LINEマンガ(電子漫画)で毎週連載中の『結婚商売』のネタバレと感想を記載しています。
今回は16話~20話のネタバレを書きました!
贅沢な悪妻、ビアンカ・ド・アルノー。 人々に見捨てられ死にかけていたその時、ビアンカは奇跡的に18歳に回帰する。 絶縁したも同然の実家、アルノー伯爵令の人々も私を嫌っている。 孤立した私の立場を見つけるには、後継者が必要だ…。
「あなたの子供を産む準備ができました」 「…その話はあとにしよう」 「私たちの結婚はいくらだったでしょうか。 その代をすると言っているのです」 夫の子供を産まなければ。夫を誘惑してでも、説得してでも。
1話~5話はLINEマンガで無料で読むことができます♬
詳しくはLINEマンガを見てみてください♪
https://manga.line.me/product/periodic?id=Z0002210
結婚商売 16~20話 ネタバレ
16話
一緒にラホズへ行かないか?
ビアンカの芸術品や家具を見る目を認め、活気あるラホズで高級品などを見て回る楽しさを伝えるザカリードに、ビアンカは「一緒に行きます」と答える。
領地を離れず 領地を守り 領地で一生を終える事、、、かつてはそれが領主の妻の美徳だと悟っていたビアンカだが、この時ばかりは、全てのことを諦めてでも掴むべき、一生のうちで二度とないチャンスだと感じたのであった。
***
執事室にやってくるロベル。そこには沈んだヴァンサンの姿があった。
その様子を気にかけるロベルに対し、ヴァンサンは、家事に関して分厚くまとめた資料を手に、夫人が家事を習うのを中断する事になったと残念そうに伝えるのである。
夫人が針子とともにやっている仕事を春までに集中して終わらせて、春からは伯爵と一緒にラホズへ行くため、家事を習う事を中断するのだと話すヴァンサン。
夫人がラホズに行く決断をしたことに驚くロベルに対し、ソヴールは、引き続き夫人の護衛をするのがガスパルではなくなった場合は自分が立候補したいと名乗り出る。
「本気か?」と訝しがるロベルに向かって、思ったより気難しくなさそうな夫人と仲良くしたいと話しているソヴール。
ビアンカと仲良くしたい…それを聞いていたザカリードの心はざわついている…
***
昨夜の夫人の寝室の出来事。
一緒に行きたいというビアンカの分まで手続きと準備をしておくと伝え、部屋を後にしようとする伯爵に向かって、旦那様と、呼び止めたビアンカ。
静止した彼はロベルとソヴールのやりとりをよそに、首都に連れていってくれる事に心からの感謝を伝える夫人の姿を思い出しながら、「フッ」と思いにふける伯爵であった。
***
そして数ヶ月後、春が近づいて来たアルノーではろうそく屋の少年ニコラが、ろうそくの入った箱を抱えて針子の元へやってくる。
針子たちは、自分たちのレースの作品のことや働きやすい環境のこと、夫人に対する明るい話題などで活気付いている。
そんな中、ニコラは自分の作品を、一緒に城へ行った針子に見てもらいながら、夫人に早く見せたいと盛り上がっている。
***
椅子にかけたままウトウトする夫人の姿。
前世の自分の姿が映り、誰かが「ビアンカ ビアンカ」と呼んでいる。
振り返るとそこにはビアンカの愛人、フェルナンと名乗る男性の姿があった。
17話
幼いビアンカと少年に囲まれて乳母のジャンヌが泣いているところにブランシュフォール伯爵がやって来る。
ビアンカの結婚を抗議するジャンヌをよそに、これからアルノーの人間として領地を守ること、そして「なにが起きてもブランフォールに戻ってくることは考えないように」とビアンカに言い渡す。
少し成長したビアンカはザカリードにその時の事を話している。
ザガリーは、アルノーの人間になった以上は自分が責任をとること、最善の方法でビアンカの面倒を見る事を約束している。
そんな孤独なビアンカの心を、周りの心ない噂話が蝕んでいく。
