1月5日土曜日。
新宿素多亜(スタア)さんへお邪魔し、マンガを読む。
紅茶も珈琲もおいしくて、カップがかわいい。リラックスできるお店。
19:00までなのが、ちょっと残念だけど・・・。
カップはお店の方が選んでくださいます。
紀伊国屋新宿店でオススメされていた、「ペン先にシロップ」を、衝動買い!
(ああ、またやってしまった。)
せっかくなので、と、スタアで一息つきがてら読んできました。
因みに、今回は酷評です。
あらすじ
【1話】
・主人公の桐島菜花(なのは)は、あまりぱっとしない、むしろダメダメな漫画編集者。
担当になっては、交代を依頼してくる、漫画家が後を絶たない・・。
・そんな際、偶然編集部で出会った、イケメンで大人気の高校生作家「遠野伊吹(17)」の担当になることになる。
これは、先輩の優秀な編集者 仙川英人(27)の計らいであった。
・張り切る菜花。しかし伊吹が菜花に求めていたのは、「恋を教えてくれる存在」であること、であった。
それでも、明るく編集者として勤めようとする菜花。だが空振り。
・ある時、菜花が思いついた内容を伊吹に提案。伊吹は内容に興味を持ち、その内容で、ネームを仕上げる。しかし、それは偶然にも、これから賞を受賞する作品と同じだった。
・失意の菜花は、謝罪に向かうも「お前は必要ない」と追い出されてしまう。
その場で倒れる。
・病院で起きると、伊吹の顔が。伊吹はすでに新しいネームで原稿を仕上げていた。
【2話】
・菜花は、伊吹とは別に、新しい作家、尾宅先生を担当することに。伊吹は興味ないふりして、尾宅先生とのMTGを尾行。
・尾宅先生と菜花はなぜか意気投合するのであった。一方で菜花を感心する。「彼女は漫画に対してとても正直だ」。一方、尾宅先生は、感想じゃなくて、ネタをくれ、と一喝する。
・しかし、尾宅先生は、締め切り直前に逃亡。探した末、菜花は、あきばで発見した先生を連れてくる。
・途端、「全部全部こいつ(菜花)のせいだー」とののしる尾宅先生を前に、菜花は平謝りするのであった。
・傍目で見ていた伊吹がなぜ反論しないのか尋ねる。
菜花は「いい作品を作るのが編集者の仕事だから、それができなければ誰のせいにもできません。」という。
結局、尾宅先生はやめることになった。
【3話】
・漫画大賞会場で、仙川と接近する菜花。それを見た伊吹は初めて「菜花。」と声をかける。(←初めて名前を呼んだ。)
・それ以来、菜花に対して恋心?を本格的に抱き始める伊吹。
・仙川が会場で興味を示していたネックレスを外せと指示する伊吹。これは、初恋の人からもらった大切なものだから、外せない、と菜花。
・そんな時、また尾宅先生が菜花を自宅へ呼びつけた。そして菜花を自宅で押し倒す!
そこに駆けつける、伊吹と仙川。菜花は無事だったものの、ネックレスが壊れてしまう。
そのネックレスをもう一度見た仙川は、意味ありげに「これは・・」と。
・怒った尾宅先生は、カッターで菜花を切りつけようとするが、そこを伊吹先生が手で阻止して・・?!
(2巻へ続く。)
感想
この作家さんの漫画、初めて読みました。なんてったて紀伊国屋のおすすめやし、なんかあるだろ、と。
しかし、1巻読んだところまでだと、ちょっと疲れてしまった。。
まずね。絵が雑だと思うんです。未熟とかじゃなくて。。
私、脇役の人をコメディ化して書くのあんまりすきじゃないんですよ。(お嬢様はお嫁様。のパターンもそれ。)
だから、編集部の部長?のケントさんて方、ちゃんと書いてほしかった。あと、尾宅先生も。
設定はちゃんとあるんだから、絵でもしっかり魅せてほしいデス。
ストーリーとしては、
前半読んだときは、もうやめようかな・・と思ったんだけど。
3話の最後は結構面白くなりそうな展開?かな。と思った。
作家の命ともいえる、手を傷つけるなんて、また大きな問題になりそうな展開じゃんって思った。
そして、主人公がどんどん魅力的になってますね。
1話は意味わからなかったし。迷惑かけて倒れる主人公から何を学ぶんだ。って思った。
でも、2話目では、主人公の漫画に対する情熱がよりダイレクトに伝わる展開になってたと思うし、
3話目では、それがさらに生かされる展開になってた。
(2話目・3話目が似たり寄ったりの『展』であることは、否めないんですけど。)
そして、主人公が高校生である設定は、全くと言っていいほどいかされていません。
(いや、高校生に興味はないんだけどね。)
今後に期待したい、かな。
うーん。おいしい紅茶には見劣りする作品でした。
今後に期待するとして
個人満足度 ★★☆☆☆
2巻どうなるんですかね。今回1・2まとめてかっちゃったから読むけど、
買ってなかったら買わないな、こりゃ。
ペン先にシロップ 1 (フラワーコミックス)/小学館
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はぴまりの円城寺マキさんと表紙の絵が似てる気が・・