LINEマンガで連載中の『再婚承認を要求します』の原作、韓国小説の翻訳ネタバレを記載。
なるべく忠実に書いているのですが、英語で翻訳読みしているので、間違いや全体的に伏線漏れあり。
ネタバレ
116話 皇后になる
ナビエはカフメン大公と挨拶をして去ろうとしたが、彼は挨拶前に去ってしまった。
ナビエを見つけたマスタースは、翌日の結婚式のために早く寝ましょうと急かす。ナビエは離宮に帰ることにした。
*****
一方でハインリは部屋を出て行ったナビエのことを考えていた。
明日の結婚式が楽しみだが、東大帝国のわざわざ争いの火種を作る必要はないという言葉が、ハインリの胸に刺さっていた。
ソビエシュが「あなたの二重人格でナビエはあなたから離れるだろう」と言ったことを思い出して不安に駆られていた。
*****
翌日、結婚式の日。
この日、西王国は帝国となりナビエは初代皇后として即位する。ナビエは、気を引き締めて表情を固くした。
ローズが「お化粧をしているから動かないでください!」と声をかけてきたので、謝った。
準備を終えたナビエは驚くほど華やかで美しい姿だった。
侍女たちは、なんて美しいんでしょうか。この姿を肖像画に収めましょう!と口々に言った。
西王国は宝石の大量産出国なので、ドレスにも宝石がたくさん散りばめられていた。
*****
結婚開始直前になり、VIPたちは皆式場に集まっていた。
ナビエ、ハインリはそれぞれ新郎新婦の控室に入っていた。
ナビエはあまり緊張していなかった。ハインリは初めてのことだから緊張しているかな、と気に掛ける。
先にナビエが入場し、花嫁の道をゆっくり歩く。
ハインリも入ってきた。彼は満面の笑みを浮かべていた。
これまでは自分一人、そしてソビエシュと歩いてきた道。これからはハインリと道を交えて歩いて行く。
二人で笑いあって手を握り、大神官の元へ向かって歩いた。
普通、新郎新婦が手を固く握って行進することはしないので、大神官も苦笑いの様子。
大神官の元に到着すると、彼は口を開いた。
「二人はそれぞれ別の道を歩き、もう一緒の道を歩き始めています。ハインリ1世、あなたは残りの道も、王妃・ナビエと一緒に歩くことに同意しますか?」
この問いかけは普通の結婚制約の問いかけと異なっていたので、驚いた。
どうやら、東大帝国で既に結婚の誓いを立てていたので、大神官が言葉をアレンジしてくれたようだ。
…と、ハインリは「その前に…」と口を開く。
「今この瞬間から、西王国は西大帝国となり、私、ハインリ1世は初代皇帝として君臨する」
その発言で式場全体はざわめきが止まらない。
招待客の外国人たちはとても驚いていた。
西王国の人々は歓喜し、拍手を送った。
―――ナビエはソビエシュを見た。彼は無表情だったが、ラスタは苦笑いをしていた。
そして、ハインリは続ける。
「私、ハインリ1世は西王国皇帝として、ナビエ・トロビーを皇后に向かえることに同意します。」
ナビエはそれに同意するか?と加える。
ナビエはすぐに「受け入れています」と答えた。
そして二人は結婚誓約書にサインをし、大神官は結婚成立を宣言。
式場は拍手と歓声に包まれた。
*****
披露宴が始まり、ハインリとナビエは最初に一緒に踊った。ハインリは生き生きとしていた。
彼はナビエと夢にまで見た結婚が出来て幸せだと口にした。
ナビエの目にカフメン大公が入る。彼はとても表情が暗かった。
薬のせいで自分を愛しているからだろうか?
