三つ葉優雨さんの『僕と魔女についての備忘録』3巻を読みました。ざっくりとしたネタバレと感想を書いていきます。
2巻についての記事はこちらに。
eBookJapanさんで一巻無料で読めます。よかったら読んでみてください。
ebookjapan | 僕と魔女についての備忘録この漫画、色々思う所ありすぎて、私の21年推し漫画です。気になる人は読んで損ないかなーと!
さっそく簡単にネタバレしますが…ぜひ買って読んでください(笑)
花火大会の翌日は備忘録を書きたかったが、気持ちが整理できず書けなかった渉。
そこへ中堂が現れ、花火大会で沢村とキスしたことを聞き、好きな人とキスできることを羨む渉だった。
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魔女と蛍🐈の会話。
魔女は昨日渉が一条がキスしてる場面を見たことを話す。
急なことでびっくりして、心配だとあくまで親目線であることに気づく蛍。
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中堂は、魔女だけでなく他の女の子も見てみてはどうかと提案するが、渉は魔女が笑って自分が作ったスープを飲んでくれることを想像するだけで幸せだという。
魔女への好きという気持ちを伝えることで、家族という関係が壊れてしまうのではと思って何もできないでいると告白する渉。
魔女と話していても、魔女に気持ちを伝えられないことでもやもやする渉。
蛍から、どんな形でもこうありたいという目標を立てていくと良い助言を受ける。
学校から帰り、リビングでうたた寝している魔女を見つけ、思わず頬にキスをしてしまう。
渉は魔女の側にずっといるために、どう生きてどう死ぬのかを決めなくてはならないと考えていた。
キスされたとき、実は起きていた魔女。初めて渉の気持ちに気づき動揺を隠せない。
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渉は魔女と初めて出会った日から恋に落ちてしまっていた。
魔女はお風呂に浸かりながら、自分の初恋の思い出を思い出している。
初恋の相手は鴇森の魔法使いだった。親しくなり家を訪ねたりする関係になり、好きだという感情を持った魔女。
しばらくしてその魔法使いは、自分が死ぬので魔法使いの力を受け継いでもらえないかと魔女に聞いた。
魔女は自分の気持ちを伝えたかったが、引き留めず魔法使いの力を受け取り彼は息を引き取った。
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思い出に浸っていると、のぼせてしまった魔女はお風呂で倒れ込んでしまう。そこで魔女は酔っ払い、渉に助けを求め渉を抱きしめた。
昨夜のことを覚えていない魔女だが、蛍から酷なことをしたと指摘を受ける。
渉は魔女のために想いを伝えず、魔女は渉から何かを奪うことはできないという。
お互いがお互いを思って恋愛関係に発展しないということに気づいた蛍。
***
渉は魔法学を学ぶため、魔女とずっといるために県外の大学を志望している。
その進路希望票を蛍と魔女は見つけ、渉と離れて暮らすことを想像し、涙が出る魔女。
***
渉が学校から戻り、県外の大学を志望している件を3人で話す。
魔女は行っていいと許可を出し、いつでも帰ってにきなさいと渉に伝える。
***
そして月日は経ち、渉が出ていく日。
2人は抱き合い別れの挨拶を交わす。去り際、2人とも泣いていた。
順風満帆の大学生活を送っている渉。
大学で魔女といるために何ができるかを調べていると、魔法使いの兎野唯(とのい)と大魔女の天音さま(あまねさま)を偶然にも見つける。
自分で調べたことと、2人から聞いた話によると魔法使いになるには力を譲ってもらう必要があると知る。
兎野唯から、渉と会って話を聞いてもらえる魔女を何人か教えてもらった。
夏休み魔女の元へ帰る予定をしていたが、先輩の代わりに教授たちと北海道へ取材することになる。偶然その地が、兎野唯が教えてくれた魔女のいる土地だったのだ。
***
その魔女の元を訪れる渉。
その人に会うと、渉は何故か自然と涙がこぼれてしまった。
懐かしい気持ちになったのだという。
土守の”にわ様”は、渉には魔法使いの力を譲れないし、他の魔法使いからももらうことはできないという。それは渉は前世が魔法使いだったからだ、そうだ。
渉は自分の前世は誰だったのかを問うが、にわ様は答えられないという。
その頃帰ってこない渉を心配する魔女は、渉の下宿先へ蛍と向かうことに。
魔女と蛍は、渉の下宿先に到着するがもちろん渉は不在。隣に住む兎野唯から渉が北海道にいることを聞く。
そして兎野唯は渉に、魔女が下宿先に来ている旨を連絡する。
それを知り、嬉しくなって急いで帰る渉。
***
帰ってくる前に先に合鍵で部屋に入る魔女と蛍。魔女は、渉のことをぼんやりと考えている。
もしこの恋が叶ったとしても、渉が後悔する日が来ることを考えて怖いんだと魔女は気づく。
***
色々考えているうちに寝てしまった魔女。
帰ってきた渉は魔女と抱き合い、キスを。気持ちが抑えられず好きだと魔女に告白する。
今回は花火大会の話から始まりましたね。
他の人と遊ぶ魔女がいるので、渉も一条と付き合うことを選ぶよう蛍に助言されるのですが、それでも魔女と一緒にいることを選びました。
月日が経ち、大学生になり離れ離れに暮らし始めましたが、その会えない時間が気持ちを高めたのか(?)最後に渉は魔女に告白しちゃったね。
そして…渉の前世が魔法使い?!という衝撃の事実も発覚しました。だ、誰なんだろう…言わないにわ様も意味ありげな表情だし…。
果たして2人の恋はどうなるのか、、次巻も目が離せません!
余談ですが、この漫画の良い所◎
「魔女は魔力を持って死ねない」というのは魔女の定説で、魔法使いものにたまに出てくる設定なのですが私はその定説を守る漫画が好きで(完全に個人的な趣味)この漫画も守っていて、あーーー!ナイス!ってなりました。(笑)
この設定があると、継承する大役を務めないと死ねないなんて、魔法使いってどこまで残酷で切ない存在なんだろうって思ってしまうので、彼らの苦悩を垣間見ることができて、それが良いと言うか。
その設定を受け止めてやんわり受け流す魔法使いもいれば、悩み苦しむ魔法使いもいて。もっとも好きなこの定説はFF8の流れです。
さて、話が反れてきたところで終わりにします!
2021年の私の推し漫画ですw
電子漫画ならebookJapanがお買い得🎶
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