うっかり陛下の子を妊娠してしまいました 王妃ベルタの肖像 のマンガ版を最後まで読んだので、ネタバレと感想を記載。
小説はまだ続きがありすが、一旦ここで漫画版は終了です。
(画像引用元:Amazon.com)
正直1巻のほうが面白かった!
ebookjapanで1巻無料だったので、内容知らない方はぜひどうぞ。
前半は面白いと思いまーす。後半は…ありきたりな感じかも。
ebookjapan | うっかり陛下の子を妊娠してしまいました~王妃ベルタの肖像~【分冊版】 (1)【期間限定 無料お試し版】ネタバレ
9巻のネタバレ
視察から戻ってきたハロルドとベルタは、「王妃の元侍女であるアドリアンヌが懐妊した」と告げられる。
どうやら懐妊は嘘であるのだが、何やら後ろ暗い意図があるのは明らかであった。
ベルタはルイだけは絶対に守ると決意し、「静観をする」と発言する。
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マルグリットはアドリアンヌに付き添い、「あなたのお腹から生まれる子はこの国の宝である」と告げる。
実は、アドリアンヌに妊娠の事実はなく、身ごもったと言い出したのは女官長であった。
しかし、懐妊を喜ぶマルグリットを目の前にし、アドリアンヌは違うとは言い出せなかったのだ。
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ハロルドは一連の流れを把握したうえで、「ルイを王太子にするという当初の意見に変わりはない」と主張する。
一方でマルグリットに対しては、このような事態を繰り返さないために、何らかの対応をする決意を固める。
10巻のネタバレ
ハロルドは視察から戻った後も、継続的にベルタの部屋に足を運んでいた。
一方、ベルタは母としてルイを慈しんでいた。
周りの動きが気になるベルタだったが、ルイが元気でさえいられればいいと思うのであった。
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冬が深まってきたある日、ハロルドはベルタと話していた。
ルイを王子にしたいハロルドは、マルグリットに責を負わせ、ベルタを正妃として周りに認めさせたいと告げる。
ベルタは、妻として寄り添ってきた女性をそんな簡単に切り捨てられるのか、という疑問を投げかけた。
そんな話をしていると、ルイが泣き出してしまい、ハロルドは部屋を後にする。
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ハロルドは従者にベルタのことを相談すると、ベルタが王妃に向いていると言う従者。
ハロルドはどうしていいのかわからなくなっていた。
「王妃であり妻である女との関わり方を間違えてきた俺が―…これから誰に何をできるのか」
ハロルドは夜空を見上げ、1人で物思いにふけるのであった。
なかなかもどかしい展開が続いています…。
11巻のネタバレ
夜中、ベルタを部屋に呼ぶハロルド。
ハロルドはベルタに、アドリアンヌが療養を名目に後宮を辞め、王都を抜け出したと告げる。
そもそもアドリアンヌは懐妊しておらず、仮にしていたとしてもハロルドの子ではない。
奴らの狙いは”この後宮で身ごもった”という女を確保することだけだったようだ。
奴らとは、マルグリットの生国・ロートランドという国の宰相である。
どうやら王宮をかき回すだけかき回して国外を脱出し、正当な王位継承権を主張し得る赤子をロートラントで仕立て上げるつもりらしい。
逃げた一族とマルグリットが行動を共にしているとの情報が入り、すぐにでも追いかけたいハロルド。
しかし、その前にベルタに話したいことがあり、部屋に呼んだのだった。
ハロルドはマルグリットを悪いようにはしないと誓う。
ベルタはそんな言葉を聞いても、愛した人を簡単に切り捨てるハロルドに対して不信感を抱いていた。
だが、ハロルドは「かけられる全ての愛情をかけてルイに与えてやりたい」と約束する。
そんな言葉を聞いたベルタはお互いまだ知らないことは多いと感じつつも、
ハロルドを信じ「いってらっしゃいませ」と声をかけるのであった。
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マルグリットと会うハロルド。
マルグリットは自分を罪人として殺して欲しいと言う。
しかし、ハロルドはマルグリットに「正妃の義務から解放され、穏やかに生きてほしい」と伝える。
マルグリットはそれに対し、自分が生きている代わりに、アドリアンヌを許して欲しいと返答。
ハロルドはマルグリットの願いを聞き入れ、アドリアンヌは離宮で命を落としたこととした。
話は終わり、マルグリットはハロルドに感謝をし涙を流した。
12巻のネタバレ
マルグリットが姿を消し、王宮はひっくり返したような大騒ぎとなった。
今や後宮はベルタのものとなったが、ベルタは未だに不安を抱えていた。
ハロルドと一緒にいれば、近づくほど理解できなくなり、気づきたくないことにも気づいてしまうからである。
そう思いながらも、ベルタは「こうなってよかったと思える日がくるかしら」と呟くのだった。
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ハロルドの側近はベルタに、ハロルドと対等な個人として渡り合い寄り添いながら、
私人としての時間を思い出させる伴侶としての役割を期待していた。
同じ頃、ベルタの両親は、ベルタが君主の妻として、そして時期君主の母としてどこまで行けるのか、
期待と不安の両方を感じていたのであった。
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そして、ベルタが王妃として、ハロルドと共に祭りに出席する日がやってきた。
祝祭前、ハロルドは「お互いの背負うもの利害が対立したらどうする?」とベルタに問いかける。
それに対して、ベルタは「そうならないようにするのが私の役目です」と答える。
それを聞いて安心したハロルドは手を差し出し、ベルタもその手をとって2人で歩き出すのだった。
完。
感想
ハロルドとベルタはいろいろ問題がありましたが、その度にお互いを見つめなおそうとする姿勢に感銘を受けました。
最後には、ハロルドとベルタが信頼している感じが伺えますね。
ハッピーエンドでよかった🎵
再婚皇后と逆パターンの話で気になって買いましたが、最後は盛り上がりにちょっとかけた気もした。。
小説版の続きがどうなるのか若干気になりました。
押してくださると喜びます🎵
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