LINEマンガ(電子漫画)で毎週連載中の『結婚商売』のネタバレと感想を記載しています。
今回は11話~16話のネタバレを書きました!
贅沢な悪妻、ビアンカ・ド・アルノー。 人々に見捨てられ死にかけていたその時、ビアンカは奇跡的に18歳に回帰する。 絶縁したも同然の実家、アルノー伯爵令の人々も私を嫌っている。 孤立した私の立場を見つけるには、後継者が必要だ…。
「あなたの子供を産む準備ができました」 「…その話はあとにしよう」 「私たちの結婚はいくらだったでしょうか。 その代をすると言っているのです」 夫の子供を産まなければ。夫を誘惑してでも、説得してでも。
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結婚商売 11~15話 ネタバレ
11話
跡継ぎを作るためにビアンカをラホズに連れて行くのかと問われたザカリード伯爵は、ビアンカの「あなたの子供を産みたいのです」と言う言葉を思い出し赤面するが、その件とは関係ないと答える。
当然、ビアンカの了承を得ていると思った3人は、伯爵が夫人にまだ話していない事に驚き、伯爵もまたその皆の反応を見て、ビアンカに話をする方が良いのかと考える。
一方で、ビアンカは数日間続いた風邪もすっかり治って、再び家事を習い始めるのであった。
寒い中、白い息を吐きながら夫人を待つヴァンサンの姿。
そこにやってきたのは、寒さ対策のためと、イボンヌにしっかりと着込まされたビアンカがやってくる。
(ヴァンサンはその姿に、マトリオシカを想像している)
早速、アルノー領を案内されるビアンカは、前世では全く興味を持たなかったことを振り返りながら、アルノーから追い出された時に唯一、ヴァンサンからブランシュフォール家と縁のある土地へ続く道を教わった事を思い出す。
その時の、朝から晩まで歩き続けた苦い思い出とその時に感じた気持ちを思い出しながらも、新たな決意で再び眺める同じ景色に、こんなに素晴らしい土地だったのか、と、美しさに感動する。
その後、ヴァンサンの案内で真っ先に針房に立ち寄り、説明を聞いていた一行だったが、そこで、城で起こったアントとの一連の出来事に尾びれがついた噂話を耳にする。
しかしビアンカはそれを気にもとめず、目に入った刺繍を誰がどれくらいで仕上げたのかを知りたがり、その針子に対して「あなた明日中に私のところへ来て」と伝えるのだ。
(ビアンカの気持ちに反して何事かと怯える針子たち…)
続いて精肉加工場とろうそく工房へ案内するヴァンサンだったが、精肉加工場には興味もくれずにろうそく工房へ行きたがるビアンカ。
前世では、ろうそくは貴重なものだと言われ修道院で配給されなかった事を覚えていたビアンカは、作り方を自分の目で確かめて覚えておこうと考えていたのだ。
ビアンカはそこで手渡されたろうそくがいつもの香りと違うことなどから、自分が普段使っているろうそくが蜜蝋で作られた高級品だと知るのだが、ヴァンサンがどれほど貴重なものかを説明しているうちに、贅沢ばかりするビアンカへの皮肉だと受けとって気分を害してしまった。
1日の家事の目標を達成し、帰路につこうとした一行だったがそこで木箱から怪しげな物音が…。
不審に思ったガスパルがその木箱を開けると、そこにはナイフを持った少年が潜んでいたのだ。
12話
少年をつかみ上げるガスパル。
震える少年を見たろうそく屋は、なんでそこから出てきたのかと、驚いている。
ビアンカを守ろうとするイボンヌ。
見ると少年の手には血のついたナイフが握られていた。
何者かの示唆でビアンカを傷つけようとしているのかと警戒するが、そこにろうそく屋が事情の説明に割って入り、ナイフを持っていた事を許して欲しいと乞うのであった。
*
小さなナイフでは自分を傷つけるのは無理だろうと察したビアンカはイボンヌに少年の傷の手当てを言いつけ、なぜ少年が隠れていたのかをろうそく屋に尋ねる。