それを見たハインリは、「今日は私だけを見てよ」と嫉妬する。
ナビエは、案外欲深い人なんだなと思った。
二人はダンス後、手を取り合って王座に座った。
その後もハインリは食事を食べさせてと甘えてきたので、ナビエは二人きりになった時ね、と彼を抑えた。
ダンスホールでは他の貴族たちも踊り始めた。
ナビエはふと、エルギ公爵が来ていないことに気づく。ハインリは招待はした、と言っていた。
侍女たちがダンス中、ナビエの元へニアンがやってきた。
彼女は再び陛下と呼ぶことができて嬉しいと言った。
ニアンが傍に来ると貴族たちが寄ってきた。いつの間にか彼女は貴族たちを仲間に取り込んでいた。
ソビエシュは何を考えているのだろう。
彼を見ると落胆した様子で一人で酒を飲んでいた。
*****
ラスタは怒りがふつふつと湧いていたができるだけ目立たないようにしていた。
ニアンとラント子爵と近くにいたからだった。
なので目立たないようにゆっくり移動し、クリスタに近づいた。
しかしそこで、ニアンと剣を持ったラント子爵一行が貴族たちを引き連れて近づいてきた。
恐れ慄いたラスタはその場から逃げた。
117話 初夜
披露宴が終わった後、いよいよ恐れていた時がやってきた。初夜である。
ナビエは自分がリードできるのだろうか…誰かをリードした経験はないしと不安でいっぱいになっていた。
恥ずかしくてまともにハインリを見ることが出来なくなっていた。
そして、先日まで立ち入りが禁じられていた王妃の部屋に入ることが許された。
入って見るとそこには、共通音ベッドと個々のベッドがあった。
部屋全体は一面金で装飾され、まばゆいばかりであった。
侍女たちも感嘆の声を上げた。
どうやら侍女の部屋も離宮よりはるかに豪華らしい。
後で見せてね、とナビエが言うと侍女たちはニヤニヤしている。
お風呂はバラの香りがするようにしましたよ!と気を聞かせてくれていた。
ハインリはまだ部屋には着ていなかったが、困惑するナビエ。
ちょっと風に当たりたいといって窓の外に出た。
*****
ベランダへ出ると、冷たい空気が鼻をついた。
まだ披露宴が行われているパーティー会場を見ると、そこにも窓から外に出ている人が。カフメン大公だった。
彼の表情は暗く、寂しく見えた。まだ薬が効いているからだろうか。
ナビエは部屋に入り、お風呂に入った。
バラとユリの香りに包まれてゆっくり体を浸けた。出て鏡を見ると血色がよくなっているようだった。
ガウンを来て寝室に行き、ノックして入った。
横から「クイーン」と声がして、見るとハインリがいた。
彼はこちらに来て、「さあ、教えてください」と耳元でささやいてきた。
ベッドに行こうと言って、ハインリを導いた。
ナビエはハインリに跨ると、彼は下から自分を見上げていた。
彼の瞳は神秘的で本当につややかな金色の髪だった。
ナビエはハインリが従順な犬のように思えたが、彼の素肌に触れるとドキっとした。
ハインリの体をゆっくり触れるナビエ。
どうですか、奥さんと声をかけると、綺麗だ。と言った。
↑いいね、普通逆だよねw
*****
夜、ソビエシュは用意された宿泊場所に来て、ぼんやりと過ごしていた。
今日はナビエとハインリの初夜を過ごしているのだろうか?と思うと頭が真っ白になる思いだった。
二人のダンスシーンを見ても頭に血が上っていた。
思い出すと心臓が痛くなり、怒りで鼻血が出た。
自分とラスタを側室に迎えた時、彼女もこのような想いをしたのだろうか…と思い巡らせる。
酒に酔ったソビエシュはナビエの幻影を見る。
戴冠式でナビエへ呼びかけるが、彼女は振り返らず去った。
何度もナビエ!ナビエ!と叫んだ。
現実と区別がつかなくなり、外に出てカルル侯爵を呼びつけ「ナビエを読んで来い!」と叫んだ。
カルル侯爵は無理やりソビエシュを部屋に入れる。薬を持ってくるように護衛に命じた。
子守歌を歌ってもらうためにソビエシュの元を訪ねてきて偶然その様子を見たラスタ。
廊下でぼんやり立っていたが、慌てて引き返したのだった。
感想
初夜部分、朝チュンみたいに書いていますが、原作もそこはざっくりだけど、もう少し詳しく描写されていました。私は苦手なので結構まとめちゃいました。
でもTLじゃないんだし、それは朝チュンで良いよね!うんうん!(勝手に納得。)
とにかく、ハインリはナビエとの結婚&夜を迎えられてよかった、よかった!
オメデトウ!
ソビエシュいよいよアル中化してきました。怖いです。。
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