三つ葉優雨さんの『僕と魔女についての備忘録』2巻を読みました。ざっくりとしたネタバレと感想を書いていきます。
ベツコミにて連載中の本作品。個人的には久々にベツコミ買ってでも読みたい!と思ったヒットです。
世界観が現代日本と西洋が入り混じっているような気もして不思議に思いそうなんだけど、なぜか違和感がないというか。
作り込みがちゃんとしているから、変な気を回すことなくスムーズに読めます。
違和感気になっちゃうと、全然読む気無くなっちゃうタイプなもので。
優しい時間が流れる本作品は、魔女ものでもおすすめかと。
しかも、eBookJapanさんで一巻無料で読めます。よかったら読んでみてください。
ebookjapan | 僕と魔女についての備忘録文字を覚えたくて4歳の時に備忘録を書くようになった渉。
渉と蛍は木になっている柿を取って魔女の元に戻る。
干し柿にするかそのまま食べるか魔女に聞かれ、そのまま食べた渉。
しかし渋柿だったためとても苦かった。
それを見た魔女は魔法をかける。
みるみる柿は甘くなり、渉が一番好きな柿の味になった。
渉の嬉しそうな笑顔を見て、少し寂しそうな顔をする魔女。
それに気づく渉。
渉は魔女に拾われた日のことを思い出す。
当時2歳だった渉はこの森で捨てられた。
歩き疲れて寝ていると魔女と蛍が現れる。
魔女は子供を返すための脅し文句を渉に言うが、渉は魔女から目が離せず動かない。
そこでお腹が空いていることに気づいた魔女は柿を渉にあげる。
そして魔女は渉に選択肢を与え続る。
帰るか聞かれたが、ほうきに乗る選択をした渉。
空から美しい世界を見せてもらったのだ。
今でもその日のことを覚えている渉。
柿は、渉が魔女の手から初めて食べたもので、最期に食べたものだった。
渉は中堂と沢村さんが付き合うことになる場面に居合わせる。
中堂は、渉もそろそろ一条から告白されるんではないかという。
一条は下校する渉の後をつける。
しかしみんなから人気者で愛されている渉は、色んなところから話しかけられていて、一条は2人で話すタイミングを逃してしまう。
渉が森の中に入ったところで、一条は渉を見失う。
渉は中堂との出会いを思い出していた。
中堂とは一目で仲良くなると思い、初めて家に連れてきたのも中堂だった。
蛍は何かが森に入って来たことに感付き、森の中で髪のピンが落ちているのを見つけ、渉も年頃になってきたのだと感じる。
魔女と渉は中堂に彼女ができたことについて話している。
渉にも彼女がいるのかと魔女は聞く。
魔女は鈍感なため、渉の気持ちに全く気づいていない。
そこで渉は魔女の気を引くために、彼女はいないが好きな人がいることを魔女に伝える。
しかしその場で告白する勇気はなく、昔の自分の方が勇気があったなぁと感じる。
一条は中堂から森に入る方法を教えてもらった。森の前で渉への気持ちを心に強く思うと、森に足を踏み入れることができ、魔女が目の前に現れた。
魔女は母親の代わりをしようとは全く思っていなかったが、渉と出会い渉中心の生活になっていった。
その渉が好きな人がいると言い出した。
その後一条という女の子が初めて訪ねて来た。
魔女が飲み物やクッキーをもてなしていると、渉がやってくる。
少し2人で話をしたいと一条が言い、魔女と蛍は席を外す。
一条は昔自分がしてしまったことを謝り、渉はありがとうと答える。
そして花火大会に一緒に行かないかと誘い、返事は考えてから欲しいと伝えて魔女の家を後にする一条。
うたた寝して夜中に目を覚ます渉。
そこでお遊びから帰ってきてすごく色っぽく見える魔女と鉢合わせる。
その魔女に触りたいと思いドキドキしてしまう渉。
翌朝、渉は魔女がお遊びに出かけてたことを知り、少し複雑な気持ちになってしまう。
花火大会はやはり魔女と行きたいと思い、一条からの誘いを断る渉。
しかし一条は魔女に断られたら私と行こうと諦めない。
そして渉は魔女を花火大会に誘う。
魔女に先約があるので断られた渉。
一条にそのことを伝えると花火大会で渉が来るまで待っていると言い、去っていく一条。
花火大会当日。
待ち合わせ場所で待つ一条が目に入るが、行くか行かないか迷う渉。
しかし男たちに絡まれてるのを見て渉は咄嗟に手を引き助け出す。
そして人が少ないところに行き、その流れで渉に告白する一条。
しかし渉は魔女が好きだからと断る。
その気持ちは嬉しいと伝える渉。
その後2人が歩いていると、渉は朔夜と歩く魔女を見つける。
渉は走ってその場を去る。一条は渉を追いかけ、追いついた。
追いかけた時に靴ずれで傷んだ一条の足に優しく絆創膏を貼る渉。
しかしその顔はいつもと違いとても辛そうな顔をしている。
そんな渉を見て思わずキスしてしまう一条。魔女のことは諦めて、私にしないかと問う。
キスしている場面を偶然にも魔女は見てしまう。
なぜか気持ちが浮かない魔女。魔女と同じ時間は生きられないという一条の言葉が、なぜか頭から離れずリピートされる渉。
今回は2人が出会った日の話と、一条というライバルが現れ2人の気持ちに変化が見えてきた巻でした。
渉は魔女へ募る想いがどんどん強くなってきていて、抑えられなくなってきています。
魔女も渉のキスシーンを目撃し、何故か浮かない様子。
果たして親心からなのか、恋心なのか?
次巻はどのような進展があるのか、渉は一条の気持ちを受け入れるのか、どうなるんだろう?
魔女モノは主人公が魔女ってことが多いけど、今回はそうではないところも新鮮。
なんで魔女さんが魔女やっているのか…名前は…?など気になることが盛りだくさん。
優しい絵柄とストーリーをぜひ漫画で読んで欲しい1冊です!!
2021年の私の推し漫画になりそう!
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