LINEマンガで連載中の『再婚承認を要求します』の原作、韓国小説の翻訳ネタバレを記載。
端折ってまとめて書いているので、全体的に伏線漏れあり。ご了承ください。
過去の翻訳はこちらからどうぞ!
157話 親の愛
今日は父親が来ると言った日であった。ラスタは朝からぼんやりしていた。
最悪な気分でラスタ自身は父親の顔すら見たくなかった。
彼女は自分を奴隷に生んだ親が嫌だった。それだけでなく、愛情すら与えて育てなかった親だ。なのに今更自分の目の前に現れるとはどれだけ恥知らずなのだろうか。
メイドが食べ物などを準備しなくて良いのかと聞いてきたが、「不要だ。ゲストではないから。」と一蹴した。(その場を去ったメイドの表情は、一体どんな客が来るんだ?と好奇心にあふれていたが)
会うことを拒否したらどうなるのだろうかとも考えたがロテシュ子爵の使者が夕方やってきて、結局応接室に会うことになった。
***
応接室には薄汚い見知らぬ男がソファで座っていた。確かに目鼻立ちは綺麗だった。ラスタは拳を握り息をのんだ。
男は「ラスター、私の娘よ‥!」と近寄ってくる。
ラスタは子供の頃の父の記憶がよみがえり、鳥肌が立った。少なくともソビエシュのような父親では無かった。ラスタのことを微塵も愛しておらず、誕生日を覚えていないどころか、名前すら時々間違えるような人間だった。
「よく立派に成長した」とほめたたえる男に対して、そんな言葉は赤の他人でも言えると吐き捨てるラスタ。なぜ来たかと問うと、娘の良くないニュースが気になり、心配して探して来たのだと言う。
男が両手を開いてラスタを抱きしめようとしたのを見て、吐き気を催した。二度と目の前に現れるなとラスタは言い捨て、部屋を出ようとした。そこで…
「父を怒っているのか?自分にラスタの居場所を教えたのは、こういう男だ…」と、エルギ公爵の風貌に似た男のことを告げた。
「その男は少なくとも(ラスタにとって)良い意図で、自分にラスタの居場所を教えたわけではなさそうだ。自分はラスタの父親だと知らせるべきではないと思う」と告げた。
ラスタは最低人間が何を言っているのか?エルギ公爵がそんな情報を提供したという意図は何なのか?とイライラしながら、部屋を出た。
男は”ラスタがその男に気がある”ことを瞬時に見抜いた。そして、金を無心してきた。しかしラスタが思っていた以上に金額が少なかったことに内心安堵した。
しかも、どうやら父は今は奴隷では無いそうだ。
そもそもラスタが奴隷になったのは、父親のせいであった。父が詐欺罪で捕まり、本人は終身刑の罪になり、家族であるラスタは奴隷になった。
ラスタのケースは家族が奴隷になった後、お金を国へ支払いさえすれば奴隷から解放されることができた。しかし、ラスタの父は一向にお金を払わなかった。なのに、今彼は釈放され、しかも奴隷の身分を脱していると言う。
自分は奴隷の身分のままのはず。なぜこのような状況になっているのか、自分を解放しようとしなかったのか?とラスタは怒って父に問うた。
すると、「ラスタは奴隷として奉公する先の息子と良い感じになっていたので、このままでも良いと思いラスタを解放しなかった」と言う。
ラスタはその言葉に怒り狂った。元はと言えば、奴隷文書の問題からソビエシュの関係がこじれたと思い、父親の”奴隷先で幸せそうだった”という勝手な判断が許せなかったのだ。
「そんな親に払うかねなど一千も無い!」とラスタは厳しく父を批判した。
父は「お前は親不幸者だ、自分のお金を支援するのは当然の義務だ。お前が皇后になれたのは自分のおかげだ」と言い、不気味に笑っていた。
*****
マッケナと小さいころのハインリの肖像画を見ているとどういうわけかハインリがやってきた。マッケナは焦って肖像画を集め、慌てて退出した。
ナビエはハインリの目を見れず、冷たく「突然どうしたのですか?」と聞いた。
するとハインリは「クイーンは自分の極まりが悪い状況になるとより冷たくなります」と笑った。そしてナビエの両頬を掴んで額にキスをした。
「マッケナと何の話をしていたのか?」とハインリはナビエに聞いたので、素直にハインリが子供の頃の話を聞こうとしていたと答える。
しかし、ハインリは嘘だと一蹴。
ハインリが怒っているのか?とナビエは気にしたが、そうではなく恥ずかしくなった様子。
ハインリの母は、ハインリに罰を与えるタイミングで肖像画を描かせたと言ったが、それすらも愛らしく愛されていたのではないかと考えた。
厄介で静かな口数の少ない子でも愛する以外の選択肢は無い。ナビエは、過去のハインリのことを調べて考えても何の役にも立たない、必ず子供は愛するだろうから…と気づいたのだった。
なのでナビエは、「あなたに似た子供と自分に似た子供の双子が生まれても大丈夫だと思えるようになりました‥」と思わずつぶやいた。
そして、肖像画は捨てないでね。と付け加えて肖像画をハインリへ渡す。
ハインリは自分の幼いころの肖像画を見て、微笑むように笑ったのだった。
ラスタはなんで奴隷出身なんだろうか?と思っていましたが、そういう背景があったんですね。
最低な親を持ったラスタはちょっと不幸になりました。
しかし、自分だけ奴隷から解放されて娘を放置するなんて、本当に親として名乗らないで欲しい。

ラスタに同情したくないけど子供は親を選べないし…
でもラスタの父親に唯一良いところがありました!!
エルギ公爵の裏の顔を少しばらしたこと。
しかし、ラスタはもう以前のソビエシュと同じ…エルギ公爵の事を微塵も疑っていない様子。

確かにこんな最低な父親の言うこと信じられないですよね?
もうすでに親の顔ですね。
どんな子供でも愛せると分かっていましたが、生まれる前に気づけてよかった。これでハインリからの愛も無償の愛だと気づけると良い関係になると思うんだけど…
一体どうなるんでしょうか?ハインリが不憫です(笑)
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