5/14発売の「君ノ声(2巻)」を読みました。ざっくりと感想とネタバレです。

君ノ声は絵がとても綺麗なので、ぜひ作品読んでみてください〜。
これは読んで癒される良作😀
ここからはネタバレです。注意!
ネタバレ
第6話 喜ばしき哉、御両人
場面は諏訪部家の夜。
「あの男、嫌がるあの娘を無理矢理連れ帰った、諏訪部の家に対する侮辱だ」
その言葉に謎の若者が
「誰ですか?その男…」と意味深な反応を返す。
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一成が七名を背負って自宅まで帰ると、玄関が南京錠で施錠され、社員からの書置きが…鍵が欲しければ会社に来いという。
一成はイライラしながら七名を背負って会社へ顔を出すと、時間社員たちがバタバタと一成を迎えた。
「社長!!七名さん!!婚約おめでとうございまーす!!」
社員たち全員で、社長と七名の婚約祝いが開催された。
社員たちの七名のためを思った行動を読み取った社長も自然と笑顔になり、七名も喜びの表情を浮かべる。
その後、祝いの席で酒が進み、七名がフラフラと部屋を出て行った。
足取りが怪しい七名を心配し、後を追う一成。
案の定、階段で転ぶ七名を一成が咄嗟に抱き留める。しかし七名は転んだ際に割ってしまった食器を気にする。
それに、「君が無事ならそれでいい」と優しく声をかける一成。
非常にいい雰囲気の中、運悪く突然の来客が…。
京極一成か?と聞かれる。
第7話 臆病者たちの腹の内
「いい加減にしろ、嫁入り前の女にベタベタと不快極まりない。」と叫ぶと突然、殴りかかってきた。
しかし一成を庇うように立ちふさがる七名。
「なぜその男をかばう。姉上。」
謎の来客の招待は、七名の弟:棗(なつめ)であった。
棗は次期当主であり、政略結婚で諏訪部家に七名に近づく一成に敵意を持っている。
しかし、その敵意の裏に何かを読み取った一成は、二人で話をするようにと提案する。
七名と棗は二人で対話をすることになった。
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棗は七名へ過去の行為を懺悔する。
「僕は母親の親族から迎えられた養子だ。いつか自分が同じような目に遭うかもしれないと思うと恐ろしく、父母たちの所業を見て見ぬふりをしていた。許されるなら、姉上に戻ってきて欲しい。」
「世間に出て、今まで以上の苦労をしてほしくない。」
と提案する棗。
しかし七名は首を横に振り拒否する。
身振り手振りで自分の意思を棗に伝えようとする七名。
“ココロ”
“は じ めて きいて くれた”
そして恥ずかしそうに照れ笑う七名の表情を見て
“あぁ…なんて幸せそうに笑うんだろう”
直接の会話はなくとも姉弟で意思疎通ができた棗は優しい表情を浮かべる。
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「僕はお前を認めたわけじゃないからな」と叫ぶ棗。
しかし、その表情には敵意はなく、一成のことを認めていることが伺える。
諏訪部家の後ろ盾を手に入れ順風満帆に見える一成だが、過去のトラウマから七名のことを完全には信用できない葛藤がある。
“俺は心が聞こえない君を信じない。信じたらまた裏切られる”
“だから僕は絶対に君を愛さない”
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丸く収まったことを後悔して、棗の従者棟真が何かを耳打ちした。
続けて彼にははじめから期待はしていなかったしと言った。
第8話 嗚呼、その人の為ならば
第7話のこの青年は諏訪部家の借金を肩代わりしており、諏訪部家の夫人に対して指示を出せる立場にある。
また七名への執着が強く、一成を目の敵にしている。
「どうして誰も彼もあんな妾の娘に…!!」という夫人の言葉に反応し、七名の簪を夫人の目に突き立てようとする程、強い執着心がある。
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その後の一成は仕事が忙しく一成は一週間も家に帰れていない。
今、七名さんには一成さんしかいない、きっと帰りを待っている、と社員たちに説得され、一成は一週間ぶりの帰宅を決意する。
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家に帰ると七名は机で寝ている。
そこには字を練習した後があり“京極一成サン、サビシイ”とメッセージがあった。
しばらくして七名は目を覚ますと、自分の文字を練習した紙に返事が…
“ヒトリニシテゴメン”