すると、ろうそく屋が、ろうそくを 使えなくしちまうんだ、と説明する。
その先にあったのは、美しく彫刻されたろうそくだった。
少年はそれを、ろうそくに閉じ込められた神様が夢に出てきて助けて欲しいと言われたから助けるために彫ったというのだ。
驚いたビアンカは少年に彫刻を習った経験があるのかと聞くが、そんなはずもなく…
(その間、ヴァンサンはろうそく1本といえどもアルノーの物を盗んだ窃盗罪に値するから厳しい処罰を!と夫人に耳打ちしている。)
少年を鋭く振り返ったビアンカは、少年を呼びつけた。
夫人にビンタでもされるのだろうとビクビクする少年に向かってビアンカは、またも「明日中に私のところに来るように!」と言いつけるのであった。
そのままスタスタと帰って行く夫人を見送りながら、恐怖に慄く少年とそれを慰めるろうそく屋…
こうして夫人の家事の授業初日は過ぎていった。
***
翌日の早朝、どうせやられるなら早い方が良いと言う覚悟を持って城にやってきた針子と少年に、イボンヌが声をかけ、夫人の元へと案内している。
その間、少年の傷の手当てを言いつけたのは夫人で、夫人のハンカチで手当てをしたことなどを雑談しながら歩いていると、使用人の1人がイボンヌにぶつかって突き倒し、睨みつけながら「裏切り者」と言い捨てて行った。
実は、先日追い出されたアントには城の内外に友達が多く、アントを追い出した原因を作ったビアンカ夫人の傍を守るようになったイボンヌは裏切り者というレッテルを貼られてしまったのだ。
そのため、イボンヌは城の中で白い目で見られるようになっていた。
それでも気丈に振る舞うイボンヌは、そのまま2人を夫人の元へ案内して行く。
今日中にと伝えたにもかかわらず早朝から来た真面目な2人に驚く夫人と、先日は着込んでいてブクブクしていた夫人があまりにも別人の様で驚いている2人。
2人に口の硬さを確認した上で、ビアンカは今後の計画を伝えて行く。
針子には1週間、レースを作れるだけ作ること、そして少年には、高級品の蜜蝋のろうそくで好きなだけ彫刻をすること(但し、作ったものは必ず夫人に返すこと)を罰として命じたのである。
罰どころかご褒美でしかないその命令を不思議がる少年と、針子に対し、夫人は「投資って何かわかるか」と問うが、2人とも首を横に振る。
そこで夫人は、投資とは、商売をするために時間ろお金を費やすことだと説明し、美しくて価値ある物を作る2人の才能に投資をしようと思うと伝えるのであった。
13話
レース産業がのちにアルノーの歴史に刻まれること、そしてアルノーの針子たちをレース商人として育てたのがまさにビアンカ夫人であるのだが、
この時はまだ誰も、そんな事を想像すらしていないのであった。
あまりの量の亜麻糸の注文書を見てガクガクと震えるヴァンサン。さらに少年には高級品の蜜蝋のろうそくをいくらでも与える様に指示したと知り、夫人の浪費癖が元に戻っていると嘆いている。
その頃、イボンヌは唯一の冬服を燃やされたり、嫌味を言われたりしていびられながらも、相変わらず気丈に振る舞っていた。
…が、やはり冬服のない寒さには耐えられず、夫人にも心配されてしまう。
すると夫人はさりげなく、使わなくなったリスの毛皮のコートをイボンヌへのお下がりにできる様に誘導し、イボンヌはそのコートを譲り受ける事になる。
リスの毛皮のコートを羽織り大喜びのイボンヌに対し「メイドにはそれぐらい着ててもらわないと私の心が落ち着かない」と伝えるビアンカ。
イボンヌは夫人から「私のメイド」と呼ばれた事に感激。
そんなイボンヌを見て、よく似合うなと顔を赤らめるガスパルの姿が…
***
家事の授業で牧草地を回るビアンカ一行。
ヴァンサンに冬の放牧の説明を受けながら回っていると、そこに馬を操っているザカリード伯爵の姿が!