ビアンカの寂しさを埋めるべく、そこに現れたのが、愛人のフェルナンなのであった。
しかしビアンカはフェルナンを突き飛ばす。
ビアンカが全てを失い、一番必要とした時に自分の事を捨てて去っていったフェルナン。
そんな彼との出会いを愛だの恋だのと勘違いしてしまった過去の自分の弱さを後悔している…誰かに手をとられ、目覚めるビアンカの目は涙ぐんでいた。
*
「ビアンカ どこか悪いのか?」そこには心配そうに見つめる伯爵の姿があった。
伯爵への思いを馳せ、更に涙ぐむビアンカ。
その様子をみた伯爵は、「少し 散歩に行かないか?」と言って夫人を外に連れ出していく。
早足のザカリードに腹を立てながら必死についていくビアンカ。
突然足を止め、再び歩き出すザカリードの歩幅は、ビアンカに合わせてゆっくりとしたものに変わっていた。
***
ビアンカが1人、余計な事を考えている間に目的の場所に到着し、伯爵が指差したその先には1頭の馬が繋がれていた。
まさかと驚く夫人に、伯爵は「そうだ、昨年の冬に約束した君の馬だ」と頷く。
感激するビアンカは、そっと馬に触れてみる。
つないでおかなくても心配ないくらい大人しくて穏やかなその馬に触れたビアンカは生き物をプレゼントされた想像以上の喜びを素直に伯爵に伝えたのであった。
伯爵は、少し頬を紅潮させながらも「よかった 気に入ってもらえて」とビアンカに顔を近づける。戸惑うビアンカ。
伯爵 急にどうして…こんなに積極的なのですか?!と戸惑うビアンカであった。
18話
「ちょっと乗ってみたらいい」
そう言われ、ガシッと掴まれひょいと持ち上げられ驚いたビアンカ。おろされたのは馬の上だった。
高すぎて怖くないかと気遣いながら「明日から俺が乗馬を教えよう」という伯爵。
しかし夫人は伯爵の手を取り、気持ちはありがたいが伯爵の時間を奪いたくはないと告げるのであった。
そんな夫人に伯爵は「君が僕の時間を奪うのではない 僕がやりたいんだ」と、これまで逃してきた夫人との時間を育んで行きたい思いを伝える。
伯爵は握り合った夫人の手を手綱に移し、馬に乗ったまま領地を一周しようと提案する。
***
雑談をしながら針子の元へと進む2人。
夫人はこれまで見上げてばかりだった伯爵を馬に乗って見下ろすことで、伯爵の新たな一面に気づき想いを馳せている。
すると伯爵は「ひとつ聞いていいか?」と言い、「なんでこの前のように呼んでくれないんだ?」と訪ねてくる。
夫人がその呼び名を覚えていなかったため、バツの悪い伯爵は話題を変え、「レース」について訪ねてみる。
意外にも自分の事をしっかりと把握している伯爵に感心しながらも、レースの魅力を語る夫人は、レースが大陸を越えて全世界に物すごい影響を与えるようになると言い切るのである。
確信的に語りながら、レース産業が領地にとっての足しになる事を示唆する夫人だったが、伯爵は、かつてのジャンヌに言われた事を思い出しながら自分の稼ぎが足りないと言われていると勘違いしている。
厩舎にたくさんの馬がいることなどから、そこは心配していないと伝える夫人。
ただ、もしもの時に”ブランシュフォールの娘”や”アルノー伯爵の妻 母”という名前でしか生きられない自分ではなく、「ビアンカ」として誰にも振り回されない堅固な人になりたいのだと告げるのである。
それを聞いた伯爵は「騎士の妻らしい良い心構えだ」と微笑む。
褒められた事に照れながら、子供ができないこの環境では自分自身を守る力が必要な事、戦争のたびに先人を切っている夫を持つ身として将来の不安がある事を伝えるビアンカ。
真剣に話すビアンカに対し、ならば尚更子供を作るのは今ではないという事を真摯に伝えるザガリーであった。
そんなザカリードの対応に、夫人は、伯爵自身もかつては幼くして1人飛び出し底辺から積み上げてきたアルノーのザカリーである事を思い出す。
