pixivコミックで掲載中の、”拝啓「氷の騎士とはずれ姫」だった私たちへ”が気になって、読んでみました。
展開が予想外で面白かったのでネタバレ・感想を記載します。
病弱で引っ込み思案な王女リデルは、才覚に溢れた騎士オスカーに恋をし晴れて夫婦となる。しかしオスカーにとって望まない婚姻と知り、希望に満ちた夫婦生活は不遇の日々と変わっていった。やがてリデルを襲うひとつの悲劇が、その後の二人の人生を大きく変えていくのだが……。これは”はずれ姫”と蔑まれた元王女と、”氷の騎士”と謳われた青年伯爵の、かけちがいによる悲劇と二度目の恋物語──。
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”なろう”系にありがちな、かなり不憫な主人公と冷徹なお相手との恋愛物語かな?
最後はうまく行くんだろうよ、と安心して読み始めたら、1巻からびっくり展開です。
ネタバレ
その日、エフィランテ王国第四王女のリデル(本名:リデル・ラ・シルフィア)は、氷の騎士と呼ばれるアッシェン伯爵(本名:オスカー・ディー・アーリング)の妻となった。
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結婚当日の夜、リデルはオスカーを部屋で待っていた。
しかし、いつまで経ってもオスカーは来ず、その日からずっと夜を一緒に過ごすことはなかった。
そんな中、オスカーには愛人がいるらしいという噂を耳にする。
そんなわけないと思うリデルだったが、彼女の心は困惑するのであった。
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オスカーが富と権力のために自分と結婚したと聞き、愕然とするリデル。
一方のオスカーはアッシェンの血筋が欲しいため、リデルに自分との子どもを産ませた。
リデルは生まれた女の子をエミリアと名付けた。
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エミリアが生まれたのもつかの間、リデルはオスカーに休養の名目で別荘に行くように命じられる。
子どもが生まれ、自分の役目が終わったのだと落胆するリデルであった。
リデルはメイドと一緒に馬車で別荘へ向かう途中、盗賊に遭遇する。
必死に抵抗するリデルだったが、捕まればアッシェンの名に傷がつくと思い、自ら命を絶つことを選ぶ。
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そして、リデルはフォーリンゲン子爵夫妻の娘・ジュリエット・ディ・グレイウォルシャーに生まれ変わった。
4歳の時に死ぬ寸前であったジュリエットの肉体に、女神スピウスはリデルの魂を移した。
それ以降、12年間リデルとしての記憶はなかったが、16歳になった今、前世の記憶を思い出したのだ。
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そんな中、ジュリエットはオスカーのいるアッシェン城に行くことになる。
城の中で迷子になったジュリエットは、リデルだった頃の娘・エミリアに遭遇する。
すっかり大きくなり、気さくに話しかけてくる彼女に少し嬉しくなるリデルであった。
昔を思い出し泣いてしまったので、化粧直しのためエミリアに開いている部屋を案内されることに。
そこにかつての夫・オスカーが現れる…。
続く。
感想
主人公のリデルがいきなり生まれ変わるという何とも面白い展開です。
ジュリエットになった後のオスカーやエミリアとの関係も気になりますね♪
今後、物語がどのように進んでいくのかとても楽しみです!
おしてくださると喜びます🎵
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