LINEマンガで連載中の『再婚承認を要求します』の原作、韓国小説の翻訳ネタバレを記載。
端折ってまとめて書いているので、全体的に伏線漏れあり。ご了承ください。
過去の翻訳はこちらからどうぞ!
163話 母の心配
祭典中。
ナビエが妊娠中という話を聞きつけ、気にした侍従が慌てて供え物を食べなくて良いと止めた。
祈りのために妊娠中害のあるとされる危ない食品を食べ、未来の皇帝に影響を及ぼすわけにはいかないと伝えた。
ほとんどの貴族はナビエの妊娠を歓迎しているようだった。ハインリ反対派の貴族でさえも、後継者問題は喫緊の問題だから、世rこんでいるように見えた。(子供の側近になることが将来の目的でもあるから)
祭典後半になり、ジュメンシア老侯爵がグラスを持ってナビエに近づいてきて、祝いの言葉をかけた。
ナビエはこれは意外だと思った。彼はクリスタの実父であり、心から祝う理由はないはずである。少し考えた結果、彼が胎児に良くないという供え物を届けた犯人である可能性が高いと気づいた。
そこへハインリは来て、ジュメンシア老侯爵に告げる。
「ずっと妊娠に問題があると噂になっていたようだが、何の問題も無いのでご心配なく。それよりも国内政治が今は重要だ。何を言っても信じないあなたがたのような人には関係のないことですがね。」
ジュメンシア老侯爵とその側近の表情は暗くなった。
***
その夜。侍女や両親、兄の間でも妊娠の話で盛り上がっていた。ローラは自分にも秘密にしていたなんて!と少し怒るようなふりをしながら、うれし涙を流してくれた。
早速みんな出産や育児など赤ちゃんのことを気にし始めている。
ナビエの父と母は喜んで、小さなナビエが母親なんて信じられない‥と言っていた。(が、ナビエは貴族令嬢の間でもとても背が高いらしい)
しかし産前、産後どちらも心配だと気にする母を宥めるナビエ。きっとうまく行くと思っているのだった。
しかし兄はナビエを心配し、母に西王国に少し留まってもらうように要請した。
***
その様子を見た「マッケナはナビエの周辺の皆が大喜びですね。笑い声が昨日からずっと廊下へ漏れ聞こえています。」と言った。
これにはハインリも微笑みで返した。だがすぐに、別の話へ。
マッケナは黄色い手紙をハインリに渡した。その手紙を見たナビエは怒った顔をしていたと言う。
ハインリは「妊娠中は良いことだけを考えるべきなのに」と呟き、ジュメンシア老侯爵に何かしらの罰で対処しようとしているようだ。
秘書へ言づけてジュメンシア老侯爵を呼び出した。
**
すぐにやってきた侯爵。ハインリは彼に「面白いものを見た」と言って黄色い手紙を彼に差し出す。
それにこたえつつ、ドキッとした表情を見せた侯爵。
手紙にはこう書かれていた。
皇后が妊娠したので、胎児に有害な食べ物。毒ではなく人々が不思議に思わない食べ物を準備するように。
これには侯爵が偽造された手紙だと憤慨。事実彼は手紙は書いておらず、偽造されたものであった。
そして、実際そんな指示をしたとして、このような手紙を残すだろうかと応報。こんな手段で自分を責めてくるとは、皇帝は愚かだと内心思っていた。
しかしハインリは証拠はこれだけでは無いと言い、図書館記録を持ってこさせた。
その記録を持ってきた女性は驚くほどクリスタに似ていて(本人ではない)首には絞首刑用のロープが巻かれていた。
また貸出記録には、彼の孫が以下の本を借りて調べた記録が残っていた。
・時に毒となる薬
・体に良いが危険な食べ物
・注意すべき食べ物
あなたの孫は変わった趣味ですね?と言ってのけた。
ジュメンシア老侯爵は考える。確かに、手紙は偽造されたものだし否定すればよい。貴族社会の地位が危ぶまれるかもしれないが、それだけで特に何の問題も無いと思われた。
しかし彼はここで認めないと、クリスタに危害を加えると脅迫しているのだ。彼女に毒を与える、もしくは食べ物を与えないで殺し、その後に事実とともに葬り去る。
ハインリは「答えて、侯爵」と言う。
その顔は笑っていたが、笑顔の下の残忍な計画を実行する狡猾な男である。ジュメンシア老侯爵は顔を白くしていた。
あんまり端折ってないのですが、163話は内容が薄いような…
百戦錬磨のナビエです。
そりゃー突然敵の父から祝いの言葉をかけられたら不審に思うよね。
侯爵はわざわざ声をかけるところがバレたいと言っているようなものだよ…
みんな待望の赤ちゃんですもんね!
お母さんが心配してくれているけど、本当に私も(勝手に)心配だから、是非傍にいてあげてほしい!
ナビエ母の東大帝国の仕事は何だか知らないけど(コラ)何とかなるんじゃない?
コーシャル近くにもいてくれたらより安心だけど。
クリスタに似た女性ってどこで雇ってくるんですかね?!笑
そしてその首にひもを巻かせる…なんて現代でやったらそれこそ◎◎ハラスメントになりそうだけど。
とりあえず、侯爵は次回自白してくれそうですね。
まあ、自業自得です。
*
この続きの164話はこちらからどうぞ
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