LINEマンガで連載中の『再婚承認を要求します』の原作、韓国小説の翻訳ネタバレを記載。
なるべく忠実に書いているのですが、英語で翻訳読みしているので、間違いや全体的に伏線漏れあり。
130話 身体だけを愛している?
ラスタからの招待状を受け取った男性貴族たちはティーパーティーに来た。
参加者の誰もがテーブルの上のご馳走に驚いた。しかし女性はどうも給仕と宮中の侍従しかいない。
夫人たちはいないのかと不思議に思った。
そこへ紫色のドレスを着た麗しいラスタが現れる。男性陣は皆魅了されていた。
ラスタは「楽しい時間を過ごしてください」と言うと、ぶどうを一粒とり口にゆっくり入れ、食べる。
その姿を男性陣は固唾を飲んで見ていた。彼女に惹きつけられていたのだ。
ラスタは、”平民男性は貴族女性に憧れるが、逆に貴族男性は貴族女性を政略結婚相手としかみておらず、貴族でない女性に幻想を抱いている”と考えていた。
参加者の男性たちはラスタの思惑通りに動いた。
このようなパーティ-は過去に例がなく、社交界にすぐに悪い噂として流れた。
しかしここからはラスタの誤算。(なのか、考えていなかったのか)
参加者であり、ラスタに目を奪われていた男性たちもこの話を聞いても、ラスタの味方はしなかった。
なぜなら彼らは家が大切であり、家(夫人)の意見が彼らの意見になるからだ。
ついでに噂はラスタ自体の皇后の素質に波及。
”平民出身の側室が正当な皇后を追い出した””浮気者は皇后にふさわしくない”。”浮気者の外国の王族と仲が良い”と、エルギ公爵のことにまで広がった。
この話は勿論皇宮の人の耳にも入ったので、雰囲気を読んだラント男爵はラスタに優しく伝えた。
・エルギ公爵は評判がよくないので友達をやめた方が良い
・男性貴族だけ呼んでパーティーを開くのもちょっと…
ラント男爵は話を全く聞き入れないラスタに困り、ソビエシュに指摘を依頼。
ソビエシュから注意しろと指摘を受けたラスタは、悔しく思いながらも「はい」と了承した。
しかしラスタにとってエルギ公爵はプレゼントを送ってくれた唯一の友達であった。
ラスタはそれよりも、ソビエシュがエベリーを南宮に招いていることのほうが問題だと思っていた。
怒りの矛先をエベリーに向けたラスタは、彼女の部屋へ向かう。
*****
応対したエベリーは「どなたですか?」と言う。
これにはラスタも怒り心頭。先日あったのに、自分にそんな口をきくとは牢獄に送られたいのか?と言い返す。
そんなことをしたら陛下が黙っていないでしょう、と返すエベリー。
ついでに「あなたとはすぐに姉妹になると思うので、失礼なことを言うな」と言ってやった。
エベリーはナビエとラスタの西大帝国でのやり取りの噂を聞いて、このように言ったのだった。
しかしこれを聞いたラスタは更に怒る。怒りで鳥肌が立っていた。
その後も二人の言い合いは続いたが、そこへラスタの偽の親・イスクア子爵夫妻が現れる。
で、エベリーに対してこう責める。
「平民が皇后に何を言うの?あなたは孤児院の子だから礼儀を知らないのね。そんな子は体を売っても陛下の妾にはなれないだろう」と。
そのくらいでやめてください、とラスタが白々しく止めて、ラスタたちはその場を去った。
エベリーは涙。彼女にはあまりにも屈辱的な事件だった。
*****
その頃、ナビエは自分の人脈を活用、それを西大帝国にアピールしながら、仕事に勤しんでいた。
副官が付いてからは、かなり仕事が捗るようになった。
機械のように仕事をするナビエ。
マッケナはナビエのその能力にとても感謝していた。
一方のハインリは浮かない表情。
マッケナが理由を聞くと
”ナビエは自分の身体だけを愛しているように思う”
と悩んでいるという。
…・・え?!爆笑
マッケナは冷静に色々助言したがそれでもハインリは納得できず気持ちは晴れない様子。
131話 撤回できますか?
