分に渡したのか。
分からないことが多すぎて、
七桜と椿は二人で明日薫のところへ行くと約束した。
悶々としながら寝床につく七桜。
寝ているところへ黒い影が近づいて――――?!
*****
作業が終わり、部屋に戻った栞。そこに椿が訪れる。
彼女は姉からもらった短刀が無い、と言って探していた。
その言葉にピンと来て、七桜に危険を察知。
七桜の部屋へ行くと、そこには今日子!
そして、七桜へ短刀を刺していて、流血していた。
今日子は「これで光月庵はあなたのものよ」
と言うも
「そんなものいらない!」と怒って今日子を突き飛ばす椿。
どうして俺の人生から大切なものを奪うのかと呟く。
と、そこで
暗闇から
「消えるべきはあなただった」
と突然眠った七桜を抱えて現れる薫。
流血は見間違いでした。(あーよかったね)
何やってんだ、お前が樹殺しの犯人なんだろ?!と迫る椿。
七桜を刺していなかったことに気づいた今日子は七桜に刃を突き立てようとして
失敗し、それが薫に刺さる。
第69話 それぞれの愛 ネタバレ
刺さったことで
「これで今日子を地獄に道連れにできる」と喜ぶ薫。
そこで今日子が
「美由紀さんがちゃんと私を殺してくれれば…」
とポロっと犯人をこぼす。
※美由紀は薫の父。秀幸の亡き妻。
*****
20年まえ。
(多分精神を病んで)入院中だった美由紀を煽って、
「私を殺せばいいのよ」と包丁を渡した。
その夜美由紀が来るのをずっと待っていたが結局美由紀は来なかった。
今日子は自分を殺しに来た美由紀にやられ、
横で寝ている椿に
「百合子がやった。」と言い残して死のうと考えていたのだった。
しかし来なかった。
なぜなら誤って樹を殺していたから。
*****
その話を聞いた薫は激怒。
今日子に切りつけにかかる。
しかし
「薫に犯罪者になって欲しくない」と止める七桜の言葉で
思い留まる。
ここはもっと色々素敵な言葉があったので
漫画を読むこと推奨です!!!↑
ふと気づくと今日子がその場にいなかった。
急いで追いかける椿。
今日子はふらふらと夜の外に出て、
樹と幼い椿の幻影を見て、線路にたたずんでいた。
と、線路に電車が来て、これが私の罪だ――――と思ったところで
椿が今日子を突き飛ばす。
第70話 桜と椿 ネタバレ
今日子は椿に突き飛ばされたことを悟り、
思わず、椿!!と叫ぶ。
椿もなんとか電車にはねられず助かった。
結局死ななかった今日子。
「どうして死なせてくれなかったのか?」と迫る。
椿は今日子に、俺も母のいいところを一個くらい知りたい。と伝える。
そして事件の核心ーーー
本当は樹は
今日子を庇って刺されたのではないかということ
「今日子を守ってやってほしい」と言いのこしていたこと
も伝える。
そして、
だから今日子にも生きていてほしいと。
今日子の頭に走馬灯のように椿との日々が思い出され、
思わず詫びの言葉を呟くのだった。
今日子はその後出頭したそうだ。
*****
時が過ぎて季節は桜が咲く頃。園遊会の頃合い。
これからもこの光月庵で御菓子を作っていくと心に決める七桜。
一方の椿はいつか自分だけの御菓子を作ろうと、明日店を立つと言う。
絶対に幸せになるんだ。と言う言葉を七桜に残して。
*****
園遊会で七桜は予定通り桜の御菓子を作って出した。
そこに多喜川薫が訪れる。
退院したことに驚く七桜に対して
「椿を追いかけなくて後悔しないのか?彼はまだここにいるよ」
と言われ、七桜は走り出す。
そしてーーー
高月家の墓参りをしていた椿に会う。
そこで、
「結婚しないか?」
と、椿に伝える七桜だった。
感想
今回はここで終了でした!!
いやーついについに結婚まで来た!!!!
…え?!あれ?まだ続くの?!と思ったあなた!
私も全く同じこと思いました。
ここで終了であと全部番外編でもよかったのでは?!
回収できてないこと、ありますかね?😅
とりあえず16巻楽しみにしときます。
ドラマと違う結末だったけど、私は完全に原作派!
途中絵に迫力がありすぎて、ホラー漫画かと思う15巻でしたw
ぜひ読んでみてください!椿と七桜をはじめ、みんなの表情必見ですよ〜。
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