椎名うみさんの『青野くんに触りたいから死にたい』7巻を読みました。
ざっくりとしたネタバレと感想を書いていきます!
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ネタバレ
第32話 四ツ首様⑦
たくさんの人が登ってくるのを見て、怖がる優里たち。
しかし急に変化した黒青野が”あそこにいるのは1人だけだ”と優里に伝える。
たくさんに見える人たちは、蒼太が作り出したものだが、実は蒼太一人だという。
しかしその中には大翔がいて、順番に滝に飛び込んでいく。
黒青野は希美と結菜に飛び込めと命令する。
助かるには滝の下にいる蒼太の首を、夜明けまでにそれぞれが切り落とさなければならない。
優里も飛び込むというと、黒青野は守ってくれるといった。
黒青野は、藤本はここに残り、優里、希美、結菜の片割れを持って待っておけと指示する。
優里はキャップ、結菜はヘアピンを、希美はヘアゴムを藤本に預け、滝にとびこんだ。
第33話 四ツ首様⑧
優里が家で料理をしていた。すると青野が帰ってくる。
2人はもう一緒に暮らして何年も経っているようだ。
仲睦まじく暮らしているが、この幸せが終わるのが怖いとつぶやく青野。
第34話 四ツ首様⑨
シーンが変わり、優里は誰かに”帰ってきてね、優里ちゃん。”と言われる。
また優里と青野が暮らしているシーン。青野は優里の耳を食べ、美味しいという。
この日から青野はお腹がすくと、優里の肉を噛んでからセックスするようになる。
青野はお腹がいっぱいになると、お腹が空いているときの記憶を無くすので、何故優里が怪我しているのかわからない。
初めは我慢して過ごしていた優里だが、青野に自分を痛めつけているのは青野だと告白する。
すると青野はショックを受けるが、早く自分から逃げろという。
幸せな時間を過ごしたい優里だが、痛いのが嫌で逃げ出す。
そしてシーンが変わり、青野が現れて子供たちを助けにいこうといって2人は去っていく。
第35話 四ツ首様⑩
そして優里は美桜との電話が繋がっていたことに気づく。
優里と繋がった美桜と、それを聞いていた藤本は安心する。
優里たちは数ヶ月もあっちの世界にいたが、美桜たちの世界ではたった10分だったという。
神隠しにあってる間に見た青野と一緒に暮らす幻のことを話す優里。
それを聞いた藤本は、青野に、今の青野は敵なのか味方なのかを問う。
青野は自分自身ではコントロールできず、敵にも味方にもなり得るからみんなに助けて欲しいと伝える。
すると藤本が持っていた希美のゴムと結菜のヘアピンが熱くなる。
***
結菜の幻のシーン。
両親に誕生日を祝われている。本当は一人っ子のはずが、弟に蒼太がいるという。
第36話 四ツ首様⑪
結菜がベッドで寝ていると、窓から”入れて”という声が聞こえる。
カーテンを開けると優里が立っていた。
結菜の夢の中なので、結菜の許可がないと入ることができない優里と青野だったが、許可を得ると入ることができた。
これを美桜は”パラダイムシフトだ。”と言った。
そして3人で蒼太の首を切り落としにいくために、蒼太を探す。
逃げる蒼太を追いかける。
***
希美の幻。大おばあちゃんを見つけた希美。
自分の首を捧げかけているから、へびに扮した蒼太の首を切り落とさなければならないと大おばあちゃんに言われる。
無事首を切り落とすと、大おばあちゃんが、こういうことは刈谷優里にさせるべきだという。
“あれはもうお役目を頂いてる。中でだいぶ育っているだろう。”と。
すると優里たちが希美の元にかけつける。大おばあちゃんは消えてしまう。
蒼太を追いかけていた優里たちはここにたどり着いたという。
蛇になった蒼太の首を切り落としたことを伝える希美。
もう一匹の蛇が池の中へ逃げてしまう。追いかける優里たち。
***
次は大翔の幻。
蒼太も生きていて、幸せな家族4人の生活を過ごしている。
大翔と蒼太がベッドで寝ようとすると、窓の外から入れて、という声が聞こえる。
大翔が話をしようとするが、蒼太は聞いたら駄目だと阻止する。
蒼太が大翔の首を絞めようとする寸前で、中に入る許可を得てギリギリのところで助ける。
そして青野が蛇を捕まえ、結菜が蛇の首を切り落とす。
次は大翔の番だが、蒼太の首を切り落とすか悩む。
しかし優里たちに説得され首を切り落とす。
***
現代に戻り、滝の前。警察官が駆けつけていた。
滝の中から優里が現れ、全員が救助された。
優里は迎えに来た両親と翠と共に車で家路に着いていた。青野も一緒。
いろんなことを経験して強さを持った優里。
それを見てかっこいいと青野はいう。
その車を付けてくる謎の黒い人影。
感想
みんな無事に帰ってこれたが、優里たちを付ける謎の黒い人影はなになのか?
そして美桜が言っていたパラダイムシフトとは??
疑問がつきません。まだまだ続きそうです。
やっと気味が悪かった四ツ首様の話が終わったー!
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