LINEマンガで連載中の『再婚承認を要求します』の原作、韓国小説の翻訳ネタバレを記載。
端折ってまとめて書いているので、全体的に伏線漏れあり。ご了承ください。
過去の翻訳はこちらからどうぞ!
217話 見ないふり
夕食前、ナビエはジュベール伯爵夫人にこっそり依頼をしてソビエシュの容態を見てきてもらうことにした。
妖精の涙を見て気を失ったソビエシュ。医師の診察を受け、体に何の問題も無いと言うことであったが、2時間が過ぎても目覚めなかった。なので彼女に見てきてもらうことにしたのである。
ジュベール伯爵夫人は最初は難色を示したものの、見に行ってくれることになった。
*
そしてすぐ戻って来たジュベール伯爵夫人。
ソビエシュは目覚めていたが、誰もの部屋の中に入れるなと言うことで中に入れなかったと言う。
ナビエは何がソビエシュを刺激したのだろうか、記憶を失っても怒りに繋がったことに変わりは無いのだろうか…と思案した。
***
翌日のことである。ナビエは朝食を取りながらソビエシュの元を訪ねるべきかどうか考えていた。体は大丈夫かともう一度侍女を送ろうかとも考えていた。
その時、突然カフメン大公が訪ねて来た。何事かと聞くと、”氷魔法が使える彼の友達”についての話だそうだ。その人物が宮殿の近くに到着したと言う。
カフメン大公は2時間後にカフェで会うことにしたそうだ。
カフメンは友人が貴族を嫌っていることを念押しで伝えたが、ナビエはそこに一緒に行くと言う。
ナビエは既に侍女に指示して裕福な平民が着る服や馬車を準備していた。そして、ラングド子爵にお願いをして一緒に行くようにと伝えた。
*
1時間後、服を着替えて変装したナビエはカフメン大公とランドレ子爵を同行して質素な馬車で宮殿を出た。
道中でカフメン大公は再度ナビエに友人は貴族が嫌いなのだと念押しする。
そして友人には手紙でナビエの事をこう伝えていた。
名前はナビ。
裕福な商家の娘だが、体が弱く魔法学校に通うことができなかった。
ナビエは理解したと伝えて、彼に感謝を伝えた。
何よりも感謝しているのは、ナビエ自身がソビエシュを避けながらも急いで魔法の習得をしたいと考えていることを、カフメン大公は知りながらも、知らないふりをしてくれていることだった。
***
一行は馬車でカフェの隣についた。
カフェすら利用したことは無い(けど知識はある)というナビエに対し、大公は勝手を伝えた。大公は魔法学校に様々な階級の人間が集まっていたから色々知識を得たのだと言う。
3階にいるというカフメン大公の友人の元へ向かった。一番奥の席にその友人はいた。
友人はナビエのことは一瞥したものの、興味が無いと言った仕草だった。カフメン大公が以前に手紙で話をしたナビだ、と紹介してくれたものの、それもあまり興味をしめさずにカフメン大公と会話し始めた。2人は魔法とは関係ない話を続けていた。
少し友人の様子を見て考えようとカフメン大公が最初に言っていたので、ゆっくり話をすすめようと考えていたナビエ。ふと、カフェの窓の外に視線を向け、チョコレートを切って口に運ぼうとすると…。
カフェの前に茶色い馬車が止まった。その中から見たことある人が出て来て、なんと店の中に入ってきた。
そう、ソビエシュだった。
ナビエは反射的に立ち上がってしまった。
そしてこっそり後ろで控えていてくれたランドレ子爵に合図する。しかし口をパクパクして伝えようとするがうまく伝わらない。
こんな平民しかこないという所に彼が来るはずないと思ったが、ソビエシュだった。
ナビエは今赤髪のかつらを被って平民の変装をしているが、それでもソビエシュは気づくと思った。
ソビエシュがどこの席に座るかを見届けて、何とか隠れようと思っていた。
ナビエのことを変に思った友人がどうしたかと聞いてくれるので、「暑くて…」と胡麻化したがあまり通用していなそうだった。
そして、階段を登ってきたソビエシュたち。
あまり動きはとらずにやり過ごそうと思っていたが、心臓はドキドキしていた。無表情でセンスを広げて彼をサッと見たナビエだったが、ソビエシュと目が合ったような気がした…。
*
続く。
時間を空けてすみません!!
Naverの閲覧の仕組みが変わって四苦八苦しました。そして慣れない韓国語翻訳をしたので、また訳が自己流に拍車がかかっていそうです…汗
*
どうでもいい話はさておき!
カフェに何でソビエシュは来たんですかね?!っていうか平民しか来ないカフェになんでナビエがいる時に来るの?そんな偶然嫌だしある?!
ストーカーですか…?!(違うけど)と思った私でした。笑
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この続きの218話はこちらから
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