LINEマンガで連載中の『再婚承認を要求します』の原作、韓国小説の翻訳ネタバレを記載。
端折ってまとめて書いているので、全体的に伏線漏れあり。ご了承ください。
過去の翻訳はこちらからどーぞ!
140話 目と耳
そんな贈り物をハインリは望んでいなかったのかもしれない‥とさっきの言葉を公開するナビエ。
ハインリの首に手を回し急いで「入手困難でないものでお願いします」と付け加えた。
それに対してハインリは「いつもあなたの手のひらで転がされる」と言う。
雨が降り出していたので、傘をさしていたが、雫が手に当たる。
その姿を見てハインリが囁く。
「誕生日プレゼントとしてお風呂に一緒に入りたいです」
考えてみる、と答えるナビエ。
もしそれができない場合は、1日侍女や侍従を置いてふたりだけの時間を過ごそうと言った。
なぜお風呂に拘るのか?とナビエが聞くと水にぬれたナビエも綺麗だと思うから、と言った。
その言葉を聞いて、以前噴水で見た鳥から変身したハインリの姿が美しかったことを思い出した。
なので、それを素直に認めます。とハインリに返事。
ハインリはその言葉に目を見開いて笑った。
一方のエベリーは宮廷魔法使いのアシスタントになった後、ソビエシュがメイドを付けてくれた。
メイドに言えば、2週間に一度はお小遣いもあった。
ラスタから贈られたメイドは厄介であったが、それ以外は不便しない生活をしていた。
ソビエシュはエベリーに配慮しながらも彼女を呼ぶことは無く、エベリー自身も彼を意識せずに過ごしていた。
しかしある日。
突然ソビエシュに呼ばれた。
エベリーはなぜ呼ばれたのか気になる。
ラスタに寵愛を受けているふりをしたのがバレたのか?とハラハラした。
しかしソビエシュから、「ナビエに自分の贈り物を届けて欲しい」と依頼を受ける。
しかも驚くことに自分からということは言わないで欲しいと言う。
突然訪ねると不審だろうから、ハインリ皇帝の誕生日パーティーに使節団についていくようにと言った。
この話を聞いて、本当にソビエシュはラスタを愛したためにナビエと離婚したのか?と疑問に思うエベリー。
なぜ離婚したナビエに贈り物をするのか?罪悪感か?
加えてラスタのこと。
ソビエシュは離婚した後も正妻をそこまで愛していないようだ。
疑問がたくさん湧いてきて廊下を歩いていると、そこにはイスクア子爵夫妻(ラスタの偽親)がいた。
彼らは以前のように悪口こそ言わないものの、表情が不快感を物語っていた。
「親が親なら子も子ね」とエベリーは告げて、その場をさっと離れた。
その頃。平民記者のジョアンソンは我慢の限界が来ていた。
謁見までして妹の事を知らせた。
その結果調べてくれるとまで聞いた。しかし未だにその知らせは無い。
妹が消えて久しい。悪いことばかりが想像された。
考えを転換して、妹と一緒に働いていたメイドのリアンに聞くことにした。
彼はリアンを何日も待ち伏せして、ついに彼女に話しかける機会を得た。
涙ながらにリアンに自分はデリスの兄であることを伝え、彼女はどこにいるのかと聞く。
リアンに話をしたいと伝えるも、彼女は慌てて別の場所へ移動し始めた。
その姿は何かを恐れているようだった。
それでもジョアンソンは必死に何度も何か手掛かりがあれば教えて欲しいと訴えた。
するとリアンは、「命が惜しいので話は出来ない」と言う。
ジョアンソンはその言葉に妹は死んでしまったのかと思い絶望した。
リアンは別れ際、非常に小さな声で彼にこう告げた。
「人は目に見えるものが全てではありません。私の言葉をよく考えると答えはおのずと出てくることでしょう。あなたが最も信じている人を疑ってみてください。」
3日後。
リアンは図書館に行くとそこにはソビエシュの姿が。
リアンはソビエシュに「言われた通りにしました」と報告。
彼女はラスタのことが信用できずソビエシュに忠誠を誓うことにしていた。
そしてジョアンソンへの返答も事前にソビエシュから回答をもらったものだったのだ。
ソビエシュはリアンへ、自分の指示通りにすれば処罰は与えないと言っていた。
コーシャルは目覚めた。目の前には緑がかった灰色の髪とリスのような丸い黒い目。
それはマスタースの姿だった。
気絶した自分をこの旅館へ連れて来たと言う。
そして彼女は、コーシャルがそんなに弱いとは知らなかった。
知っていたら手加減したのに!と言い謝罪した。
コーシャルも油断はしていたのだが、敢えて言うのはやめた。
マスタースはコーシャルを怪我させたことを酷く気にしていたが、彼の笑顔を見て安心した。
彼の笑顔はキラキラと輝く水面のようで美しかった。
”イケメンだから弱かったのかな?”と思うことにした。
二人がいる周辺ではお祭りの音が聞こえる。
何かあるのか?とマスタースはコーシャルに尋ねた。
幽霊騒動が収集した後、ナビエはリバティ侯爵はケトゥロン侯爵が起こしていると知りながら傍観していたことを始末しようと思った。
・ウィヤン(マレニーの対向相手のアマレス家養子)はリバティ侯爵の息子であり、父の思想を受け継いでいるのではないかと考えていた。
・一方マレニーの父・アマレス侯爵は中立的だが、ウィヤンが後継となれば分からない。
そこでナビエはマレニーを宮殿へ呼んだ。
彼女に以前ウィヤンと彼女に出した課題の意図を伝える。
するとマレニーは、「自分がウィヤンの報告書をまねた」と答えたのだった。
嫌そうだけど…ナビエみたいな人が一緒に入るって結構レベル高そうだね。
でも、そのくらいはしてくれるかな?
リアンの肩の荷がおりたなら良かったな。
しかしラスタに天罰が下って欲しいですね。
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