LINEマンガで連載中の『再婚承認を要求します』の原作、韓国小説の翻訳ネタバレを記載。
端折ってまとめて書いているので、全体的に伏線漏れあり。ご了承ください。
過去の翻訳はこちらからどうぞ!
146話 エベリーのネックレス
突然出てきたラスタの名前にルベティは驚いた。
ラスタが拉致を依頼したということに鳥肌が立った。
確かにルベティはラスタを無視して辱めたが、皇后であるラスタがそのようなことをするとは。
恐ろしくて身が震えた。
奴隷だった過去を消すためにした行動だと言う。であれば、ルベティの実家・ロテシュ家の安全も気になった。
それは大丈夫だとソビエシュの従者が教えてくれたので、少しだけ安堵できた。
ルベティは「なぜソビエシュ陛下は自分の拉致に気づいたのか?」と聞く。
従者は「ラスタの行動に懸念があった場合のことを考えソビエシュの依頼で密かに護衛をつけており、その護衛からの情報だ」と言う。
「今回はラスタが暗殺者を雇用してルベティを暗殺しようと計画している、と把握していた」と伝えた。
とにかく、自分が無事でよかったとルベティはため息をついた。
そして、ルベティはしばらくこの陛下所有の邸宅で過ごして欲しい。今戻れば再度襲撃される可能性があるから、と言われる。
ルベティは陛下に感謝を伝えてほしいとその依頼を快諾。
従者からは「今日の事を後で記録すると思うのでよく覚えておいていただきたい」と言われた。
***
従者はソビエシュの元に戻り簡潔に報告書を作成し、報告した。
ソビエシュはその報告書を机の引き出しに仕舞う。そこには、ソビエシュが知り得たこれまでのラスタの犯した罪の報告書がすべて入っていた。
*
数時間後、ソビエシュは気を取り直してラスタを自室へ呼んだ。しかしラスタは腹痛だと言うので、彼女の元に行くことにした。
ソビエシュは仮病だろうと思いながら出向いた。
そして、勤めて優しい声で、不安があったらすぐに医者を呼ぶようにとラスタに伝える。
ラスタはソビエシュにまた歌を歌って欲しいと言った。
色々思いながらもソビエシュは歌を歌う。
ラスタは目を閉じて聞いた。
力になってくれるエルギ公爵のことも勿論好きだが、やはりソビエシュがよかった。
優しい時のソビエシュは誰よりも優しかった。
ソビエシュはラスタに、「自分に言いたいことは無いか」と何度か聞く。
思い当たることが多すぎたがラスタは「無い」と回答した。
ラスタ自身もソビエシュに言いたいことがあるのでは?と思い、「陛下はラスタに言うことはないか?」と聞く。
ソビエシュが何のことかと聞くと、ネックレスを差し出すラスタ。
それは、エベリーから盗んだネックレスだった。
ソビエシュは冷静にエベリーから盗んだのだったら返すようにと指示。
ラスタは「嫉妬してしまった、拾ったものだが、申し訳ない」と言う。
ソビエシュはネックレスを取り上げ「私から返す」と言った。
*****
一方の西大帝国。
数日前のホワイトモンド事件が発覚した時、関係者だけが集まっていたので、後日正式な会議が開かれていた。
そこでは様々な意見が出た。
・今回は良かったが、いつまた攻撃されるか分からない。このままでいいのか?戦争をしてはどうか?
・あえて混乱を招くようなことをわざとするのか?
・戦争をしたら多数の犠牲が出る。
・犠牲になるのはホワイトモンド側だ、こちらは帝国なのだから。
・帝国としての地位と力を示す番だ、などなど。
ナビエは言いたいことが山ほどあったが、まだ西大帝国の人にとって自分は外国人であろうと思い、我慢した。
長い議論の末、議題が別のものへ移った。
…ところが会議が終わりかけた頃、ある貴族が「ナビエ皇后がソビエシュ陛下と離婚した理由は不妊と聞いたが本当か?」と進言。
その貴族の質問は当然ながらケトゥロン侯爵の誘導によるものだった。
ケトゥロン侯爵はにやっと笑いながらナビエを見ていた。
「そのような事実はありません」と返答するナビエ。
そしてナビエはケトゥロン侯爵に向かって言う。
「私が不妊であったとしても、侯爵家から皇后が出ることはありませんよ」と。
このナビエの様子にはケトゥロン侯爵も面食らった様子だった。彼は謝罪し早々に会議から退場したのだった。
***
ナビエは入浴中にケトゥロン侯爵の言葉を思い出していた。
どうしてそのような噂が出回ったのだろうか?
色々考えた末、ソビエシュでないとしたらラスタかと思ったが 確証は掴めなかった。
上がって髪をふいていると、鏡越しにハインリが見えた。
真剣な表情で本を読んでいた。
その本は魚図鑑だった。
ハインリになぜ読んでいるのか尋ねると、釣りの準備だと言う。
そして「釣りの後は美味しい魚料理を作る。侯爵があなたの口に良いとよいのですが。」
と言った。
ナビエは、侯爵?と疑問に思った。
ナイスだけどちょっと怖くなってきました。
だけど、助け舟?だったソビエシュからのいうことは無いか?の質問に対して、無いと答えてしまったラスタ…
救いようがありませんね。
侯爵って…え?なんの話でしょうか。まさか鳥じゃなくて魚になれる人種なの?
あるなんて言えないかw
この続きの147話はこちらから。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
押してくれると喜びますー!
にほんブログ村
大変面白く読ませて頂いてありがたいのですが、誤字脱字、人物の名前違いが多いのが気になります。
りゅうさま、コメントありがとうございます。
大変申し訳ありません、ご指摘の通りで誤字脱字とても多いと思います。
順に修正させていただきます。読みづらく、大変申し訳ないです。
いつも楽しませて頂いています。
146話
「鏡越しにソビエシュ」が見えたとありますが、
ハインリと間違えていませんか
milkさん、こちらこそいつもありがとうございます。
おっしゃる通りで、明らかに間違っていました…。修正させていただきました。
誤字が多く読みづらくすみません。ご指摘感謝いたします!!