LINEマンガで連載中の『再婚承認を要求します』の原作、韓国小説の翻訳ネタバレを記載。
端折ってまとめて書いているので、全体的に伏線漏れあり。ご了承ください。
過去の翻訳はこちらからどーぞ!
141話 誰からかの吹き込み
マレニーの話はナビエが予想をしていない内容だった。
それでもマレニーのことをもう少し信じてみようと思った。
彼女の表情がアンに似ていたからだ。
プライドが高い彼女なら不利になることをなぜ真似たのか気になったのだ。
ナビエがどうしてそんなことをしたのかと聞くと、彼女は怒ってそうしたと言う。
・アマレス侯爵(マレニーの父)が二人が競っていることを知った。
・父はウィヤンに手を貸し色々なことを教えた。それで彼を勝たせようとした。
・しかしそれにマレニーは納得がいかない。
・ウィアン内容を調査したところ自分が得た情報とは異なる点もあったが、真似ることにした。
アマレス侯爵が口を出すことは論外だが、それ以上に疑問が湧いた。
彼はその分野の専門家であり、明らかに回答した内容に誤りがあることは気づいているはず。
恐らく分かっていて嘘を教えたのだ。
ナビエはその理由の憶測として、以下を考えた。
・クリスタ側の人間だからそうした
・マレニーを応援するためにわざわざウィヤンに嘘を教えた(これはナビエの予想とは異なる)
考えた内容をマレニーに伝えると、マレニーも自分に有利な働きかけを父がするはずがない、と言う。
ナビエはいずれどういう意図か理由がわかるだろう‥と言い、話は決着した。
そしてナビエは、自分にできることはマレニーが活躍する舞台を作ることのみ。
実際に活躍できるかはあなたにかかっている、と伝えた。
失望したか?とマレニーは聞く。
ナビエは正直がっかりしたが、これであなたを諦めることは無い、と返答。
ハインリはコーシャルのサンシチェオンでの活躍を耳にし、喜んでいた。
彼はその近隣の村で英雄扱いされていると言う。
なので、彼に「金の騎士」という、ハインリが新設した役職を付与することにした。
金の騎士はとりわけ勇敢で忠誠心の深い2名のみに与えられる洋食。
他の役職を持っていても叙勲できる名誉ある称号だった。
この役職を使って騎士の闘争心を煽ることが意図だった。
マッケナもコーシャルの叙勲には異議なしと言う。
ハインリは「合わせてラント子爵にもう1つの称号を与えるのはどうか」と聞く。
マッケナはそれは露骨だ、と言うので早々に諦め、このニュースをナビエに伝えに寝室へ向かった。
ナビエはその話を聞いて安堵した。
ハインリはいかに諸国がサンシチェオンの盗伐に苦戦していて、意義がある事かを述べ、コーシャルをほめたたえた。
ナビエが決まりが悪くなるほどの褒めようだった。
と、ハインリは話は変わるが‥と大きなフラスコのようなものを持ち出した。
なんでもカフメン大公からの謝罪の品だと言う。
フラスコのようなものに入った緑の液体はルイフト王国に伝わるとても貴重なお酒だそうだ。
ハインリはナビエにその酒を注ぐ。
とても綺麗なその液体は意外に甘く、まろやかな味だった。
ナビエもおいしいと伝えた。
ハインリも数口のみ、おつまみも食べながら気分が高揚したようだった。
その姿はいつもより可愛く見えた。
そして笑いながらハインリはナビエの腰を掴み抱き寄せたが…
なんと気づいたらハインリの羽が見えた。
そう、クイーンの姿になっていたのだった。
うつ伏せで寝転がるクイーンになったハインリ。
ナビエは思わず驚いた。
一方の東大帝国では、ラスタがメイドに椅子を振り回された挙句怪我をしたと言う話が出回っていた。
何でもそのメイドの親は死刑囚であったと言う。
メイドの狂気だ!親のために仕事をできないところを救ってもらったのに‥恩知らず極まりないという記事が出回った。
しかし、著名な新聞の1記事だけ正反対の内容で、こう書かれていた。
・ラスタ皇后のメイドは半年勤めることができた人がいない
・メイドはあらゆる罪名がついて追い出されている
・一方で前皇后は特別な理由があって辞めた人以外、退職者はいない
・ラスタは平民出身だからつらい当たりを受けていると言うが、メイドも皆平民だ。
・彼女に問題があるのではないか?
その記事を見つけたラスタはすぐにソビエシュに見せに行く。
ソビエシュはそれは君が刑務所に入れたデリスの兄が書いた記事だから仕方ないだろう、と言った。
ラスタはその記者が恐怖だから何とかして欲しいソビエシュに懇願。
それに対してソビエシュは何もする気はない。放っておけと言う。
何度かラスタは依頼したが、ソビエシュは一向に頷かなかった。
ラスタはその態度を見て、以前ならすぐに信じて対応してくれたのに…と思い、もうソビエシュは信用できないと思った。
その理由はエベリーに入れ込んだからだ…と思い込む。
諦めて20分後。ラスタはエルギ公爵を頼ろうと訪ねた。
それを知ったソビエシュ。
しかしそれで気が済むなら放っておけ、と従者に指示した。
一方の西大帝国。
リバティ侯爵とその家族とウィヤンは久しぶりに家に集まっていた。
ウィヤンは数日前の皇后から出された宿題の話を持ち出す。
しかし予想外にリバティ侯爵は、今後ナビエ皇后と会うことがあれば慎重に行動して気に入られるようにしろ、と言う。
この話にウィヤンは当惑。
皇后派でない父はなぜそのように言うのか疑問に思っていた。
その話を聞いていたウィヤンの兄は、「自分も皇后に気に入られるように行動した方がよいのか?」と父へ質問。
それに対し、その必要は無い。
今から皇后派になっても信頼は得られない。
ならば敢えてすり寄る必要もないと答えた。
そこでリバティ侯爵は胸の封筒を取り出す。
それはクリスタからの手紙だった。
そこにはラスタから聞いた情報として端的に情報が書かれていた。
【ナビエがソビエシュと離婚した理由は、彼女が不妊だからだ。】
二人は、まずはこの事実を確認するために、ラスタに従者を送って確認することにしようと会話をしたのだった。
とりあえず良かったことは…コーシャルが金の騎士!
なんでも国のNo2って感じですかね?ナビエの兄だからという理由ではなくて、ちゃんと実績も認められての叙勲なら文句なしですねー!

本当に短絡的で思慮が足りない!
なんで自分が処罰したメイドの兄が当たり前のことを言っているのに、それに対してソビエシュが何かしてくれると思うのでしょうか?

本当に都合が良すぎますよね?!?!
ナビエとハインリの掛け合いはもはや夫婦漫才なので、スルーします(笑)
この続きの142・143話はこちらから。
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