ヤングジャンプに掲載中の推しの子 9巻のネタバレと感想を書いていきます!
「やっぱルビーには……何か特別なものがあるんだろうな……」 MV撮影の為に訪れた神話の街・高千穂で、ルビーはアイを殺した犯人は2人組だった事を知る。その内1人は、今ものうのうと生きてる事が許せず…自らの手で殺めると復讐を誓う。そして、半年が過ぎ、各々の活動が大きく動き出す“第七章 中堅編”始動!! “赤坂アカ×横槍メンゴ”の豪華タッグが全く新しい切り口で“芸能界”を描く衝撃作…第9巻!!
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それではここからはネタバレです。
【推しの子】9 ネタバレ
慰安旅行とMVの撮影のために高千穂に足を運んだアクア達。順調に進むMV撮影の傍ら市内を散策したあかねとルビーは、アマミヤゴローの白骨遺体を発見します。
自分に生きる意味をアマミヤゴローが他界していることを知ったルギーは失意に沈むのですが、謎の少女に出会い、アイを殺害した犯人が2人いることを知ります。
そして半年が過ぎ…?
半年前に撮影したMVに出演したルビーは、ミステリアスでダークな雰囲気を纏い、見る者に強く訴えかける、圧倒的な存在感を示しました。MVの再生数は2000万回を越え、最大手のグループに匹敵する注目を集めたのです。
あかねは初の主演映画を控え、MEMちょはチャンネル登録者数36万人に達し、大成功ユーチューバーの域に達し、そしてアクアはネットTVバラエティ番組のレギュラーの座を手にしていました。
皆が成功を手にした一方で、あかねと付き合うことを決意したアクアのことを想い出し一人涙するかなが佇んでいました。
ファンの間でB小町の話題が途切れることもなく、メンバーについての熱い議論が交わされています。今や1000人規模の箱でさえ完売する彼女らの躍進ですが、ファンにとって気がかりなことが1つ。
それはかなの表情が暗いこと。それはアクアが徹底的にかなを避け始めたからでした。あかねと付き合い始め、かなが事務所に来ただけで部屋を離れるほどの徹底ぶり。
それがかなにとっては泣くほど辛い現実としてのしかかっていたのです。
アクアのかなに対する徹底的な行動について話すため、かなの友人としてMEMがアクアとコンタクトを取りました。
かなは自分を「その気」にさせたアクアに入れ込みすぎている。そう感じたMEMは、かなに対する態度を軟化させることはできないかとアクアに相談します。
しかし、アクアはMEMが思っていた以上にかなの未来を大事にしているのがわかりました。むしろアクアがかなに入れ込み過ぎていると感じるほどに。
アクアの出演するバラエティに前触れなく出演するルビー。プロデューサーの仕込みを疑うアクアですが、この企画はルビー自身が作ったもの。プロデューサーをも唸らせるほどの行動力です。
しかし、ルビーの行動力はそれだけに留まりません。
なんの変哲もない釣り堀。何の変哲もない釣り客と思われる男に近づき話しかけます。どうやら何度も何度も通い詰めている様子。
そう、この男は、あいの最も近くにいた壱護だったのです。
あいと関わりのあった人間を、一人残らず教えてほしい!
