まいにち少女漫画日和 
椎名うみさんの『青野くんに触りたいから死にたい』5巻を読みました。
ざっくりとしたネタバレと感想を書いていきます！
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ネタバレ
第21話 生者と死者
大翔(ひろと)は死んだ弟、蒼太(そうた)の夢を見る。
夢から覚めると、窓の外に蒼太の影を発見する。
優里と美桜、藤本は集まって現在の状況を整理している。
藤本に憑依した青野と優里はセックスしようと試みるが、本番直前にお腹が✖️印に裂けてしまい、中断せざるをえなくなった。
この印は黒青野が意図してつけたものではなく、2人が”ここまで来た印”として自然と浮かび上がるものだという。
つまり2人の契約が進み、優里の捧げた命の量があるレベルを超えたという”警鐘”を表していると美桜は考える。
また青野が帰ってこないのはなぜなのか。
青野が自らの意志で帰ってきていないのか、または黒青野の状態から戻れずにいて、自らの意志では帰ってこれなくなったのかどちらかだろうと推測する。
優里のお腹の✖️印は、青野が優里のお腹で受肉するみたいだと一人考える美桜。
大翔の様子がおかしいと渡瀬と結菜から聞き、優里と藤本は大翔に会いに行く。
するといつもと雰囲気が違う大翔がいた。
結菜が”大翔を返して”と訴えると、走って逃げる大翔。
そのときに転んで出血してしまい、大翔は元の大翔に戻った。
大翔によると、弟の蒼太が自分の中に入っていたのだという。
彼は、窓の外にいた蒼太に部屋の中に”入っていいよ”と言ったつもりが、大翔の中に”入っていいよ”と蒼太は思い、招いてしまったのだった。
渡瀬も結菜も大翔も蒼太が見える。蒼太が四ツ首様なのか。
なぜか優里も蒼太が見えるので、青野も四ツ首様と関係があるのか。
第22話 青野くんの帰る場所〈前編〉
優里と藤本は青野を探すため、青野の家を訪れるが、青野はいなかった。
しかし優里は青野の気配を感じ、家の中を探し回っていると、青野の1個下の弟、鉄平の部屋に入ってしまう。
なぜか機嫌が悪い鉄平は、優里に向かって今すぐうちから”出て行け”と吐き捨てる。
すると急に部屋の扉が閉まった。
外から”戻せ。刈谷優里を追い出すな”という声が聞こえる。
鉄平は藤本か？と間違えてしまう。
優里は青野の声だとわかり話をしようとするが、鉄平は認めようとせず、3回名前を間違えてしまう。
すると黒青野が現れる。
第23話 青野くんの帰る場所〈後編〉
“3回間違えたから、俺が勝った”と黒青野は言い、鉄平の首を絞めるような行動をする。
苦しむ鉄平を守るため、優里はなぜ黒青野が現れたのか考えた。
鉄平は優里に”出て行け”と言ったが、優里と青野は一心同体となっていて、青野が追い出されたことになったため黒青野が出てきてしまった。
鉄平に”戻す”と言わせることで、この状況が終わると考えた優里。
鉄平が”戻す”と言うと、黒青野は消え元の青野に戻っていた。
しかし鉄平には青野は見えなかった。
ようやく青野に会えた優里は嬉しくて泣いてしまう。
第24話 青野くんの秘密
その夜、鉄平から青野の秘密を教えてやるから公園にこいとLINEが入る。
青野に聞くと心当たりはないという。
公園で鉄平と落ち合う優里。
鉄平から昔、水族館で青野に置き去りにされたことがあると聞く。
しかし青野は鉄平を迎えに行き、そのまま祖父母の家に預けに行ったのだった。
それから青野は母の元、鉄平は祖父母の元で育てられたという。
話が終わり、優里は青野と落ち合う。
優里は青野になぜ鉄平を置き去りにしたかを問うが、青野は正直に答えない。
お母さんに捨ててきなさいと言われたのかと核心をつく優里。
黒青野が言っていた、母親が幽霊になってやってくるのは本当だろうかと青野は怯える。
時は代わり、大翔の家。大翔の両親が喧嘩している。
蒼太のものを片付けないから、最近大翔が蒼太と話しているような声が聞こえるのだと。
そして早く蒼太のものを捨てようとする。
それを聞いた蒼太は”やめて”とつぶやく。
第25話 蒼太くんの新しい友達
大翔が部屋に戻ると、誰かと話す蒼太。しかし部屋には誰もいなかった。
大翔から、最近蒼太が誰かと一緒にいるみたいだがそれが誰かわからないと優里と藤本は相談を受ける。
その謎を解き明かすため、みんなで蒼太の家を訪ねる。
大翔の母親が、蒼太のものを片付けようとすると、見えない何かが蒼太の母親の首を絞めようとする。
それを必死で止める蒼太。
大翔の家の前に着いた、優里、藤本、大翔、結菜、渡瀬だが、渡瀬は変な人達がついてきていることに気づく。
その瞬間、大翔は何かに腕を掴まれ引きずられていく。
優里も同じように引きずられる。
すると黒青野が現れ、”助けて欲しいか？”と優里に問いかけるが、優里は「助けられると見返りを求められるからいらない」と断る。
渡瀬と結菜も黒青野が見えているが、この前と全く違う姿に驚いている。
黒青野は、”この家は危ない、すぐに帰れ”と優里に命令する。
しかし大翔を助けたい優里は、大翔を助けてくれるなら、私を助けてもいいと黒青野と約束し、大翔を助けに行く。
感想
蒼太は四ツ首様と何か関係があるのか？
青野の過去の話から母親が怖い存在だとわかりました。
蒼太が話す相手とは一体誰なのか？優里たちの腕を掴むものと同じなのか？
彼らは大翔を助けられるの？疑問だらけで次の巻へ。。
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