田村由美さんの『ミステリと言う勿れ』9巻を読みました。ざっくりとしたネタバレと感想を書いていきます。
今回は双子編の解決回だよ〜!必読!!
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ebookjapan | ミステリと言う勿れ 9巻ネタバレ
episode13-2 誰も寝てはならぬ
有紀子(ゆきこ)と実都子(みつこ)は双子ではなく、三つ子でもう一人いるのではないかと聞く整(ととのう)。
そしてそのもう一人はアイコという名前だという。
3人は赤、青、黄の自分のカラーを持っていて、自分が誰なのかわからなくならないように、噴水に自分のカラーのアヒルを置いている。
誰が誰かを特定されるのが危険だから、特定されないように自分達を守っていて、それは何故なのかと問う整。
すると藍糸子(あいこ)という三女がいることを告白した。
何故そのような経緯になったかを説明する家政婦の詩。
3人の母である一葉も双子であり、一つ下の妹がいて3姉妹だったという。
しかし妹は一葉とお風呂に入り、目を離した隙にお風呂で溺れて死んでしまった。
そのことを引きずって生きてきた一葉だが、ある日を境に見違えるように明るくなる。
一葉は事故は私のせいではなかった。三つ子だった私たちは、一番下の子を殺して双子になったとおかしなことを話し出したという。
それからほどなくして一葉は妊娠し、三つ子だとわかると、三女をいないことにしてしまったのだ。
そして3人が5歳になるまで、誰が誰かバレずに入れ替わるゲームをしようと提案する一葉。
怖いおじさんがさらいにやってくるからというのだった。
しかし5歳を過ぎ小学生になった今も入れ替わりは続いているのだという。
使用人の徹は、晃次(叔父)に今回の件について伝えると、晃次がやってきて藍糸子はどこかと尋ねてきた。
すると藍糸子以外は整も含め全員船に乗るよう指示される。
晃次の部下の楡崎に、動かない船に乗せられ置き去りにされる整たち。
昔に遡る。
晃次は会社の金を使い込んだことが経理部長にバレてしまい、彼を殺してしまう。
それを有紀子に見られてしまい、彼女を始末しようとしたが、その後彼女たちが入れ替わりを始めたので誰が誰かわからなくなってしまった。
そして今回誰が誰かがわかったことで、藍糸子以外の人たちを始末しようとしたのだった。
時は戻り絶体絶命の整たち。
しかし伝書鳩のアイコちゃんが船に乗っていたのに気づき、アイコちゃんを使い今回の件を青砥刑事に伝える整。
晃次のもとに警察が訪れる。
経理部長を殺害してる現場を見たと告白する藍糸子。
目撃者は有紀子ではなく藍糸子だったのだった。
そして船に乗っていた整のもとにガロが現れて、一緒に来ないかと誘われる。
整は断ると去って行くガロ。
その後整たちの船は無事救助されたのだった。
episode12.5 enclosure
ガロは愛珠の死の真相を握る、心理カウンセラーの鳴子巽(なるこたつみ)のことを探っている。
愛珠のカルテなどはないが、診療の映像が残っていて、一葉が妹は誰かに殺されたのだと洗脳されている。
三つ子ができたことを相談すると、一人隠して入れ替えさせるアドバイスをしてるものもあった。
episode14 誰が誰に誰を誰と
土砂崩れの現場で人の骨が発見されるシーン。
立ち食いそば屋の前で何にするか整が迷っていると、大きな荷物を持ってキョロキョロしている男性を見つける。
何か探しているのかと整が聞くが、なんでもないと答え去って行く男性。
しかしまたその男性と出会い、あっちへ行ったり来たりして、公衆電話で誰かと電話する姿を見て、誘拐かなにかではと疑う整。
時は代わり、大隣署では青砥刑事が仕事を終えて帰ろうとしていた。
娘の友香(ゆか)と夜ご飯を食べて、家に一緒に帰ろうとするが、友達の家に泊まるという友香。
そして友達の家まで送り友香と別れた青砥。
それからしばらくすると、友香の番号から知らない人の声で電話がかかってきたのだった。
名前は”してんちょう”と名乗り、友香を誘拐したという。
犯人はある子供を明日の正午までに誘拐しろと指示してきたのだった。
その後青砥は整のもとを訪れる。
大きな荷物を抱えてうろちょろしていた男性が、連続幼女誘拐事件という青砥が捜査していた事件の犯人とされていた小諸武史(こもろたけし)だったことを伝える整。
友香の携帯のGPSを頼りにコンビニへ向かう青砥と整。
ニュースからは土砂現場から10歳前後の子供の遺体がが6体出てきたと報じられた。
コンビニにつくと友香の携帯が置かれていた。
防犯カメラを調べたいが、警察手帳を持っていないためできない。
残す手がかりは誘拐しろと言われた子供だと言い、その子の元へと向かう2人。
その車中で8年前の幼女誘拐事件について聞く整。
誘拐しろと指示された子供、井口竜樹の家へと到着し、周辺で情報を仕入れる2人。
しかし、3日前から旅行に出かけると聞き何もできず立ち尽くす。
約束の正午がきて、犯人から電話がかかってきてしまう。
感想
今回はここまででした!
全巻からの続きの話も解決し、ガロの愛珠の事件にも少しずつ進展が見られました!
そして青砥刑事の娘、友香ちゃん誘拐事件。
果たして8年前の事件と関係があるのか。
小諸はどう関係しているのか。
約束の時刻を迎えてしまったが、友香の命は助かるのか、、、
10巻が待ちきれません🎶
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