今回は星降る王国のニナ4巻のネタバレ・感想を紹介します。
星降る王国のニナは、BeLOVEにて、2019年11月号から連載中の王道ファンタジー漫画です!
読んで損はありません。読んだことがない人は是非手に取って見てね!
「あーネタバレ大体把握してから買うか決めるのよねー。」って方、簡単にまとめたのでご参考ください!
1巻は特別無料で読めるので、こちらも要チェックです!
星降る王国のニナ(4)ネタバレ
第十三夜 鮮血
虎に襲われそうだったニナを助けたのは、セトだった。
2人は、助けが来るまで落ち着けるところに移動する。
先程負傷したセトは、自身の過去を思わせる悪夢を見てうなされていた。
看病するニナに対して嫌味を返すセト。
仕返しにキスをするニナだったが、同時に、”好き”のないキスはウンコだとも言い放つ。
恋情などの感情を嫌うセトに対して、とりあえず自分(ニナ)のことを好きなつもりになってみるように提案するニナ。
2人が話していると、近くに何か気配を感じた。
見に行くと、倒した虎の子どもだった。
ニナを不思議と気になる存在として認識し始めたセトは、ニナのことを“ニナ”と呼ぶことに決めた。
そして、虎の子は“夜明け”と名付けられ、連れ帰ることに。
同じ頃に迎えが到着した。
*****
王都ガルガダでは、第二王子ヨル、第三王子ビドー、第四王子トートが、セトの帰還について話していた。
第十四夜 大国の夢
ついに王都ガルガダに着いたセトとニナたち。
待ち受けていたのは、セトの兄弟である第二、第三、第四王子達だった。
さっそく一触即発の空気となる王子たち。
第二王子ヨルがセトに対し剣を抜こうとした時、ニナが割って入り、王子たちを叱った。
凍った場を見て、我にかえったニナだった。
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突発的な行動を反省しているニナに、セトと寝室が一緒であることが知らされる。
同じベッドに寝転がった2人は、会話を重ねる。
セトの孤独を知ったニナは、大丈夫だと声をかけ、眠りについてしまう。
セトも、隣に眠るニナの暖かさを感じながら眠った。
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翌朝、ニナが目を覚ますと、2人は抱き合っていた。
いつも通りに見えるセトの笑みが、ほんの少しだけ目も笑っているように感じたニナだった。
*****
ガルガダ王を前に集まる4人の王子たち。
王は、フォルトナ国を手に入れることを悲願と話す。
そして、フォルトナ国を制した者を王にするとし、王位継承順位を一旦白紙とした。
各王子が、フォルトナ姫を手に入れるために動き出す。
第十五夜 争奪
ガルガダのお城は、色によって大きく5つに分けられている。
・王様の宮: 赤の宮
・セトの宮: 白の宮
・ヨルの宮: 黒の宮
・ビドーの宮: 紫の宮
・トートの宮: ?の宮(4巻では明かされず)
王様が王位継承順位を剥奪したことで、急遽寝所がセトと別になったことに驚くニナ。
気を取り直して、城内を歩いていると、黒の宮の従者たちに連れ去られる。
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黒飲み屋で待ち受けていたヨルに、今後は黒の宮で過ごすように言われ、部屋に連れて行かれた。
しかし、部屋に入ってきた給仕から服を奪って、部屋から逃げ、セトの元へ帰ろうとする。
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王位は気にせずとも得られるとしながらも、連れ去られたニナのことを気にするセト。
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窓から、黒の宮からの脱出を試みたニナの元にビドーが現れる。
そこに駆けつけたヨルから、反省と謝罪を述べなければ脚を切ると言われるニナ。
抵抗しているところに、セトが助けにきた。
セトは、以前斬りつけた際にできたニナの胸にある刀傷を、自分のものの証として、誰にも渡さないと宣言した。
第十六夜 血の記憶
他の王子達との小競り合いの後、ニナのそばから離れなくなったセト。
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その変わり様に驚いたり、王との謁見が出来ていないことに悩んだりしていたニナは、散歩中にトートと出会う。
セトの幼い頃の話や悪評を語り始めたトートに対し、セト自身に話を聞く、と話したニナはその場を離れた。
その時、トートは黒い笑みを浮かべていた。
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部屋に戻ったニナは、“血の神殿”(トートとの会話で単語を知った)についてセトに聞いた。
セトの口から話を聞きたいというニナに、セトは翌日一緒に外出することを持ちかける。
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翌日、廃墟の神殿に連れていかれたニナ。
10年前に神殿の長が飛び降り自殺をしたことに起因して、“血の神殿”と呼ばれる様になった場所だった。
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王宮がセトを救出するまで、神殿で酷い対応を受けて育ったセトは、悲しみや辛いといった感情を失っていた。
*****
過去の話を聞いて涙したニナは、セトに幸せを教え、一生大事にすると約束した。
*****
王宮に戻ると、フォルトナの国王がアズールになったと報せを受ける2人。
驚くニナは、フォルトナからの使者たちの中に、アズールの姿を見つけたのだった。
*
続く。
星降る王国のニナ(4) 感想
ニナの暖かさに触れ、次第に心を許すセト。
さらに、王位継承順位が白紙となり、他の王子たちがニナにちょっかいを出すも、ニナを守ります。
ニナも、セトの過去を知り、寄り添うことを約束しました。
セトとの距離も急激に縮まりましたね。
ニナの、セトに対する感情は、友達に対するものなのか、恋愛なのか、家族の情的なものなのか…
王位継承順位に関しては、圧倒的にセトが有利な気がしますが、すんなり行くわけないですよね。
第二王子から第四王子まで、それぞれ一癖も二癖もありそうですし、さらなる波乱の予感がします。
最後の場面では、離ればなれとなったはずのアズールの姿をニナが確認し、どういうこと!?と私もなっております。
*
続きます。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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