LINEマンガで連載中の『再婚承認を要求します』の原作、韓国小説の翻訳ネタバレを記載。
端折ってまとめて書いているので、全体的に伏線漏れあり。ご了承ください。
過去の翻訳はこちらからどうぞ!
234話 結び目
”昨日兄に行ったことはシャレット姫への失礼にあたるのではないかーー”。ナビエは翌日も一晩中複雑な想いでいた。
ホワイトモンドの姫が兄と結婚すれば、勿論西大帝国にとっても有益なことであるし、昨日の発言は西大帝国に対しても問題発言かもしれない…。
そして、子供のように明るい笑顔をして兄の話をするマスタースを見ると、中々兄の話をする気にはならなかった。ナビエの顔を見てコーシャルのことを思い出したのか、顔を赤くしたりもしているし…。
しかし長期的に見ると、こういう状況で兄とシャレット姫が婚約することはシャレット姫に失礼になるのではないかと気にした。自分がソビエシュから受けた苦しみを彼女に与えるのだけは避けたかった。
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自分だけで考えていてもしょうがないと思ったナビエは、外を歩くことにした。
道中、”今まで自分は兄の結婚について口を挟んだことはなかった。昨日はなんでそんなことを言ったのか、ハインリに愛をささやかれるからそれに当てられたのか…”などと考えていると、カフメン大公と遭遇した。
彼はナビエの心を読んでしまったようで、苦笑いをしている。
カフメン大公は心を読んでしまったことを謝罪した。ナビエは彼にドルシへ鳥を送ったことなどを伝え、別れた。
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もう少し歩いていると、今度は東大帝国からの使者が来たと言う。ナビエは急いで執務室に向かった。
すると入口で副官と会話している人物が。彼が東大帝国からの来客でナビエも顔見知りの人物だった。彼はナビエに返事があると言い、手紙を渡してすぐに去った。
中を見ると「あなたの探していたルベティの甥を見つけた」と書いてあった。他にも色々書いてあったが…。

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ナビエはニュースをすぐにルベティに伝えた。
彼女は微妙な表情をして両手で顔を覆った。喜んでいるのか驚いているのか…なんとも言えない表情が、まさに彼女の今の心境を表現していると言える。最も、彼女がこんな表情をするのは、エルギ公爵の話を聞いてしまったからだった。
ルベティはエルギ公爵が神殿に現れた話を聞いてからは別人のようだった。恨みや苦しみを背負い、復讐心に駆られていた。
元々優しい性格とは言えず子供っぽいところがある彼女だったが、父や兄が死んだ後は自分が領主になると随分成長している様子であった。しかし明確な敵と思える存在が現れてしまった今、そのエネルギーの矛先がエルギ公爵に行くのではないかと懸念されるような状況だった。
最も、エルギ公爵はその矛先になったところで衝撃を受けるような人物ではないが。
*
その後もルベティがどうするか(東大帝国にすぐ戻るかどうかを含めて)悩んでいる様子だった。ナビエはルベティの顔を見て、ラスタと同じような表情を感じ取りこのままでは行けないと思った。
しかし西大帝国に一旦住むにしても、子供を宮廷内で育てることはできない。なので、ここで勉強したいと言うルベティに甥を連れてきてまた来てくださいと言うこともできず、悩むナビエ。
それでもルベティは「一旦東大帝国に帰ります」と言う。
ナビエはもう少し後でもいいのではないかと言ったが、ルベティの決意は変わらず帰って甥に会いに行こうと考えている様子だった。
なので、ナビエはルベティに東大帝国に戻った際の行動を気を付ける様にと言付けた。ルベティは自分は問題無いと言い張るが、復讐心に満ちた彼女がどのような状況になるのか、これ以上苦しんだり不幸な状況に陥るのは見たくなかった。
しかし彼女は笑って「心配しないでください。大丈夫です」と言ったのだった。
*****
その頃の東大帝国ではソビエシュ(昼ver)が無表情で積み上がった仕事をこなしていた。側近を敵と感じてからは、彼らの一挙手一投足が気になり、しばらく集中することができなかった。
頭痛はますます激しくなっていたが、医師は鎮痛剤は飲みすぎると良くないと言う。合わせて魔法使いによる治療も受けたが、良くならなかった。精神的なものだからかもしれない。