そんな夫の姿をみて、今まで自分を心配してくれていたのかと問う夫人だったが、針子とニコルが声をかけてきたので伯爵の返事が受け取れずにモヤッとしている。
忙しそうな夫人の状況に、自分が馬を厩舎に連れていくと夫人を馬から下ろした伯爵は、馬の名前をつけてくれと言い残し去っていく。
「乗馬の授業での最初の宿題だ」と。
伯爵の後ろ姿を見送りながら、これまでの春とは何かが違うと感じるビアンカ…
*****
その頃のセブランの首都ラホズでは、城で男女が抱き合っていた。
セブランの夫人と抱き合っているジャコブというその男は、アルノーの伯爵夫妻がラホズにやってくるという情報を聞きつけるとなにやら怪しい笑みを浮かべている…。
19話
セブランにて。
その当時、国王陛下には第一王妃殿下との間に産まれたゴディエ第一王子とオデリー王女、第二王妃殿下との間に生まれたジャコブ第二王子の3人の子供がいた。
長子相続が習慣だったセブランでは、ゴディエ第一王子が次期君主だということは当然と思われていた。
***
セブラン城では、1人佇むジャコブの元へブランシュフォール伯爵が息子のジョアシャンを連れてやってくる。
アルノーの一件を、過去に対する失言を交えて面白おかしく話すジャコブに痺れを切らすジョアシャンだったが、伯爵はそれを制止し現在のアルノーの活躍ぶりを話しながら、「ゴディエ殿下とアルベル殿下が君主となられた後も」セブランと対立するものは存在しないといっている。
*
ジャコブが去った後もジャコブの発言に憤慨するジョアシャンに、家に戻ってアルノーに手紙を送るように指示する伯爵。
その内容は、上京したら誰よりも先にビアンカに会いたいというものだった。
これまではビアンカとの手紙のやり取りさえ止められていたジョアシャンは、それを聞いて喜びで頬を紅潮させている。
***
一方のアルノーでは乗馬の練習でヘロヘロになったビアンカの姿があった。
すると現れた伯爵が夫人をひょいと抱き上げ、夫人がイザベルと名付けた馬に挨拶をさせ、練習を終わらせる。
抱き上げられたままの夫人と伯爵は、お互いに意地を張り合ったまま仲良さげに言い合いをしている。
こうやって、ラホズに向かう日までの2人は、過ぎ去った過去を埋めるには十分ではないものの、一緒に過ごす時間を増やしながらお互いを分かり合っていくのだった。
少しずつ乗馬にも慣れていき、並走する2人。
伯爵と目があった夫人は少し照れながら、伯爵が今なにを考えているのかと尋ねる。
伯爵は顔を赤らめながら、前にも聞いたが最近はなぜ呼んでくれないのかなと思いながら、「旦那様」と答える。
それを聞いた夫人は当時の事を思い出しながら赤面し、今は先生と教え子であって夫婦関係はまだないが、いつか呼び名を整理する機会があるだろうと伝え、伯爵を先生と呼びながら、冗談を飛ばす。
それをを受け取って笑う伯爵。
ザカリードの笑った顔を少年のようだと見惚れるビアンカ。
2人のやりとりは傍目に見る街人たちにはイチャイチャしているようにしか見えないが、それでもアルノーには悪い噂ばかりではなく、夫人が跡継ぎを埋めるかもしれないという希望が漂っていた。
***
その頃、伯爵の元にはブランシュフォールからの手紙が届いていた。
ラホズに着いたらビアンカに会いたいと記されているその内容に不信感を抱いている伯爵は、このことは口外しないようにヴァンサンに伝えている。
そして予想外の問題はいつも、小さな油断の中で起こるのであった。。
*****
ラホズに向かう前日のこと、ビアンカの手が怒りに震えている。
慌てて取り繕おうとするヴァンサンだが、夫人の怒りは収まらない。
この事をいったいいつ自分に話すつもりだったのかと…
20話
ブランシュフォールからの手紙を読みふけるザカリードは、9年間も音沙汰がなかった家族にビアンカを会わせて良いものかどうかを悩んでいた。
