昨年に引き続き、私が大好きなファンタジー漫画。
偽りのフレイヤ(7)の感想と端折りのネタバレを記載します。
偽りのフレイヤは、暇なら読んで欲しい漫画!
ぜひぜひ手にとってみてください。無料分だけでも十分楽しめますよー。
偽りのフレイヤはファンタジー要素も恋愛要素もうまいこと織り交ぜられています。
主人公が不憫だけど魅力的という王道要素なので、ファンタジー好きな方には読んでいて退屈無し。
純粋に恋愛ものが好きな人には読み疲れするかもしれません。
1巻はこちらから。無料だよーー!
偽りのフレイヤ 7巻 あらすじ
嘗ての同盟国を仲間にするため訪れたナハトの国の首都 シエラベルク。
そこでは、陰謀と闇が渦巻いていた…。シグルズ皇帝が砦に到着するまでに、奪われたナハトの皇太子を取り戻そうとするフレイヤ達だが!? 2021年10月刊。
偽りのフレイヤ 7巻 ネタバレ
ゾフィはゲオルクを抱いて、兵たちを混乱させようとします。
コンラートは、兵たちに信頼されず、侍女であるエッダに唆されているのだとゾフィに言われるがままでした。
そんな状況にヤキモキして出て行きたがるミカルにフレイヤは、エッダはまだ終わっていないと言い、制します。
戦いを怠けていた結果だとゾフィに見下されている中、
私はあなたに憧れていると宣言するエッダ。
敵国からの妃であるゾフィの美貌や強かさ、そして才能や度胸に負けたくないと言って周りの者たちを引きつけます。
そして、混乱していたサムエルたちに喝を入れ、進むべき道を示します。
その言葉にお前ごときがと腹を立てるゾフィ。
ゾフィの胸に抱かれていたゲオルクが、エッダを見てマンマと叫びます。
それを聞き、兵たちがさらに混乱すると、コンラートは、エッダが正式な王位継承者であること、先王レオポルドの末娘のエデルフィーネ姫なのだと宣言します。
ナハト王家は、代々生後一年で現れるしるしを持っているのだと話し、エッダの背中を皆の前で見せ、ゲオルクの背中を見せるように言うコンラート。
負けを直感したゾフィは、自ら首を切り、戦火の火種となろうとします。
最期にスカディという言葉をつぶやいたゾフィに、フレイヤは、母と同じ名前であることに何かを感じました。
エッダは一つの夜が終わり、暁を連れてきてくれたとフレイヤに言うと、フレイヤはまずは、ナハトの復興を願い、いつか時が来たら手をとって欲しいとコンラートとエッダに言うのでした。
*****
シグルズの若き皇帝ディミトリが、すさまじい勢いで追ってくる戦況の最中。
フレイヤは威圧感を感じていました。
アレクシスと共に、森を駆け抜けるフレイヤは、捕まりそうで不安な心の中に、死の恐怖と殺意が入り混じった感情を覚えます。
迷いもなく、殺すという言葉を思い浮かべた自分に、感情が溢れて涙を流すフレイヤ。
そんなフレイヤに優しく声をかけるアレクシス。
フレイヤはアレクシスに助けを求めると、俺が一番お前を見てきたと言い、フレイヤを抱きしめます。
震えの止まったフレイヤは、冷静になると、森の地形が故郷のテナ村に似ていることで、罠を仕掛けることを思いつきます。
この作戦がうまくいき、逃げ切ることに成功。
他の森の民たちと合流し、船で移動することになり、束の間の休息を得たフレイヤたち。
フレイヤが傷を負って寝ているユリウスに声をかけると、ユリウスは、フレイヤの腕を掴み、行くなと言います。
怪我の熱にうなされながらも、フレイヤのことを思ってしまう自分に、どうかしていると独り言を言うのでした。
エッダに宝珠のついた小刀を渡されるフレイヤ。
エッダは、フレイヤを抱きしめて、秘密を抱えて戦う苦しさを分かち合い、あなたが何者でも力を貸すと言いました。
船の中で、ヨルンが絡んでくるから隠れると言うアレクシスの横に一緒に座るフレイヤ。
アレクシスがフレイヤと手をつなぐと、フレイヤはなぜだか緊張してしまい、いつもと違う感情が溢れ出すと、テナ村のことを思い出すのでした。
*****
山賊から取り戻した荷馬車の中に、子どもがいました。
ユリウスとアレクシスは、アシャへ行く途中で、山頂に星を見に行きたいとごねる子どもヤスミンと出会い、仕方なく一緒に行動することになります。
自分のことを精霊の導き手だと言うヤスミンの視る力は、あまり当たらない様子。
占者を軽んじてはならないと怒るユリウスに反発するヤスミンは、必死に力を使いユリウスの心を暴いてしまいます。
アレクシスに本物ならなおさら軽く暴いて良いもんじゃないと言われ、自分を責め走り出すヤスミン。
今夜明るい星が輝くという真実だけが、ヤスミンの心を支えていました。
野犬に襲われたヤスミンを助けるアレクシスとユリウス。
そこで、ヤスミンは、心を暴いて不快にさせてしまったことを泣きながら謝ると、二人と一緒に星を見上げます。
山頂の星を見て、なんか違ったというヤスミンの前に、フレイヤが現れると、
星はここにあったんだと納得し、星は必ずどこかに辿り着く…と正式な精霊の導き手であるお婆ちゃんに話すのでした。
偽りのフレイヤ 7巻 感想
ヤスミンが視たものは、一体!?
大人びたヤスミンちゃんはとても可愛かったです。
ハードな戦いの束の間の癒し回でした。
フレイヤがナハト王国を味方につけることができましたね。
なんだかゾフィも敵ながら、可哀想な気がしてなりませんでした。
シグルズの横暴を許してはなりませんね。
ゾフィのフレイヤの母との関係も気になりました。
フレイヤ母が色々と関わっていそうですね・・・やっぱりフレイヤ、そこら辺の子じゃないじゃん。
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伏線無視しまくりなので、ぜひ細かいところは漫画読んでみてください。
この漫画は人物のその時その時の表情がやっぱり素敵なので百聞は一見に如かずかと!!!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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