LINEマンガで連載中の『再婚承認を要求します』の原作、韓国小説の翻訳ネタバレを記載。
端折ってまとめて書いているので、全体的に伏線漏れあり。ご了承ください。
過去の翻訳はこちらからどうぞ!
233話 その人が敵だったとは
ナビエは夢の中。
ここが一体どこだか分からず周囲を確認する。宮殿であることは間違いないけど、東大帝国にいるのか西大帝国にいるのか、分からなかった。
とりあえず前に進み続けると、パーティーホールに続く大きな門があった。この門は普段しまっているのに、半分空いていた。
不思議に思いながら中へ進むが、パーティーはしていないようだ。演奏音は聞こえなかった。
と、ホールの真ん中に巨大な金色の鳥が二羽見えた。どちらもふっくらしていて何やら騒いでいる。
ナビエはこの鳥が何を意味しているのか分からなかったが、すぐに意味に気づく。傍らに王冠があったのだった。二羽は王冠を巡って騒いでいた様子だ。

*
「クイーン」
ふと面を覚ますとハインリが心配そうにナビエを見下ろしていた。結構眠っていたようだ。
***
体調を心配して医師が診察をした。ナビエの朝食は暖かいスープだけが用意された。
ナビエは少し食べて、スープをスプーンに入れ、ハインリに向けた。(ナビエは恥ずかしい気持ちだったが、ハインリはこういうことが好きなようだから。)
ハインリは美味しいと言って飲んだ。
*
ランチは刺激的なものを避ければしっかり食べて良いという許可が下りたので、ナビエはハインリと庭で食べることにした。紅葉が見えて綺麗な場所で、ハインリと向かい合って座る。
ナビエはハインリに雨が降ったら帰ってくるようにと伝えた。
しかしハインリはそんな中でも急いで魔法石を回収しなくてはならないと思っている様子だった。しかも病気をするとナビエが心配してくれるから嬉しいとまで言う。
ナビエはため息をつく。するとハインリはナビエにサンドイッチを差し出して食べさせたのだった。口を開けて食べるナビエ。
*
ナビエはハインリに聞きたいことを思い出したので質問する。
ソビエシュから来た手紙に、”——エルギ公爵は自分に恨みがあるようだ。自分の日記帳にそう書いてあった。”とあった。なので、このことについて聞いてみた。
ハインリはフォークを置いて伏し目がちになる。
そして「嫌いなのは確かだが、何で恨んでいるのかは分からない。彼が嫌いな人はたくさんいるから」と呟いたのだった。
***
昼食を終えたハインリは確認したいことがあると言って、マッケナを連れてどこかへ出かけた。
昨日雨に打たれたばかりだったのだから、今日は休めばいいのに…と思うナビエ。しかし思いがけずいつもハインリがナビエに「休めばいいのに」と言っている時はどんな気持ちなのか、ということに気づくのだった。
彼も自分のことを心配している時はこんな想いだったのだろうか。
しかし、今は病み上がりのハインリでさえ一生懸命働いている状況。こんな時にナビエも休むわけには行かないと思った。
ナビエは副官に「元気な青い鳥を探してカフメン大公に渡すように」と指示した。
*
そして、夕食は侍女たちとともに取るために部屋へ戻った。そこには宮殿であれこれ勉強をしているルベティも同席していた。

ナビエはルベティに勉強はどうかと聞くと、思ったより難しいと言う。夕食はルベティの領地の話やナビエの赤ちゃんの部屋について話をして盛り上がった。
ふとナビエの頭にハインリに聞いた話(”エルギ公爵がソビエシュを嫌っているか”という話)が思い浮かんだので、同じ質問をジュベール伯爵夫人とローラにも聞いてみた。
ジュベール伯爵夫人は「エルギ公爵は陛下を嫌いだったかもしれませんが、彼がなぜラスタを裏切ったのか、それが気になりました」と言う。するとローラもそれに同調し、二人で議論が盛り上がった。
予想外の反応をしたのはその場にいたルベティだった。ルベティはエルギ公爵がラスタを裏切った話を全く知らなかったのだ。
なのでローラが「ラスタとソビエシュが神殿での血液検査をする時に、エルギ公爵がラスタが生んだ子を連れて来たのだ」とルベティに説明した。
「本当ですか」ルベティはフォークを置いて1トーン低い声でそうつぶやいた。
この話をしてはまずかったのか…と気にしたローラの代わりにジュベール伯爵夫人がその続きを説明した。
ルベティは話を聞いて信じられない様子で、ぼんやりと呟いた。「エルギ公爵が父と兄の敵だったのですか?」
*****
その頃コーシャル卿は城門の前でマスタースと会うことになっていた。
コーシャル卿の姿を見たマスタースは、明るい表情でとても嬉しそうにして手を挙げてやってきた。西大帝国に来てからコーシャル卿の評判はマシにはなっていたが、笑顔で彼に向かってやってくる人は家族を除くと彼女しかいない。彼はソワソワした気持ちになったのだった。
*
そして予約していた食堂へ二人で入った。しかしマスタースはさっきとは打って変わって暗い表情をしている。
コーシャル卿は「大丈夫か」と聞くと、マスタースは考え事をしていたと答える。
男かと心配するコーシャル卿。
しかしマスタースは「男性のことはコーシャル卿以外のことは考えたことが無いと答えた上で、今ナビエのもとに来ているルベティについて考えている」と答えた。
コーシャル卿は、自分も同じようにマスタースについて考える時があると答えると、マスタースは真っ赤になったのだった。
*
二人は静かに食事をしていたので、周りの声がはっきり聞こえ、ナビエと僧侶があった時の話やナビエを称賛する話がされていた。
嬉しくなる二人。
ただ一人「まだナビエのことを信じられない、外国人だから」という話をしている人がいた。
咄嗟にコーシャル卿は昔のように鉄拳を振り下ろしに行きたくなったが、なんとマスタースがそこに向かって行って、テーブルで拳を叩いた。なので、彼は反射的に彼女を止めたのだった。
マスタースは冷静になり自分の行動を後悔したが、コーシャル卿にとっては今日の食事はとても満足なものだった。
*
宮殿に帰ってきた二人。
ナビエはコーシャル卿を呼んで今日の食事はどうだったかと質問。すると彼は「新鮮で楽で楽しかった」と答えた。
彼にとっては深い意味は無かったが、この言葉を聞いたナビエは表情が固まった。
そして「お兄さん、マスタースさんが良いのなら、シャレット姫との婚約は考え直した方がよいのではないしょうか」と忠告したのだった。
*
続く。
僧侶はナビエに兄弟の話をしましたが、ナビエが二羽の夢を見たという事は、双子なのでしょうか…?
そろそろ出産かな?楽しみです!

まーたハインリは出かけちゃいましたね。魔法石を回収かな?
*
そしてエルギ公爵が神殿にアンを連れて来たことをルベティは知らなかったのですね。
話をしてしまったローラに罪は勿論ありませんが、ここでまた一つ、”恨み”が生まれてしまった気がします。何かここからまた負のストーリーが始まるんじゃないかと思ってしまう…。
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で、コーシャル卿の話。
(出た!この話が最近一番楽しいw)
これ絶対マスタースとコーシャルがマッチするって話じゃん!シャレット姫も素敵な人だったけど…無意識同士の恋は全然進展しなさそうだから、ナビエアシスト頑張って!
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この続きの234話はこちらから

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