椎名うみさんの『青野くんに触りたいから死にたい』6巻です。
読んだのでざっくりネタバレと感想を書いていきます!
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ネタバレ
第26話 四ツ首様①
美桜に連絡した優里。
美桜によると今の黒青野の状態は式神(しきがみ)に似ていると。陰陽師が自分の家来として使う鬼神のことだ。
契約してしまったことは、予測不能な青野の行動を優里を守り、大翔を助けるという2つに絞ることができたので、現状でできる最良の打開策だったと美桜はいう。
そして大翔を攫っていったもの(蒼太のお友達)は特殊な幽霊なのか、また幽霊ではないのかという点。
四ツ首様なのか、違うのかという点を考える必要がある。
黒青野に尋ねるが”幽霊だ、幽霊じゃない。四ツ首様だ、四ツ首様じゃない。蒼太だ、蒼太じゃない。”と言って教えてくれない。
大翔の家の中に入ると、大翔が泣きながら”お母さんが倒れてる。”と助けを求めてくる。
藤本が救急車を呼ぼうとするが何故か電話が繋がらない。
美桜との電話を切って、優里が救急車を呼ぼうとするが、唯一の命綱を切ってはいけないと悟る優里。
電話先の美桜に救急車を呼ぶよう頼む。
そして美桜は改めて大翔、希美に四ツ首様に何も願ってないのかを確認する。
すると大翔は蒼太を生き返らせてくださいと願ったという。
そして大翔の願い事だけが叶おうとしている。
四ツ首様のお呪いは、生贄を捧げて死者を蘇らせる儀式であったのだ。
救急車が来ないので、大翔のお母さんを連れて外へ出ようとすると、結菜と希美がいないことに気がつく。
青野によると、蒼太のお友達が優里と大翔を連れて行こうとしたが、青野が守ったため代わりに2人を連れて行ったのだった。
第27話 四ツ首様②
2人を助けて欲しいと願う優里。
しかし助けるにはもっと何かをくれなきゃいけないと黒青野はいう。
優里は代償を捧げようとするが、それを止める藤本。
藤本がなんとかしようと美桜に大人を呼んでくるよう頼むが、足がすくんで何もできない美桜。
そうこうしているうちに、優里は自分が取引するしかみんなを守ることができないと思い、黒青野と取引をしてしまう。
黒青野に瞳を渡してしまった優里。すると青野が普通に戻り、ドアが開いた。
青野が希美と結菜は加々智山に向かったというので、藤本、青野、優里はそこへ向かう。
第28話 四ツ首様③
結菜が、優里や藤本たちから”サーンゲ、サンゲェ、ロッコンショウジョウ”という謎の呪文とともに追いかけられるシーン。
逃げ出す結菜。
加々智山に着いた3人。
そこで鳥居の向こうに希美を発見する。
希美は”ごめんなさい、ごめんなさい。反省してます。”と謎の言葉を発している。
すると周りの人たちがいなくなり、3人は神隠しにあう。
希美に帰ろうと優里は伝えるが、希美は”首を上まで運ばなくちゃいけない”と答える。
自分たちの首を運ぼうと希美に手を引かれる優里。すると藤本と青野を見失ってしまう。
藤本と青野の元に戻ろうか悩むが、希美を助けるため、鳥居の奥へと進んでいく希美を追いかける。
藤本と青野は携帯の文章を打つことでコミュニケーションを取り、優里と希美を探すため追いかけようとする。
希美も見失い、一人になった優里が落ち込んでいると美桜との電話がつながった。
第29話 四ツ首様④
美桜は四ツ首様の追いかけっこの真相がわかったという。
四ツ首様の生贄を回避するには、夜が明けるまでに加々智山を下山するしかないのだ。
お母さんの付き添いで病院にいた大翔。
蒼太に、懺悔と言われながら追いかけられる。
大翔はいつのまにか加々智山に向かっていた。
優里が加々智山で迷子になったと知り、捜しにでかける両親。姉の翠も一緒に探しに行きたいと懇願する。
第30話 四ツ首様⑤
美桜と藤本たちはようやくskypeで繋がり、お互いが無事だとわかる。
青野は優里から瞳をもらい、メッセージを打てるようになる。
この町の郷土史を調べた美桜は、今までの流れから四ツ首様のお呪いは雨乞いの儀式の再現だという。
今夜中に生贄である子供たちを加々智山の赤根滝というところに連れていけば、蒼太は完全に蘇り、生け贄の命は奪われてしまうのだ。
だから夜明けまでに全員が加々智山を下山する必要があるという。
藤本と青野は赤根滝を目指し、優里は今いる場所から動かないように指示される。
しかし迷子の男の子が優里に声をかけてきた。
その子と下山しようとするが、手を繋ぎ滝の方へと誘導される。
美桜との通話が聞こえづらくなり焦る優里。しかし青野は手の温もりを感じ、優里の声が聞こえるという。
青野は蒼太と同じように分身を作ってしまっていた。
そして滝の前では、結菜が泣いて座り込んでいる。
第31話 四ツ首様⑥
滝の前で希美と結菜は再開する。
希美は夢の中で、たくさんの人たちとここまで来たと話す。
たくさんの人たちの全員が自分だったと謎の言葉も発する。
優里と小学生の青野、藤本と青野とも落ち合うことができた。
藤本と青野が現れると、小学生の青野は消えてしまう。
みんなで急いで下山しようとすると、山道をたくさんの人が登ってきている。
そしてその中には大翔もいた。
感想
今回は四ツ首様の話が盛りだくさん!
四ツ首様のお呪いの意味がわかった優里たち。蒼太が甦り、生贄の命は奪われてしまうのか、、
それを優里たちは阻止できるのか。
怖いけど続きが気になる!
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