LINEマンガで連載中の『再婚承認を要求します』の原作、韓国小説の翻訳ネタバレを記載。
端折ってまとめて書いているので、全体的に伏線漏れあり。ご了承ください。
過去の翻訳はこちらからどうぞ!
204話 再度よろめく
窓から飛び降りたソビエシュ。
夢の中で、ソビエシュが目を開けるとそこは寝室だった。いつも暖かいはず布団が今日は冷たい。不気味なほどだった。
寝室の目の前にかかっている絵の中を見て、「お父さんがごめんね…」とおいおい泣いた。隣にはナビエの絵もある。
その絵に手を伸ばすと絵の中から二人も手を伸ばしてきて、3人で抱きしめ合った。
夢の中でのソビエシュとナビエは夫婦だった。
ふとグローリーエムはが遠くに行ったので追いかけようとすると、ナビエが後ろから「行かないで」と止めてくる。その様子から、追いかける道を進むと自分は死ぬんだろうと思った。
ナビエだけでも死の道へ道連れにしないように、そこに留まるように言った。そしてソビエシュはそのままグローリーエムを追って終わりのない道を歩み始めた…。
***
カルル侯爵はソビエシュの様子が不安で、片時もソビエシュの部屋の近くを離れることができずにいた。
突然、ドンッという大きな音が聞こえ、続いて外から「陛下!陛下!」と叫び声と悲鳴が聞こえた。
なぜ外からそんな音が…と思いながら外に出ると、ソビエシュが倒れていた。カールは急いで医師を呼んだ。
続いて、回復魔法の使えるエベリーを呼ぼうと思ったが、彼女は西大帝国に行ったまま、戻ってきていなかった…。
*****
その頃の西大帝国。
ようやくナビエが目を覚ました。目の前にはハインリの顔が。
ハインリは「クイーン!」と呼び、手を握ってナビエが起きたことを本当に喜んだ。
*
ナビエもソビエシュの夢を見ていた。彼を呼び止めようとしたら、そこに留まるようについてこないように…と言い、彼は全身真っ赤な女の子の手を握ってどこかに行ってしまったのだった。
ナビエの胸には不思議な喪失感が残った。
*
目覚めてから1日が過ぎたころ、ようやくエベリーと面会することが叶った。
ハインリが言うにはナビエを救ったのは、エベリーとカフメン大公だそうだ。カフメン大公が屋根から飛び降りた人からナビエを守るために打った氷の魔法で生き延びることができ、その後エベリーの治癒魔法を受け、無事起きることができた。
ナビエはエベリーに「本当に素晴らしい」と称賛の言葉を伝えた。しかしエベリーは大公のおかげだ、と謙遜。しまいには「すべて皇后のおかげです」と告げた。
そしてエベリーは別の話を始めた。ナビエはソビエシュと仲が悪いのかと聞いてきた。
ナビエは「まあそうだが、なんで?」と返した。
するとエベリーは「気分を害するかもしれませんが、ソビエシュ陛下はまだ皇后陛下のことが好きなようです。今回も皇后陛下の知らせを受けすぐに皇后陛下を救うように派遣されました」と伝えた。
これを聞いたナビエは、脳裏に実家まで会いに来たソビエシュが浮かんだ。手紙でお礼ぐらいすべきかもしれない、と思ったのだった。
***
その後数日経ち、ナビエは驚くほど回復しており、以前の体調と変わらなくなっていた。
ハインリにそれを伝えるとまだ安静にすべきだと心配事を言ってきたので、今回ばかりは受け入れることにした。
そしてハインリはまたナビエにご飯を食べさせる。
ナビエは口に運ばれたスープを飲みながら、ふとジュメンシア侯爵一家はどうしているのかと思った。ハインリに聞くと、犯人である侯爵は飛び降り後すぐ死亡し、老侯爵を始めとする人は捕らえられ、絞首刑や奴隷刑を処されたと聞いた。
*
そうしている時に部屋にローラが入ってきて「カフメン大公が目覚めました!」と伝えて来た。
ナビエは恩人であるカフメン大公にすぐに会いに行くことにした。彼は外傷は無いものの、ぼんやりしているように見えた。
ナビエは御礼を伝えると、カフメンは「やりたいことをしただけです」と優しい笑みを浮かべた。
そのカフメン大公の様子を見て、もしかして薬の効果が切れたのか?と嬉しくなるナビエだった。
*
続く。
あれ、ソビエシュはどうなっちゃうんでしょうか!?
こんなところで死んだら、適役としてみっともないよ!全ては諸悪の根源は自分と悟っているんだから、生きてその辛い状況を受け入れないと‥もうちょっと頑張んないと。
そしてナビエもカフメン大公も起きましたね。うん、死なないって思ってたけど、何事もなく起きることが出来て本当によかった!拍手!!
で、ナビエにはぜひソビエシュに手紙書いてあげて欲しい。それだけで生き返りそうだから(笑)
*
この続きの205話はこちらから
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