そう切り出すルビーですが、当然断られます。理由は簡単。16年前には下っ端だった人間でも、16年経てば大物になる。地下アイドルに毛が生えた程度のルビーでは黙殺されて終わりだからです。
情報を渡すことはできませんが、壱護はルビーにアドバイスを送ります。
「売れるためには打算も必要だ」と。
壱護から情報を聞き出すことはできませんでしたが、アドバイスをもらうことはできたルビー。その教えとは「ADには優しくしろ。売れるには打算も必要だ」。
壱護の教え通りADに優しく接するルビー。そんなルビーが気になり始めるAD吉住。
ディレクターから無理難題を押し付けられた吉住。今回はただ者ではないコスプレイヤーを用意しろ!です。
無茶ぶりに悩む吉住に優しく声をかけるルビーに、吉住はコスプレの打診をするのでした。
ルビーにコスプレ打診をしたものの、まだまだ人数が足りないと悩む吉住。
その頃ルビーは同級生のみなみにコスプレ打診をしていました。コスプレ企画の経験もあるみなみですが、それゆえに業界のデリケートさもわかっています。
一朝一夕で飛び込んでも嘘くさくなってしまいます。そして、ルビーはそういう嘘くささを最も嫌う人物だと思っていたのですが・・・。
汚い大人の世界に、ルビーが染まってしまったのではないだろうか?と心配がよぎります。
足りないコスプレイヤーの人数合わせに、個人Vチューバーとして活躍する妹ミミを参加させる吉住。過去に使っていたコスプレ衣装を総動員して、何とか企画に間に合わせる・・・はずでした。
しかし、ギリギリになってディレクターが原作側に許可をとっていないことが発覚。
「原作とは微妙に違うけど、それっぽい雰囲気」を出してくれと、ここにきて最大級の無茶ぶりを出される吉住。
ミミも全力で準備を手伝い、ついに当日がやってきました。
無茶ぶりにつぐ無茶ぶりを重ねられた吉住でしたが、妹ミミの助力もあって、なんとか当日を迎えることができました。
ルビーとみなみ、そして妹のミミ。それにSNSを駆使して出演依頼したコスプレイヤーのメイヤが合流して、過酷なコスプレイベントが開始されました。
途中、様子を見に来たディレクターの漆原は、吉住やコスプレイヤーへ何の配慮もない言葉を投げかけながらも、イベントを楽しんでいました。
無事にイベント終了し、全員家路につきますが・・・ディレクターの心無い態度への呟きがSNSに投稿されていました。
コスプレイベントでの傍若無人ぶりがメイヤのSNSに投稿されてしまったディレクター。当然のごとく炎上騒ぎに発展します。何とか怒りの矛を納めてほしい吉住ですが、自分のためだけではなく、全てのコスプレイヤーへのリスペクトを求めるメイヤは一切引きません。
炎上の中心人物である漆原も、一切の責任は自分が取ると言うものの、自分の矜持は曲げません。
もはや何が正しくて、何が間違っているのかわからなくなってきた吉住。
困り切った吉住の元にルビーが訪れ、自分の企画を提示するのでした。
*
続く。
【推しの子】9 感想と考察
今回の9巻は、MV撮影から半年が経過し、B小町の躍進が描かれています。地下アイドルから始まって、1000人の箱を満員にするほどに成長したB小町は、間違いなく「成功」したと言えるでしょう。
しかし、9巻の面白いところは、そういう「光の当たる」部分ではなく、成長したが故の苦悩や、その成功の舞台裏を描いたところにあると感じます。
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売れ始めたアイドルに彼氏がいてファンが激減するなんてことは、実際に起こりうる出来事。そんな部分に何の配慮もなく近寄って週刊誌にスッパ抜かれる事件だって珍しくもありません。
売れ始めたからこそ距離を取る。その選択をどれほどの覚悟をもって実行しているかという「影」の部分は、非常にリアルに描かれております。。
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9巻の半分ほどを「AD吉住」が中心になって描かれているのですが、こちらもリアルな「業界の闇」が描かれています。
横暴なディレクターに怒りを覚えつつも、昨今の行き過ぎた「規制」や「配慮」に対するアンチテーゼとも言える漆原の心の声には、思わず「わかる・・・」と頷いてしまいそうになります。
一方、SNSに燃料投下したメイヤ側の主張にも「わかる!」と思ってしまう部分があり、どちらの意見も非常に考えさせられるものがありました。
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主役や準主役が目立つのはよくある作風なのですが、今回のように完全な脇役が物語の中心となって読者の心に訴えかける描写があり、相変わらず飽きさせない作風の「推しの子」9巻。次も楽しみ!!
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