そして、部屋の窓からみるビアンカの長い髪を下ろした姿に見惚れている。
事はラホズに向かう前日、最後の荷造りで慌ただしくしていたアルノー城では、夫人の荷物の多さに困り、ヴァンサンが伯爵の荷物の量を引き合いに出していた。
それを聞いたビアンカは、伯爵の荷物を解いて中身を確認していたのだ。
中身をみた夫人は、伯爵が身に付けるものがあまりにも古臭くてボロボロである事を知り、なぜその事を前日まで自分に話さなかったのだと怒っていたのである。
田舎者の身なりをした夫とは一緒に行けないと言い出し、夫の荷物を全て解いて、中身を最新の流行ものに変えさせようと指示するビアンカに対し、「贅沢警報」を慣らしながら悶絶するヴァンサン…
2人のやりとりを窓から微笑ましく見守っている伯爵だったが、そこにソヴールが現れ、夫人と何やら話をしている。
伯爵には聞こえていないが、要らなくなった伯爵の服が欲しいと持ちかけていたのだ。
ソヴールとの会話が慌ただしく済んで疲れたビアンカは一休みする事に。
ふと見上げると、そこに伯爵の姿があった。
いつから見ていたのだろうと思いながらも、毎日会っていてもこうやって改めて会えると嬉しいと感じるビアンカであった。
一方で、覗き見しているところを見つかってしまい。慌てたザカリードはササっと身を隠してしまう。
嬉しいと感じている夫人と、気分を害してしまったと思っている伯爵の気持ちは食い違っている。
幼い頃に嫁いできたビアンカに対する接し方が分からずにここまでやってきたザカリードにとっては、ここ最近のビアンカの反応や接し方により、ソヴールや自分以外の男がビアンカの周りに近づく事に対して今まで感じたことのない感情が湧いていたのだ。
これまでは結婚の事を国家の安全を保障するための形式的なものとして受け入れてきたけれど、いつからかザカリードの心は形式的なものでは落ち着かなくなっていたのだ。
気の毒だと思っていたビアンカの存在が、傷つかないようにと願う存在になり、ビアンカの存在と今の状況をありがたく感じているのだ。
*****
いよいよ出発の時。出発前に伯爵と話をしたいと思っていたが、忙しくしている伯爵と接する時間もなく、そのうち話せるだろうと考え馬車に乗っている夫人。
ーーーその時までは夢にも思っていなかった。ビアンカの生活をひっくり返す運命の歯車が動き出していた事を…。
*
続く
結婚商売 16話~20話の感想
伯爵と一緒にラホズに行くことが決まってからの2人が、これまでの形式的な関係から本物の夫婦としての愛ある関係に変化していく様がなんともいえず微笑ましいです♡癒される~~~!
ただ、セブランのジャコブやブランシュール伯爵がいったいなのを企んでいるのかも気になるし、今後の2人がラホズでどんな運命を迎えるのかがとても心配!!
*
いやーーーー、めっちゃ面白いですね!!
*
この続きはこちらからどうぞ
結婚商売 読んだ皆さんの感想
読んだ皆さんのLINEマンガの感想をまとめました。
え、ちょっ、夫イケメンやん
結婚9年で18歳って…
9歳で嫁入りしたの!?
そりゃ…世間知らずで我儘になる可能性あるわな
9年子供いない…18歳…いなくて当たり前では…
いくら結婚して9年て言ってもいま18歳ならまぁ子供のことは仕方のないことじゃない?(*¨*)
本当にそうなんですよね、え、9歳で結婚してたストーリーなの!?って世界観にびっくりしましたw
無料分まで読んで、続き気になりすぎて最新話まで課金してしまった。このパターン、再婚承認を読んだ時以来!みんな課金して読むのよーーー!めっちゃ面白いよ。
*
分かります!久々に私もはまりつつありますw
その他LINEマンガの記事一覧はこちらからどうぞ♪
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
押してくれると喜びますー!
にほんブログ村