夜のソビエシュの耳に睡眠薬の話が入るかもと思うとそれも心配の種だった。
そんな中、ナビエが子供を連れて自分のもとに戻ってくること――これが彼にとっての唯一の希望と期待であった。遠い国にいるナビエ。彼女が自分からは来てくれそうには無いとは思っているが。
*
そんな時に彼の目に一枚の書類が目に留まる。そこにはこう書かれていた。

国を安定させるためにも早く次の皇后を迎えなくてはならない。皇室の繁栄を祈るために…
今すぐ新しい皇后を迎えることができないなら、王位継承権の順位が高い皇族を宮殿に連れて来て教育しなくてはならない。
*****
「これは私が求めていた鳥ではない」
ナビエがカフメン大公に青い鳥を送り、カフメン大公からその青い鳥を受け取ったドルシに渡した翌日の事だった。ドルシはもらった籠をつき返し、自分が見たあの鳥が欲しい‥と言い放った。

カフメン大公はその言葉に疲れ、自分は何をしているのか…と思った。
ドルシの相手をするのが面倒になった彼は酷い事だがまたあの薬を飲んでその青い鳥を見たら良いのではないか…と考えた。ドルシが後ろから付けて「自分を避けているの?」と言いうろうろしてくるので、面倒で逃げながら、どうするか悩み続けた。
*
その時だった。ふと声が聞こえる。
「あの二人、恋仲かもしれない」
彼の頭の中に信じられない声が聞こえてきたので、思わず歩みを止めた。
”彼が好きなのはセクシーな彼。青い鳥とか言っているけど、そう言えば追いかけることができるから。彼は自分の魅力に気づいていない。”
カフメン大公はセクシーな男が自分と気づき、恐ろしくなってやめろ!と叫びたくなった。彼がこれまで聞いた心の声で一番酷いものだった。
ドルシに「3m離れてくれ」と冷たく警告し、カフメン大公は心の声の主に向かって歩いた。
*
声の主は木陰で分厚い本を読んでいた。眼鏡をかけている。
彼女の表情は厳しく、本のタイトルは「戦術と戦略」とある…。どうも本のタイトルと考えている内容がちぐはぐだなと思いながら、彼女に近寄った。
彼女は冷たい声で「どうしたの?」こう聞いてきた。
しかし心の声では”本当にセクシーな男!彼が、シャレット姫、愛して欲しいと言ったらなんと嬉しい事か…”と言っていた。
カフメン大公は彼女の見た目と心の声のギャップにビックリ。ある意味初めての経験だった。
続いて、”なんだ。私を見つめるじゃない。私に一目ぼれしたのではない?”と聞こえたので、彼は「違います」と言ったのだった。

*
続く。
一言いいですか?
昼のソビエシュよ!いい加減その路線は諦めろ!!!
なんで未だにハインリより自分が勝っていると思うんだ?!しかも子供はハインリとの子供だよ?!
やっぱり彼は昔から人間性を疑う男ですね。まあ、皇族だから養子とかはよくある話なのかもしれないけど、あまりにも自分本位過ぎて、心底嫌い。
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カフメン大公の受難には笑いました。ドルシが何でマッケナを見てが青い鳥だと思ったのかは以前謎のままですが、魔法使いだから…なのかな?
それなら何でもありだけどwwwハインリも金の鷲に見えるのかww?
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そして、本を読んでいる眼鏡をかけた女性はなんと、シャレット姫?いつもと印象が違いますね。
この展開はまさか、カフメン大公と恋に落ちるパターン?
カフメン大公とコーシャル卿ちょっとタイプが違うけど、彼女の元々のタイプはこんな人なのかな~とか思いながら読みました♪
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この続きの235話はこちらからどうぞ

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