伯爵の姿にしばらくの間目を奪われるビアンカは、伯爵の自由な姿をうらやましいと感じるのであった。
14話
既に何年も自分の思い通りに領地を運営して来た伯爵に比べ、ビアンカはまだまだこれからだという現実が、夫人にとって伯爵への嫉妬心にもなっていたのである。
その頃、厩舎ではソヴールが自分を馬たちのパパと称し、馬たちを甲斐甲斐しく世話していた。
中でも仔馬には並々ならない愛情を注ぎながら、『娘の彼氏を慎重に選ぶ父親』を演じていたところにビアンカ一行が現れる。
一行は硬直し、ソヴールは驚いて後退りしている。
なぜ夫人が厩舎にやって来たのか疑問を持つソヴール。
更に、馬に突然に舐められて驚き、転びそうになるイボンヌを支えるガスパル。
2人はいいムード。
厩舎には高価だと言われる馬が沢山いる理由として、勢力が大きくなって一番最初に伯爵がやったことが軍馬を備えることだったと語るヴァンサン。
そして、そんな洞察力のある伯爵を誇り高く敬うソヴール。
その話を聞き、ビアンカが「自分が乗れそうな馬はいないか」と尋ねてきたので一同は驚いている。
危険だと言われてもなお馬に乗りたいという夫人に、ヴァンサンは伯爵の許可がなければ乗せられないと伝え、ビアンカもしかたなくそれを受け入れる事にする。
夫の許可が出たら時々会う事になるからよろしくねと、ソヴールや仔馬に挨拶をする夫人。
特に、仔馬に対しては「小さなお友だち」と声をかける姿にソヴールは、ビアンカは実はいい人に違いないとすっかり魅了されてしまったようだ。
ソヴールから一連の話を聞いたロベルは、アルノーに何が起こっているのだろう?と、少し警戒しているようだ。
城では風呂上りの夫人のベッドを温めるためにイボンヌがまだ働いていた。そんなイボンヌを帰宅させ、濡れた髪のまま暖かいベッドに入って針子のレースの宿題を確認しながらうとうとと寝入ってしまうビアンカ。
夢心地でノックの音が聞こえたかと思うと、誰かがビアンカの紙を乾かしている。
この優しい人は誰だろうと振り返ると、そこには髪を乾かすザカリード伯爵の姿があった。
「あなた」
そう呼ばれた伯爵はほんのり顔を赤らめたのだった。
15話
前世では、20歳になるまで伯爵が寝室に居ることなどなかったのに、そこにいることに驚きながらも、ビアンカはチャンスとばかりに伯爵を押し倒し、接吻しようとするが、あと少しのところで交わされてしまう。
憤慨したビアンカは、一体何のために来たのかと尋ねるが、ザカリードは少し間をおいて、護衛のガスパルの事を尋ねる。
思うところはあれど、ガスパルはよくやってくれていると答えるビアンカだが、質問してきたはずのザカリードの反応はいまいちだ。
そうこうしていると首の痛みを感じ始めたビアンカ。
背の高いザカリードを見上げている事に気付き、座って話をしてもらおうと、旦那様と声をかけるが、その呼び方に驚くザカリードであった。
その後、背を向けて座るザカリードにビアンカは馬に乗るための許可が欲しいと訴える。
乗馬は体力的にきついが不可能ではないという2人のやり取りの末、ザカリードは、冬よりも春先に習う事を勧めるのである。
冬は市場に仔馬があまり出回らないため、仔馬を買うまで待ってくれないかというのであった。
伯爵の説得に成功して喜びの笑顔を向けるビアンカだったが、自分が笑っているところを見るのが嫌で伯爵が背を向けていると思い込み、再び気持ちが沈みそうになる。
すると伯爵は、春の終わりには首都のラホズにいかなければならないと話を切り出す。
前世の経験で、それが長い滞在になることを知っているビアンカは、今回もやはり跡継ぎを作る機会がなくなってしまう事に絶望するが、伯爵が放った言葉は、「一緒にラホズへ行かないか?」と、予想外のものだった。
これまで冷たく硬いガラスのような関係だった2人は、この夜から少しずつ暖かく柔らかいものへと変化していったのだった。
*
続く
結婚商売 11話~15話の感想
ビアンカ夫人が前世の失敗を教訓とするだけでなく、前世での世の中の経済状況をしっかりと学んでいる事がとても逞しくてかっこいい…!
本人は自分が同じ人生を繰り返さないために必死なのかもしれないけれども、それが確実に、貴族の夫人としても1人の女性としても凛として強く自立していく様が丁寧に描かれていて面白いです。
そして、怖いイメージがあったザガリー伯爵のマイペースでのんびりとしつつも、男らしい様がたまらなく乙女心をくすぐられる作品です(⋈◍>◡<◍)。✧♡
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結婚商売 読んだ皆さんの感想
読んだ皆さんのLINEマンガの感想をまとめました。
え、ちょっ、夫イケメンやん
結婚9年で18歳って…
9歳で嫁入りしたの!?
そりゃ…世間知らずで我儘になる可能性あるわな
9年子供いない…18歳…いなくて当たり前では…
いくら結婚して9年て言ってもいま18歳ならまぁ子供のことは仕方のないことじゃない?(*¨*)
本当にそうなんですよね、え、9歳で結婚してたストーリーなの!?って世界観にびっくりしましたw
無料分まで読んで、続き気になりすぎて最新話まで課金してしまった。このパターン、再婚承認を読んだ時以来!みんな課金して読むのよーーー!めっちゃ面白いよ。
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分かります!久々に私もはまりつつありますw
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