七名が嬉しそうな笑顔浮かべるも、一成はそれを信用できていない。
そして、君に送った簪はどうしたか?と聞く。
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七名は、翌朝やってきた美波に質問する。
“コガネイロノ オトコノカタヲ コノアタリデ ミテオリマセンカ”
見てないと答える美波。
七名の記憶では、一成からもらった簪はこの青年に回収されいる。
第9話 鬼と龍と蝶と
神の子と、幼少期の一成は村で祭り上げられていた。
「お母さんは僕のこと好き?」と聞くと、大好きと答える母。
しかし“あなたのお陰であの人がまた私を見てくれる…”と言う、母の打算の声が聞こえる一成。
それが人間不信に陥る一因となっていた。
その後、七名が金髪の青年に連れていかれる。
呼び止めようと手を取ると、そこで目が覚めた一成。
しかし現実でも七名が一成を起こそうと近くにいたため意図せず抱き寄せることになった。
そしてそのシーンを美波に目撃される。
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七名との今後を考えて葛藤する一成。
人を信用しないと心に決めておきながら、七名のことを想って行動する場面が頭をよぎる。
“俺は諏訪部家と結婚する”
“不自由はさせない でも 決して愛しはしない”
自分ならできる、と思う一成。そこに合流する美波たち。
一成の暗い気持ちが吹き飛び、和やかな雰囲気になった。
仲間に囲まれた一成は幸せそうな表情を浮かべる。
そこへ「由吉、今すぐ下に降りて時間を稼げ、ヤツ来る!!」と怒号が飛ぶ。
急に切迫した雰囲気を纏う一成に対応できない七名と由吉。
その直後、着物を着た長身の女性が入室し、いちゃもんをつけて嵐のようにまくしたてると一成の机の上を薙ぎ払い、デッサンの仕事を始めた。
あまりのショックにフリーズしている七名に美波が説明する。
「驚いただろう、あれで副社長の鬼龍蝶子(きりゅう ちょうこ)。奇天烈だが着物の図柄考えることや仕立てから仕入れまでできるんだ」と、褒める。
彼女は、破天荒でマイペースではあるものの、仕事面では一成の師匠の立ち位置にいる。
帰ってきた蝶子と社員たちで団欒としていると神妙な顔つきをした清彦が重大なニュースを伝えにやってきた。
反物の仕入れ先が次々と取り引きを打ち切りたいと言い出しているという。
社長として危機を感じた一成は、急遽、七名と取引先回りをすることになった。
第10話 悩め苦しめ、若人よ
商談のシーン。
仁科社長との商談は風向きが悪く、蝶子が何を言っても何も響かない。
顔を伏せて「許してくれ」の一点張り。
発砲ふさがりで危機的な状況にあるにも関わらず、最後の手段である諏訪部家との繋がりも一成は利用しようとしなかった。
しかし、七名に起点により諏訪部家の名前を出すことで、一成は仁科社長と取引を継続する約束を取り付けた。
*****
一成は商談のツメの甘さを蝶子に指摘される。
しかし、不自然な空気を感じる蝶子は、一成と現状を共有する。
「生糸の界隈で幅利かせている奴がいると聞くが、異国から来た貿易商らしい」
この言葉聞いて、ふと金髪の青年が記憶をよぎる。
現状、蝶子にも心当たりがあるが、行動には起こしていない。
しかし、この切迫した状況が一成を冷静にし、次にやるべき事が明確になった。
その後、商談の際に七名を利用した罪悪感がぶり返してきた一成であったが、蝶子のアドバイスに七名と向き合う事を決意した。
アドバイスは、「逃げずに七名と話しろ。それが筋の通し方だ。悩め、苦しめ。」というものだった。
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七名と合流した一成は、宿の部屋で自分の考えを七名に伝えた。
縁祭りのこと、商談のこと。
その一成の想いを受けて泣き出してしまう七名は、必死に文字を使って自分の想いを伝えようとする。
「オ ヤ ク ニ タテタ ウレシイ」
一成は、そんな七名が愛おしくてつい手を差し出してしまう。すると満面の笑顔を返す七名。
そこで一成の心の声が聞こえてきた。
その後も子供の心の声が聞こえた七名は、自分の変化に戸惑っていた。
その後、女将から諏訪部家当主が訪ねてきた事を伝えられ、一成は外へ出ると、棟真と諏訪部家当主が待ち構えて言った。
「本気で七名を娶るつもりなら、諏訪部家との縁切ってもらう」
感想
今回はここまで。
諏訪部家から不穏な空気が漂っています。
最後の当主の意図が見えず…。
それに加えて、離れていった取引先を呼びせるのか?

今回も続きが気になる!