pixivコミックで掲載中の、”拝啓「氷の騎士とはずれ姫」だった私たちへ”2巻のネタバレ・感想を記載。
予想外だった前回からどのような話の流れになったのか、続きを記載します。
王女リデルは騎士オスカーと結婚し、愛娘エミリアを授かるも悲劇の死を遂げる。一度もオスカーと心を通わせること無く……。だが、死んだはずのリデルは運命の悪戯により子爵令嬢ジュリエットとして新たな人生を歩むことに。そして、死から12年の時を経てオスカーとエミリアに再会。ジュリエットとして生きるべく、逢うのは最後と決心するが―― 愛娘が離れゆく二人の運命をつなぎ止めた。新たな生を歩もうとするはずれ姫と、過去に縛られる氷の騎士。これは、臆病な二人が時を経てやり直す恋の物語、第二幕。
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ネタバレ
エミリアに連れられ部屋で休んでいたジュリエットは、オスカーに遭遇する。
久しぶりに会ったオスカーは顔に傷があり、片目を眼帯で覆っていた。
オスカーに不審がられ侮辱されるジュリエット。
ジュリエットは、怒りにまかせてオスカーの頬を叩こうとしたが、結局できずに部屋を後にした。
ジュリエットを見てリデルを思い出したオスカーは、彼女の墓の前に行き、優しそうな顔をするのだった。
*****
娘のエミリアは、オスカーがジュリエットを無理やり帰らせたことを知り、部屋に立てこもっていた。
娘に頭が上がらないオスカーは、彼女の「ジュリエットともっと話がしたい」という願いを受け入れるのであった。
*****
アッシェン城の食事会に呼ばれたジュリエット。
オスカーからの謝罪を受け、オスカー、エミリアと食事を楽しむのであった。
そんな中、エミリアの家庭教師・エヴァンズ男爵夫人が怪我をしたとメイドから報告を受ける。
エミリアの提案で、代役として家庭教師をしてほしいと頼まれるジュリエット。
家庭教師の引き継ぎを行うため、エミリアとエヴァンズ男爵夫人に挨拶をしに行く。
しかし、かつてリデルであった頃に蔑まれたエヴァンズ男爵夫人を目の前にし、ジュリエットはその場に倒れこんでしまう。
*****
過去を回想するオスカー。
オスカーは母に気に入られず、乳母のオリヴィエに育てられた。
そんなオリヴィエもオスカーが11歳の時に亡くなり、寂しい幼少期を過ごすのであった。
職務や訓練に没頭したオスカーは、いつしか有望な次代アッシェン領主として名を知られることとなる。
そんなとき出会って結婚したのがリデルである。
オスカーはリデルを愛し、彼女にも愛されたかった。
しかし、オスカーは自分に素直になれず、リデルとの距離がますます離れていく。
そして、リデルは馬車で盗賊に襲われて死んでしまう。
リデルのことを幸せにできなったオスカーは、娘のエミリアだけは幸せにすると誓うのであった。
*****
ジュリエットはベッドの上で目を覚ます。
一晩寝て元気になったジュリエットは、エミリアの家庭教師を引き受けることをオスカーに告げる。
*
続く。
感想
オスカーが実はリデルのことを愛していたという描写は胸が痛くなってしまいました…。
リデルが死ぬ前に、きちんとオスカーには自分の気持ちを伝えてほしかったですね。
今後、オスカーとジュリエットが結ばれるのか気になりますね!
次巻も楽しみにしております♪
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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