マッケナは「愛情が生まれるきっかけが必要だが、二人とも忙しすぎますよね、だから隙がないのではないですか?」とアドバイス。
ハインリは、それは一理あると納得。ナビエと2人きりの時間は基本寝室での時間しかなかった。
――実はナビエはハインリを訪ねたりしていたが、ハインリが仕事中と知ると戻っていたので会えていなかった。が、それは知る由も無く不安になるハインリ。
「危険な状況にあるところを助けると男女は近づくきっかけになる。その状況を作っては?(要はつり橋効果)」と、マッケナは更に助言。
ハインリはそれも良いと思ったが、ナビエを危機に晒したくない。なので逆に、自分が震えているところを助けてもらうのはどうかと考えた。
同情心が愛になるのではないか?!と思ったのだった。
*****
忙しい日々のある日。
ハインリは、ナビエに狩りに行ってストレス発散しないかと誘った。
ナビエは狩りは得意ではないが、乗馬がしたかったので承諾。
ハインリはマッケナに取りまとめを依頼し、みんなを集めて狩りに行くことになった。
*****
数日後、狩りに出かけた2人、近しい騎士、侍女たち。
マスタース始めみんなが狩りに興奮している中。
ハインリは周囲にお願いして、ナビエと二人きりになる。
ハインリは急に「プレゼンとを見つけた!」と言い、ナビエにその場にいるように指示。一人で馬で走り出す。
暫くすると、ハインリの悲鳴が聞こえたので、慌ててナビエは向かう。するとそこには小さな狐と格闘するハインリが。
狐が怖いのか?と聞くと、「狐は牙を隠しているから本当は怖いから」と言う。
しかも落馬して足を挫いたそうだ。
ナビエは可愛いと思い頭をなでる。
しかしその後、段々と芝居がかったハインリの様子を疑い、顔をしかめたのだった。
*****
ハインリはなぜ狐と戦ったのか。
実はいくら待っても狐とリスしか来なかったから、仕方なく戦ったらしい。
ハインリは口をとんがらせた。
その話を聞いたマッケナは、結局演技が可愛いと褒めてもらえてよかったじゃないですか、と宥める。
しかしハインリ的には演技がバレて恥ずかしい思いだった。
***
そこにナビエが現れる。マッケナはそっと部屋を去った。
ナビエは演技に気づきながらも(呆れながらも)必至なハインリが可愛いと思っていた。
ナビエは布団をかぶったハインリの上に乗った。布団に乗ったナビエをマッケナと勘違いしたハインリは重いからどいて、と言う。
夜二人きりだと、羽のように軽いと言いながらも、それがこの人の本心か~と思うナビエだった。
*****
クリスタは社交界で自分の良くない噂が広まっていて困っていた。
夫を亡くし、王妃の座がナビエに移ってからは、多くの貴族がクリスタの境遇を不運だと思い、同情を買っていた。
しかし、結婚式後、ハインリとナビエが密会していたという噂が広まり、とんでもない話だ!と巷で反感を買っていた。
その後も事態は深刻化。
見かねたクリスタの侍女は「デマではあろうが、一旦コンプシャーに行って状況を見守ったらどうか?」と言ったのだった。
感想
130話のラスタとエベリーのやり取りが面白すぎて、ニヤニヤして読みました。
姉妹の話、今更ながらラスタに言ってやるのは痛快。ラスタもナビエの気持ちがわかりましたかね?
いや、絶対わかってないね…
ナビエとハインリの二人のいちゃいちゃシーンは、早くも飽きてきました。(笑)
でも、ちょっとずつハインリの二面性が出てきて、ナビエがそれに突っ込み入れていて面白いですね。
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