LINEマンガで連載中の『再婚承認を要求します』の原作、韓国小説の翻訳ネタバレを記載。
端折ってまとめて書いているので、全体的に伏線漏れあり。ご了承ください。
過去の翻訳はこちらからどうぞ!
191話 ラスタの絶望(4)
問題となった使用人は外部からの侵入者では無かった。もちろんナビエはしばらく護衛を付けて散歩をすることにはなった。騎士は使用人にそのお願いをする人物を調査しているようだ。
*
ナビエは最終的に、乳母候補として招待状を送った全ての貴婦人たちに会うことにした。
最後まで前王の側室であった彼女に会うかを悩んでいたが、彼女は来るや否や「陛下が私だけを呼ばないかもしれないと心配したんです」と大声で笑った。
そして、「東大帝国に失礼があったので、私は適任でないと思いますが」とあけすけに言い放った。
クリスタとは正反対な性格だった。ナビエは返答に慌てながらも、安心したのだった。
*
その日の夕方ハインリが暗い表情でナビエの元を訪ねて来た。
ナビエがどうしたかと聞くと、「大事な話がある」と言う。
内容を聞くと、「ラスタの裁判が行われるが、東大帝国がナビエに裁判に証人として参加を求めている」という話だそうで…。
*****
その頃の東大帝国。
ラスタは監視役の騎士に頼みソビエシュに会いに東宮へ向かった。
東宮へ向かう道中の廊下ではあちこちでラスタの悪口が囁かれていたが、知らんぷりをして進んだ。
しかしその先で待ち構えていたソビエシュの視線も同じように冷たいものだった。
ソビエシュと会ったラスタは「自分は何もしていない。陛下は私が奴隷と知りながら妃にしてくれたではないか」と主張。
ソビエシュは「言い逃れは出来ないほどの罪が明らかになっている。奴隷と知っていたが、こんな人とは知らなかった」と伝えた。
それは誤解だ!とラスタは応報する。
しかしソビエシュは「娘の事、エルギ公爵の借用書や港の事、ナビエが不妊という噂を吹聴したこと…どれが誤解なのか」と問い詰めた。
ラスタは全て否定した。そして「不妊の件はそういう噂が出回っていると言っただけだ、陛下もそう言ったではないか!」と強く伝えた。
この話にソビエシュは愕然とした。ラスタは”一国の皇后が他の国の貴族に自国の内密な話を噂レベルで手紙で伝えること自体が問題だ”となぜ分からないのか。理解に苦しんだ。
そして、これ以上ラスタと話すことは無いと退去を命じた。
そもそもこの場は、ナビエとの別れの際、相手の話を聞かなかったことを後悔して設けた場だった。
しかしラスタとこのような会話をした自分が愚かだったと思い知らされた。
ラスタはこの状況から何とか打開しようと、涙声で助けを懇願。自分は大きな罪は犯していないと必死に伝えた。
しかしソビエシュの怒りは今更冷めることは無い。
去り際にラスタに「本日ロテシュ子爵とイスクア子爵夫妻の裁判があるが見て行くか」と聞くと、ラスタは見ると答えた。
**
裁判へはラント男爵ではなくピルヌ伯爵がラスタと同席することになった。また騒動を避けるため非公式で参観。地味なドレスとマントを被り目立たない様に法廷に入った。

案の定、法廷の中の噂話はラスタの話も交じって聞こえた。
*
40分ほど経った頃、まずはロテシュ子爵の裁判からスタートした。
傍観者は皆ロテシュ子爵に批判的な目を向けた。自国の尊敬する皇帝の血筋を乗っ取ろうとしたことは国民としても許せる話ではなかった。
裁判官はロテシュ子爵の罪状を述べる。
ロテシュ・リムウェルの罪状
・息子アレン・リムウェルとラスタの間に生まれた娘を控除にするために、皇帝と国民を騙した。
・息子の妻であったラスタ・イスクアが陛下の側室となった状態で息子との間に子供を持っていたことを隠した。
・この関係を秘密にして利益を得るため、ラスタ皇后を脅迫して定期的に金品を授受した。
これらの罪について、ロテシュ子爵は全てを認めると回答。
これにはラスタは驚いた。アレンとの関係を一切認めていなかったロテシュ子爵がまさか自分を嫁と認知し、全ての罪を受け入れるとは想像もできなかった。
彼はきっと他人に責任を転嫁するだろうと予想していたのに。
まさに彼は息子・アレンとラスタと手を取り地獄に引っ張ろうとしているように見えた。

ラスタはマントの下で涙を流した。
この裁判を参観するように言ったソビエシュは”自分の罪を素直に受け入れろ”と示唆しているように思え、彼のことを恨んだのだった。
*
続く。
可哀相‥。今更そんな話に呼ばれて辛い話を思い出したくもないはず。

というかナビエは妊婦なのにそんな長旅強要してくる東大帝国の気が知れない‥
最後の一手は「ラスタが奴隷ということを知っても受け入れてくれていたじゃないか」という話の事でしたね。
だけどソビエシュは華麗にスルー。
そして、ナビエの不妊の噂を流したことに付いても謝罪もできず、悪い事ではない!と言い切れるのは衝撃。
こんな分別のない大人になってはいけない…。

というか、こんな奴だと見抜けずにラスタを皇后にしたソビエシュの任命責任も問われる話だよね?!(現代で言う内閣風に…)
何でソビエシュは全て他人事なんだよ。これだからナビエに逃げられるんだよ。
彼はラスタを嫁として認めるのは屈辱なんでしょう。
さあ、ラスタはやっと自分の置かれている状況がどれだけヤバいかに気づいたか?
*
この続きの192話はこちらから

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