LINEマンガで連載中の『再婚承認を要求します』の原作、韓国小説の翻訳ネタバレを記載。
端折ってまとめて書いているので、全体的に伏線漏れあり。ご了承ください。
1話更新ですみません。
原作翻訳 ネタバレ 136話 ハインリは振り返る必要がある
怒ったメイドが襲い掛かりラスタに椅子を投げつけた。
それがラスタの額に命中。ラスタは「ああー!」と大声で叫んで倒れた。
ヴェルディ子爵夫人がメイドを突き飛ばした。
ラスタの叫び声でドアの外にいた護衛が部屋の中に入ってきた。
護衛は苦む様子のラスタと怒ったメイドを見て仰天。ラスタを抱き起こした。
メイドは怒りでなんとしてもラスタを殺してしまいたいと思っていたが、護衛に捕らえられ身動きが取れなくなっていた。
ヴェルディ子爵夫人はラスタの額から出る血を抑え、急いで医者を呼ぶように指示。
***
15分後、騒ぎを聞きつけたソビエシュが来た。
ラスタは医者の手当てを受けながら、涙ながらにソビエシュにすがる。
…すがりながら心では、メイドの父親の死刑執行の話が出てくるのではないかと不安になった。今回は流血騒ぎと護衛が来たことで、メイドの口封じをする時間がなかったからだ。
ソビエシュはラスタの額を見て驚いた。怪我の様子を医者から説明受ける。最善を尽くしたが額に傷が残るかもしれない、と言う。
ラスタは傷が残る可能性があることを知らなかったので、信じられないという様子だったが、ソビエシュは無事でよかったじゃないか、とラスタを宥めた。
ラスタはそれに納得いかない様子。
ソビエシュはそれよりも赤ちゃんが心配だった。しかしそれも大丈夫だと聞き安心した。
***
ソビエシュは捕らえられたメイドがいる小部屋に移動。
ソビエシュが見えるや否やメイドは「皇后が私の父親を絞首刑にしたのです!」と叫んだ。
荒唐無稽な話で理解できないソビエシュ。
それに対してメイドは「ラスタが腹いせで、囚われた自分の父の死刑を執行したのだ」と述べた。
しかしソビエシュは不思議に思う。最近死刑が執行された囚人はいないからだ。
それを彼女に伝えると、そんなはずは…と言うメイド。
それに対してラスタはケロッと「メイドがラスタの奇妙な噂を行って恐怖を与えて来たのです。ましてや、人を殺すなんてするわけない」と言ってのけた。
***
ソビエシュは考える。
父が死んだと言われたことについかっとなったことは理解できるものの、皇帝の子を身ごもった皇后を傷つけるとは、普通は死刑ものである。
とりあえず刑務所に入れるように指示。
一方のラスタには、「皇族殺害と関連していない限りむやみに人を殺すことはできないよ」と伝える。
そして「死刑執行の権限を持つ人間が嘘であれ死刑にすると言えば、相手は信じるだろう」と付け加えた。
ソビエシュはため息をついて、ヴェルディ子爵夫人や護衛を呼び出す。
「今後ラスタが誰かに危害を加える命令を下したら、自分にまず報告しろ。それを破ったら破った人間に全ての責任を追及する」と伝えた。
ラスタはみんなの前でそう言われたことで侮辱されたと傷ついていた。
そして、以前と比べてソビエシュは冷たいと感じた。
それは彼の心が覚めたのか?いやそうじゃない。エベリーが現れたからだ、と確信していた。
エベリーにはまったからだ。
このままだと、子供を産んだら離婚されて、エベリーと再婚して彼女が皇后になるかもしれない。
ナビエは乗り換える相手がいたけど、いない自分は惨めな状況になる。
それだけは避けなくてはならない…。
賢く行動しよう、と誓ったのだった。
***
ラスタはサファイアのネックレスを取り出し、メイドにそれをあげます、と渡した。
そして皇后に与えられている、年3回の恩赦の特権を利用し彼女の母親を釈放してあげることにした。
涙ながらにお礼を伝えるメイド。そして彼女は生涯ラスタに尽くすと約束した。
しかしヴェルディ子爵夫人は釘をさす。
「あのメイドの母親は3人も人を殺した凶悪犯。絶対釈放してはいけない」と伝えた。
ラスタはそれに対して「知っている。自分への忠誠心があるので問題ない。道徳心はどうでもいい。」と返す。
そして鏡を見て傷跡の心配しだす始末だった。
*****
ナビエは業務に慣れ、副官も就いたことで仕事の効率が上がっていた。
複数の業務を並行して行えるようになったので、ルイフトとの貿易について、カフメン大公へ手紙を出すことにした。
副官はなぜ会って話をしないのか不思議に思っている様子だが、ナビエは適当にごまかした。
***
マレニーとウィヤンがやってきて、ナビエが先日頼んだ報告書を持ってきた。
二人の報告書は酷似しており、その報告書は間違った数値が非常に多かった。
ナビエは「がっかりした、この仕事は自分でやる」と言ってその場を後にした。
その日の夜。ナビエはハインリに寝室にその話をした。
ハインリは二人がそんなことをしたことに驚いていたと言い、笑った。
*****
三日経った頃。ナビエが歩いていると、妙な話が聞こえてきた。
なんでも王冠を被った幽霊を見たという話だった。
「幽霊は先王ではないか、ハインリが先王を毒殺したという噂があるし…」とも聞こえた。
ナビエはその話はクリスタ側の貴族が流したものだと感じ、危険に思った。
クリスタはコンプシャーに行ったが、まだ宮殿に彼女を指示する人間は一部残っているのだ。
ハインリもその噂は知っていた。
しかしナビエに対し、「幽霊が怖いですか?朝まで一緒にいましょうか?」と聞いてきた。
ナビエは「怖くない」と返すと、ハインリは「自分が怖いから一緒にいて下さい」と返事。(笑)
ナビエはクリスタ側の人間の仕業だが大丈夫か?と聞くが、ハインリはそれよりも幽霊が怖い。と答えたのだった。
***
ハインリがあまりにも幽霊が怖がるので、幽霊が出ると言う噂の場所に行こうと決めたナビエ。護衛を連れてそこを訪ねるとそこには既にマッケナとハインリの姿が。
既に二人は何かしら仕掛けがあると考え、出没する付近を調査していたのだった。
そこで、つとめて冷静な姿を見たナビエは、幽霊が怖いと震えていたのは何だったんだ…二重人格か?と感じる。
マッケナが「幽霊が出たらどうするか?幽霊を先王として扱うべきですか?」と聞くと、「塩をかけよう。」と返すのだった。
感想
ラスタ本当に怖いですねー…!よく殺人なんてするわけない!なんて言えるな~。
しかし遅すぎだけど、ようやくソビエシュがラスタの二面性に気づき、対策するようになったのは良い傾向です。
エベリーかわいそうだから巻き込まないであげて!
そして、こちらも二面性に気づいたナビエ。
ハインリの最後の塩を撒けは笑えましたw
どの国でも悪霊には塩が効くんですかねw
押して頂けると喜びます♥
にほんブログ村