LINEマンガで連載中の『再婚承認を要求します』の原作、韓国小説の翻訳ネタバレを記載。
端折ってまとめて書いているので、全体的に伏線漏れあり。ご了承ください。
過去の翻訳はこちらからどうぞ!
148話 信頼は誠意より重要
ソビエシュは忙しくて暫く失念していた。
箱の中のネックレスを確認して見て下さいと宮廷魔法使いに差し出す。
そして戻ってエベリーに渡した。
確かにそれはエベリーのものだった。
どのよに見つけたのかと聞くと「陛下がお持ちだった」と言った。
二人は不思議に思ったがそこは深追いしないことにした。
今それ以上に重要なのは、このネックレスをつければ魔力が回復するという事実であった。
ちょうどその頃エベリーの先輩にあたる宮廷魔法使いの助手も魔力を失って倒れた。
ソビエシュは彼のためにも魔力を失う現象の原因究明を行うと誓った。
その後数日間様々なことを調査した結果、エベリーのような魔力が回復した事例は稀有で、ネックレスとの関連性を調べることが重要だと判断した。
ソビエシュはエベリーにネックレスの出所を聞く。
彼女は学長だと答える。
ソビエシュは「学長を探しに行き、そのネックレスを渡すよう依頼した人は誰か調べろ」と指示した。
一方のナビエはハインリの誕生日プレゼントの準備を早々に始めようと考えていた。
彼の誕生日まではまだ数ヶ月あるのだが。
ティーパーティーでは貴族たちに『ハインリ陛下へのプレゼントは何を準備しましたか?』と聞かれる。
その際に『ハインリは2人きりで入浴したいそうなので、私がプレゼントです』なんて、言えるわけがなかった。
貴族たちもナビエと重ならないものを準備したいがためにしょっちゅう聞くのだった。
そして悩んだ結果、ケーキを準備することにした。
彼はオムレツを作った際も大変喜んでくれた。
きっとケーキも喜んでくれること間違いない。
彼の喜ぶ表情を思い出すだけで胸がいっぱいになった。
そこで母に相談しようと考えた。
母はトロビー家で祝い事があるといつもケーキを準備してくれていた。
彼女は料理が苦手なので、珍しい事であった。
母はすぐに訪ねてきてくれた。
ケーキを焼くと聞き、ナビエは料理が嫌いなのにと驚く。
そして紙にぎっしりレシピを書き出し、この通りに作ればいいと教えてくれた。
ナビエはそれを見ながらハインリの趣味用キッチンで、母と練習を始めた。
しかし完成したケーキは母のケーキとまるで味が違う。
2,3回試しても結果は同じだった。
困って母によかったら模範として作って欲しいと依頼。
すると母は躊躇った末、「実はケーキはシェフが作ったものだよ。」と答えた。
驚くナビエ。
そして母は、自分がおいしくない作るものより、美味しいものを自分から渡したほうが良いでしょう?と言ってのけた。
この事実は父に内緒と付け加えて。
その頃、西大帝国の交易の責任者は東大帝国の首都にいた。
そして彼はベア商会を訪ねた。
ナビエ皇后からの指示があって訪ねているのでどうも緊張した。
そこでベア商会の会長に会い、胡散臭いほど丁寧なもてなしを受ける。
ベア商会の会長は、西大帝国の宝石と引き換えに…と言って自分の商会の手形を差し出した。
そこで手形を食い入るように確認。
ベア商会の会長は不快そうな表情であったが、何度も確認しやはり普段とは違うものであることを発見した。
何か問題があるか?とベア商会の会長は尋ねるので
「最近手形偽造が流行っている。その手法が巧妙になっていて。」
と答えた。
西大帝国の責任者が帰った後、彼は手形を調べることにした。
ベア商会の手形はとても有名で皇族からも使用されるものであった。
最近ではラスタが福祉事業に大量に使用している。
そのおかげでベア商会の評判も上がっていた。
彼は1年間の手形発行履歴と回収履歴などを調査した。
やはり問題が無かった。
最近では最も金額が大きいラスタ皇后の使用も‥と手を止める。
「うーん?」と、そこで会長は顔をしかめて帳簿を見つめた。
まずいぞー、早くハインリ・ナビエ気がついて…!
何か手を打たないと大問題になっちゃうよー。
母のケーキの真実を知ることになってしまった(笑)結局どうするのでしょうか?ケーキ、シェフに作ってもらうのかな。
ラスタのところで眉をひそめたシーンで今回は終了。
ラスタ、まさか手形偽造したの…?
続きの149話はこちらから。
押して頂けると喜びます♥
にほんブログ村