LINEマンガで連載中の『再婚承認を要求します』の原作、韓国小説の翻訳ネタバレを記載。
なるべく忠実に書いているのですが、英語で翻訳読みしているので、間違いや全体的に伏線漏れあり。
過去の翻訳はこちらからどぞ!
93話 噴水の男
「そういえば、王妃がいらっしゃってからコーシャル卿の姿が見えないが、彼をかくまいましたか?」と騎士エイプリンは言った。
失礼ね!とローズが叫ぶ。
それに対して詫びを入れるエイプリン。
彼は本当にハインリ付きの騎士なのであろうか。
兄は王宮の典型的な騎士とはとはうまくいかないので、彼のような騎士とはうまくいくのかもしれないが。
「私も兄を探しているところです」とナビエは伝えた。
そうですよね。と彼は返事をした。
しばらくすると彼は自分の家の話をしだした。そして自分に妹がいること、賢くて優しい子だということを伝えてきた。
話をさえぎって図書館に入ろうとしたところで、妹を侍女にして欲しい!と言い出した。
侍女はローズ以外にも2人、東大帝国から来るのだと伝えたがそれでも食い下がるエイプリン。
ついには明日会って決めると約束してしまった。
ローズ曰く彼女は有名らしい。
エイプリンの妹、マスタース・バイオレット嬢は殺伐とした不気味な雰囲気の娘だった。
顔立ちはエイプリンそっくりだった。
彼女は元々騎士で、叙任を受けていたと言う。
なので、来て早々「ところで侍女とは何をするのか?」と聞いてくる。
このような娘を侍女にしろとは何か裏がありそうだ。
その話を聞いたハインリ。
どうして彼女が侍女になったのかと頭を抱えた。
マッケナは、エイプリンからの紹介であり、彼女をコーシャル卿と引き合わせさせたいからだと思う。
ナビエの侍女になれば彼女を無視できないから…と行ってきた。
なるほど、と思いながらも頭を抱えるハインリだった。
マスタース嬢は侍女をしたことが無かったが、元々騎士ということもあり、所作が丁寧だった。
また教えた侍女の仕事の覚えもよく、性格も穏やかだった。
「王妃は間違っても指を落としたりしない。優しい。」とマスタースは言う。
指を落とすなんて…と思いつつも、それに対してローズは、侍女は王妃の鏡、甘やかしてはいけない。
クリスタ様と常に比較される立場なのだから、
と言う。
ローズとマスタースは度々口論にもなっていた。
ローズの言うとおり侍女は主である自分の鏡である。確かにマスタースにはまだ不十分なところはたくさんある。
どうするべきか…と考え、一人で庭に出て散歩した。
ふと鳥の羽の音がしてみると、その鳥は鬼の森というところに飛んで行った。
(ローズが鬼が出るという森があると教えていたらしい)
鳥じゃなくて、本当の鬼か?と思って物陰から見ていると、噴水をじゃぶじゃぶとする音が。
そこにいたのはクイーンだった。
やっぱりクイーンだったのね、と思ってたら、噴水で瞬く間にそれは男性の姿に…なんと、それはハインリだった。
思わず悲鳴が出そうになったが口を押えたナビエだった。
段々エイプリンの妹がマスタースで、ローズの兄は誰だっけ…と分からなくなってきました。
(正解・近衛隊長の妹)
本当に美しいハインリの姿。(原作挿絵より感想ですw)
自分もナビエの気持ちになってドキドキです!
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