今回は星降る王国のニナ9巻のネタバレ・感想を紹介します。
9巻について、簡単にまとめたのでご参考ください!
1巻は特別無料で読めるので、こちらも要チェックです!
星降る王国のニナ(9)ネタバレ
第三十三夜 とくべつ
鬼神と化したセトの胸に飛び込み、落ち着かせようと抱きつくニナ。
話をしようとするも、セトは暴虐の限りを尽くしながらニナを追う。
絶望のげんいんであるニナを、消したい気持ちと消したくない気持ちの両極に揺れるセト。
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とある桟橋で対峙した2人。
突然大地が揺れ、桟橋が崩壊したが、セトが咄嗟にニナを助けた。
壊れた桟橋にぶら下がるセトを助けようとするニナ。
しかし、セトはこれ以上苦しまないために自死する選択をした。
落ちていくセトに対して、ニナが飛びつき、共に落下していく。
自分にとって大切な人を守りたいとニナが願ったその時、突風が吹いた。
その突風によって、2人は落下の衝撃が吸収され、助かった。
2人とも助かったことに喜ぶニナの目と鼻から、血が吹き出した。
倒れたニナを見て、何度もニナを傷つけてしまう自分自身にショックを受け、心を閉ざしたセトだった。
第三十四夜 人質
意識を取り戻したニナは、目が見えなくなっていた。
真っ暗な視界の中で、幼い子の幻影を見る。
その子のいる場所を触って確認すると、魂が抜けたように佇むセトがいた。
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ガルガダ国とのトラブルを避け、目を治療するためにも、一度フォルトナの星離宮に帰るように促されるニナ。
しかし、セトを置いては行けないと拒否する。
無茶をするニナに困りつつも、ニナを想う気持ちから、セトを人質としてフォルトナに同行させることを提案するアズール。
騒ぎ立てるヨルに後始末を任せて、ニナ一行はその場を後にした。
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城からの応援の目を掻い潜り、脱出するニナたち。
フォルトナへの帰路として、海沿いのミネルヴァへ向かう。
ヒカミを助けるのに、密かに手を貸していたビドーからの援助で、海を渡ってフォルトナに戻ることとなった。
第三十五夜 水の行方と人の末
監獄を出て7日後、港町・ミネルヴァに着く。
協力者のビドーの城に招待されるニナたち。
船の出航まで、滞在することとなった。
身なりを整え、各々わだかまりを抱えながらも、宴を堪能する。
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人形のようになってしまったセトを気にかけるニナ。
その様子をアズールが見守っていた。
そして、ビドーから、愛や恋について説かれるニナ。
自分の気持ちに少しずつ向き合っていくこととなる。
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城壁の高いところから降りれなくなってしまったミーヴァを、目が見えないのに助けに行くと言うニナ。
慎重に梯子を登り、飛び出すミーヴァを受け止めるも、手を離してしまった。
即座にアズールが助けに入るが、アズールに密着されて恥ずかしくなったニナが暴れて、落っこちてしまった。
笑い合った二人は、ギスギスした関係も、この一件でひとまず解消した。
アンも自分の発言についてニナに謝ったその時、ニナの目に光が差し始めた。
*****
明後日に出発する予定が、ノア王が向かっているという情報が入り、慌ただしくなる城内。
ビドーが反逆を企てている、と進言したトートが原因だった。
第三十六夜 言霊
ビドーの城を囲む、ノア王とトートの軍。
ニナたちは、出港の準備ができるまで、身を隠すことになった。
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ニナたちをグリフィゲルドに誤送したことなど、数々の罪の疑いをかけられるビドー。
無実を訴えているところに、ニナが現れ、ビドーに罪がないことを伝える。
反逆の意思がないか調べるために、王たちはしばらく滞在することとなった。
*****
トートから悪意を向けられるニナ。
トートとの決着を決意する。
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トートは、再び毒を使って何かを企てていた。
*****
共に食事をするノア王やニナたちの元に、兵士たちが毒の入った水を飲んで倒れたと報告があった。
駆けつけたニナは、トートの自作自演によって陥れられそうになるが、そこに王も毒を飲んだとの知らせが入る。
トートはニナに問い詰められ、毒を作り、毒を盛るように仕向けたことを自白する。
ノア王は、昨夜ニナからの進言があり、毒を飲むフリをして様子を見ていた。
身内を害し、自身の軍も蔑ろにしたトートに制裁を加えようとする王を止めるニナ。
代わりにトートの顔面を殴った。
トートの境遇に同情し、この事態の責任は王にもある、とフォルトナの姫として発言する。
フォルトナはガルガダのものと話す王に対して、フォルトナは支配されないという意志を示したニナ。
捕らわれそうになった時、アズール、セト、ソルが駆けつけて、ニナを守った。
*
続く。
星降る王国のニナ(9) 感想
全てを壊そうとしていたセトが、自分のために傷つき倒れてしまったニナを見て、心を固く閉ざしました。
裏切られて憎いという気持ちと、愛情が入り混じって、どうしていいかわからなくて思考を停止した感じですかね・・・?!
*
そしてニナは、セトと自分自身を守るために、“星の民”の力と思しき力を使い、視力を失ってしまいました。
(やっぱりニナは星の民なの?!!!)
そこで、抜け殻になったセトも連れて、皆でフォルトナに帰ることになります。
ニナの持つ力は、結構代償が大きい力なんだなと思いました。
その後、脱出のために力を借りるためにビドーの領に行きました。
ヒカミを助けたのもビドーだったとは…。
一気に好感度上がりました(笑)
*
しかし、ビドーの領地から船で脱出をしようとしていると、ノア王とトートの軍がビドーの城に現れました。
トートに陥れられそうになるも、難なく躱わし、ついでにノア王にアリシャ姫としてケンカを売ってましたね。
トートとの決着も着き、ついにはガルガダ国との決着も着きそうな様子。
果たして、ニナ達はガルガダから脱出できるのでしょうか!?
*
続きます。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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