物語が進むごとに、登場人物の過去や想いが幾重にも重なっていく『天堂家物語』。
68話では、縣(あがた)の知られざる過去が描かれ、らんと周は予想外の事件に巻き込まれていきます。
サスペンスと緊迫感が加速する、目が離せない展開でした!
ここからはネタバレありです。細かい話は色々端折ったり纏めたりしています、ご了承ください
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LaLaの他のネタバレはこちらに(^^♪
今回は、晶の使用人である縣(あがた)の過去回想からスタート。
彼は、曽祖父の代から天堂家に仕える家系の出身。家柄や忠誠心は筋金入りだったのですが、晶(あきら)の葬儀にその両親は勿論…弟・雪人(ゆきと)が参列しないと聞かされ、「さすがにこの家、おかしいのでは…」と、少し抱いていた違和感が増幅します。
そんな縣の様子を、らんと周(あまね)が遠くから見守っていました。
周は晶の双子の弟でありながら、存在を隠されて育ってきた人物で葬式には参加できません😢
晶の葬式に、雪人が現れることをどこかで期待していましたが、やはりその姿は見えず…。
***
しかし近くで偶然、雪人の側仕えであるサキを見つけた二人。
らんは驚異の行動力で…なんと押し倒します。そこへ周が現れ「雪人はどこにいるのか」と詰め寄ります。
サキはしぶしぶ、雪人がいるという“蔵”に二人を案内しますが、そこでまさかの展開が。
なんとその蔵に雪人はいないばかりか、二人は閉じ込められてしまいます。
そして中から現れたのは、まさかの…クロヒョウ!?巨大な猛獣の登場に、二人は絶体絶命の危機に!
*
続く。
まず、序盤の縣の回想には驚かされました…!
彼は曽祖父の代から天堂家に仕える家系なんですねー。だからこその忠誠心の強さ。これまでの彼の落ち着いた佇まいや、有能さの背景が一気に立体化した印象です。
だけど…その彼ですら「この家は異常だ」と思ってしまう描写にゾクリとしました。

天堂家の深い闇は、まだまだ底知れません。
そして、そんな縣の動揺を遠くから眺めるらんと周…この二人の組み合わせって、どこか対照的なのに波長が合っていて、見ていて心地よいんですよねw
晶の双子である周が、兄の葬式に弟・雪人が来るかどうかを気にしている様子には、血のつながりを感じずにはいられません。きっと割り切れないものがあるんだろうな…としみじみ。
そこに偶然現れたサキ。らんが即座に押し倒して詰め寄るシーンは、もう痛快!!!!

らんのこういう大胆な行動力、たまらなく好きです(笑)
とはいえ、この蔵への案内が罠だったという展開には驚きました。
そして、まさかのクロヒョウ出現…!?もう「は!?」って声が出そうになりました。人間同士の心理戦だけでなく、物理的な猛獣まで登場するとは。異常な家に異常な生き物、まさに天堂家の象徴のようですねー。
周とらんがどう切り抜けるのか、次回が待ちきれません!
それからもうひとつ、今月ちょっと残念だったのが…そう、雅人様が出てこなかったこと・・・・・!
あの凛とした空気感、圧倒的な存在感が恋しかった…。
そしてサキ。彼女がかつてのタキの妹だったという情報も驚きです!姉妹で天堂家に関わっていたなんて、どんな因縁?どれほど雪人に入れ込んでいるのか、そして彼女自身の背景もまだまだ気になります。
この作品、本当に「善悪」の単純な構図で語れないところが面白いですね。
今回は感情の揺さぶりも多く、さらに大きな転換点になりそうな回でした。
サキや縣といったサブキャラの背景がしっかり掘り下げられていくことで、物語に深みが増していますねー!
何より、らんと周がどうやってこの状況を乗り切るのか、そして雪人が次にどんな動きを見せるのかが楽しみで仕方ありません!
来月こそは、雅人様の登場にも期待しています!

クロヒョウもめちゃくちゃ立体的で迫力ある!!さすがの斎藤先生の画力が必見の今回でした。
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